Contents
簡単な感想
日本の教育の限界が見えた気がする本。
監督のイメージ通りに忠実に動く選手だけでは勝てない。
自己の判断の深度が重要になって来ている。
読んだ本のタイトル
不合理だらけの日本スポーツ界
著者:河田剛 氏
不合理だらけの日本スポーツ界
posted with ヨメレバ
河田 剛 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2018年04月
あらすじ・内容
スポーツ×社会学!根性や美談で成果は上がるのか?
スタンフォード大のアメフトコーチが提言
パワハラやブラック部活など「不合理」な指導が話題になる日本のスポーツ界。
一方アメリカでは、大きな産業として合理的にスポーツ界を発展させている。
どうすれば日本の文化的な価値観の中に「合理性」をうまく取り入れることができるか日米の違いを目の当たりにした著者が提言する。
(以上、Amazonより引用)
感想
アメリカでアメフト(大学)のコーチの仕事に従事してる人の米国と日本とのスポーツ文化の成熟度の違いが書いてあった。
特に相撲については、未来のタニマチへの配慮が皆無。
練習は試合のように、試合は練習のようにプレーするとは真反対な練習風景。
練習のための練習が蔓延しているらしい。
さらに、メディアへ報じて貰っているという理解が皆無で高圧的な選手が多いとのこと。
脳震盪とセカンドキャリアへのケアも皆無等とボロくそに書いてあった。
日本の国技と呼ばれる相撲がコレじゃ日本のスポーツ文化もお先が知れてる。
でも、アメリカのスポーツ文化を直輸入しても日本文化とは合わないから、日本独自のスポーツ文化の成熟が必要と締めていた。
なかなか深いわ、、
そして、日本独自のスポーツ文化の成熟はオリンピックの体たらくを見るに、まだまだ先だな。
先ずは新聞社がスポンサーから撤退しないと。。。
批判して修正する力が育たない。
そう考えると厳しいな、、
不合理だらけの日本スポーツ界
posted with ヨメレバ
河田 剛 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2018年04月
その他ノンフィクション
Share this content:
コメントを残す