どんな本?
国立競技場を何故壊したのか?
そして、何故あんなデザインになったのか、、
その原因は一体何だったのか?
悪いのは、誰だったのか?
それが判る本。
読んだ本のタイトル
悪いのは誰だ! 新国立競技場
著者:#上杉隆 氏
あらすじ・内容
文科省による[部外秘]資料を独自に入手!
「新国立競技場問題」に絡む“利権”と、それに群がる人たち。
誰が“悪玉”なのかを、気鋭のジャーナリスト・上杉氏があぶりだす!!
7月17日、安倍首相の表明で白紙撤回となった新国立競技場の建設案。4月以降、建設費の乱高下、デザイン案の変更、日本スポーツ振興センター(JSC)の移転問題など、さまざまな問題がなぜこのような事態になったのか? 今回の7月17日、安倍首相の表明で白紙撤回となった新国立競技場の建設案。4月以降、建設費の乱高下、デザイン案の変更、JSCの移転問題など、さまざまな問題がなぜこのような事態になったのか? 今回の顛末をよく知るキーパーソン8人の証言(鈴木寛元文部科学副大臣からのコメントも)と上杉氏が独自に入手した内部資料をもとに、その全貌を暴いていきます!
(以上、Amazonより引用)
感想
今年の夏に終わった東京五輪のメインステージ。国立競技場の建設についての問題。
最初は改築じゃなかったけ?
でも、いきなり解体が決定。
その解体も談合、、、
その次は予定価格が赤字確定の価格。
だから誰もやりたがらない。。
でもやらされる。
後の大きい仕事を期待して。。
そして、最初のザハ案からして出来レース。
お互いの設計者はお互いのために出来レースをする。
それを有り難がる素人達。
それにツッコミを入れる専門家達。
一番ウケたのはキールアーチを設置するには地下鉄の線路を貫通させないと設置出来ない設計だった事。
あと、資材の運搬費を考えて無い素晴らしさ。
さらに工期はラグビーワールドカップに間に合わせやろという強引さ。
オリンピックの予算でラグビーワールドカップの予算の肩代わりをさせる、、
その問題の根源は石原慎太郎元東京都知事、森喜朗元JOC会長の辣腕だったりする。
特に議員時代からスポーツ関連に注力していた森喜朗会長の権力が強く、どの業界でも森喜朗会長が「やれ」と言えば従うほど強烈だったらしい。
それに便乗する石原慎太郎元東京都知事。
そして、彼等の根底には前回の東京五輪の成功の妄執が詰まっていた。
途中までは良かった、、
おかしくなったのは森喜朗会長が主導し始めてからだそうな、、
考えが旧かったんだな。。
昔のオリンピックを踏襲しても世の中は良くなるわけが無いのに頑なに邁進した。
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