簡単な感想
沖縄県と米軍基地。
銃剣とブルドーザーで追い出されたと言う地元民。
基地が出来てから集まって来たと言う自衛官。
色々な事情が重なって現在の歪な形になっている。
そんな沖縄の現状が判る一冊。
読んだ本のタイトル
あらすじ・内容
日本への占領政策としてスタートした米軍の日本駐留は現在も続き、沖縄は「基地依存」を強いられることになった。日本政府は外交・政治でこの現状にどれほど向き合ってきたか? はじめて明かされる真実。
(以上、Amazonより引用)
感想
沖縄の米軍基地の成り立ちと現状を資料を取り寄せ、取材して書いた本。
日本国土では唯一市街地で住民を巻き込んで戦闘をした地域。
多くの住民が戦火にさらされ亡くなって行った。
その後は、アメリカ領土となり日本に返還されたが基地は残った。
番犬100匹のうち74匹が沖縄におり、その犬は家人を護るのが役割なのに、躾が悪いせいで38年間で5700件の事件を起こしている。
ウチ1割が殺人、強姦、強盗と来ている。
さらに夜中、未明の遠吠え(戦闘機の爆音)が酷く番犬の派遣先に躾をお願いしても、番犬は必要だろと言われるだけ。
おかげで外国からの暴漢は戦後1度も沖縄には来ていない。
でも番犬の被害が酷いので他の家にも番犬を負担して欲しいとお願いしても、受け入れ先が無いと言われて終わる。
それが理不尽と・・・
確かに理不尽だ。
それに対して、昔は真摯に向き合う与党の政治家も居た。
そして沖縄は半分諦めて受け入れていたが、政権交代で最低でも県外と変な希望に火がついた。
でもそれは、、
公文書のはずなのに公文書が無い書類によって完全に潰えた。
そんな事もありゴタゴタしてるところに政権を取り戻した与党はかつてのような相互理解が無い状態。
そこからは、、、
何とも悲しい。。
その他ノンフィクション
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