著者さんはどんな人?
著者の岩瀬健さんは、J2に降格した年の途中からヘッドコーチだった。
監督が解任されて、2節だけとはいえ柏レイソルの監督をされて彼の監督としての手腕を見た。
その岩瀬さんの監督だった2節で選手の動きが各段に良くなり。
レイソルが当時目指していたポゼッションサッカーが復活したと感じた。
J2では現在の監督、ネルシーニョが監督に就任。
ヘッドコーチには元福岡の監督だった井原さんがヘッドコーチになったので。
岩瀬さんは、アカデミーのコーチ(現在、大分のヘッドコーチ)に就任。
その当時の試合は観ているのであの時の事はしっかり判る。
読んだ本のタイトル
#サッカー指導者は伝え方で決まる 机上は緻密に、現場は柔軟に
著者:#岩瀬健 氏 #清水英斗 氏
あらすじ・内容
選手の約7割は指導者の理論を欲していない。では、どう伝える?
プロサッカー指導者の岩瀬健はトップチームからスクールまで様々なカテゴリーのサッカー選手を指導してきた。サッカー指導者は、ピッチ外における「指導者の理論(ロジック)」とピッチ内における「選手の感覚(フィーリング)」に隔たりがあることを自覚しなければならない、と彼は言う。つまり、机上では緻密な理論を持つことは当然として、現場ではその理論を柔軟に伝えなければ選手は躍動してくれない――。トップチーム監督デビューとなった大宮アルディージャでの経験も踏まえながら、試合、戦術、分析、練習、育成、選手など、シチュエーションごとの最良の伝え方をサッカーライターの清水英斗とともに考察していく。
(以上、Amazonより引用)
感想
「伝える」とは何か?
次のステップに行くための伝え方、、
ロジックは緻密に、伝え方はポップに、、
分かりやすく伝えるためにどうしたら良いのか。。
大人でもそうだもんな、、
勝利と育成はどっちも重要。
言語化出来ない子もいれば言語化がスラスラ出来る子もいる。
そんな子供達、プロの選手たち1人1人と向き合いながら。
そして、自身の失敗を踏まえながら次のステップへ進んでいく。
言語化が上手く、戦術目のある選手で名前が出てくるのが中山雄太だと云うのも何となく分かる。
どんなポジションでもソツなくこなす原点はユース時代から姿勢に出ていたんだな。
運命を変えた練習試合。中山雄太を育んだ柏レイソルアカデミーの日々【土屋雅史コラム】 | footballista | フットボリスタ東京五輪に挑むU-24日本代表のキャプテン、中山雄太。現在はオランダ1部のズウォレに所属し、A代表でもポジションをつかみつwww.footballista.jp
そして、似たような事を気にする選手が大谷と栗澤だったのも、、
優勝した時に2人はボランチで大活躍していたもんな、、
柏の心臓、大谷&栗澤がネルシーニョ監督から享受した帝王学 | ゲキサカ[11.29 J1第33節 柏3-1清水 柏] チーム初のJ1制覇をはじめ、柏レイソルが多くのタイトルを獲得してきた5年半web.gekisaka.jp
伝え方、聞く耳を持ってる人、聞く気が無い人。
言葉で伝えて判る人、言葉だけじゃダメな人。
言葉でも、使う単語によっては伝わる事も違う。
それでピッチに出て、修正して行くのがサッカーの戦術なんだと思う。
そして、ゲーム本番で自身の個人戦術を考えを元に修正をして、近隣の選手と話し合って更に修正する。
でも、積極的にする選手だけでは無いらしい。
全く理解せずに突っ走る選手もいるらしいw
そんな選手はいくら言っても伝わらない。
もしくは言語か違うから伝わって無い感じがあるのかもしれない。
そうかなと思ったのは彼。
柏、徳島でプレーした本田圭佑の元同僚FWドゥンビアがローマに加入 | サッカーキング ローマは31日、CSKAモスクワに所属するコートジボワール代表FWセイドゥ・ドゥンビアを獲得したと発表した。 現在27www.soccer-king.jp
言葉もあまり良くわかって無い状態で、若い彼はサッカー脳までってのは酷だったのかもしれない。
そんな感じでサッカーの戦術は結局は人と人の関係で幾らでも変わってしまうらしい。
さらに、試合後のミーティングでは選手の事を考えたらロッカールームでやるよりも一度冷ましてからやった方が良いらしい。
あぁ、、
アレはな、、
負けた時なんてキツいもんな、、
さらに時節のゲームプランを伝える方も何気に、、
コレも個人で全く違う。
育成として考えても、小学6年生にとってコーチは1年だけの関係だったりする。
コーチからしたら自身の経験年数で見てるかもしれないが、選手から見たらその時だけなのも解らないといけないらしい。
コーチがやりたい事と出来る事は違う。
そして、組織としての自身の位置とか図で書いてみると結構違って面白かったらしいw
まぁ、会社とかに当て込むと、、、
頭痛いww
相性もあるからな、、
最後までお読み頂きありがとうございます。
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