読んだ本のタイトル
#電通とFIFA ~サッカーに群がる男たち~
著者:#田崎健太 氏
あらすじ・内容
ワールドカップ開催、それにともなうスポンサー、放映権――。70年代半ばまで欧州中心だったサッカー界を大きく成長させ、そして腐敗させたアベランジェとブラッターというFIFAのドン。その背景には、日本の総合広告代理店・電通の影があった。誰がサッカーを“仕切る”のか。2月末の会長選を前に、サッカービジネスを知り尽くす電通元専務取締役が、すべてを語った。巨大化するサッカーとカネの関係にメスを入れる、意欲作。
(以上、Amazonより引用)
感想
年々肥大化するスポーツ利権。
その中でも多くの人が熱狂するサッカーのワールドカップ。
競技人口が多く、自国の代表チームが出場を賭けて予選を駆け上がる事も楽しい。
他国の代表チームでもサッカーそのものが面白いので見てしまう。
そんなサッカーワールドカップ。
近年は動く金額が大きくなって来て、その中で差配していた連中がドンドン堕落して行った。
そして本書では、日韓ワールドカップを差配した電通とFIFAの闇が根深くなって行く過程が書いてあった。
これはオリンピックのIOCとJOCにも言える。
【スポーツとは最高の余暇である。】これが根底にあるのに。
この本では、2022年に五輪汚職で逮捕された電通の高橋専務の事が結構書いてある。
ペレの引退試合を日本で開催し、国立競技場で宣伝用の看板を設置出来るようにして、、
そこまでは良かった。
それ以降の日韓ワールドカップ辺りからコンサルティング?
ロビースト?
日本語だと賄賂?がないと招致出来ず。
そんなワールドカップ開催の裏側で韓国との過酷な票の買取りという名の賄賂合戦が始まる。
日本が車を贈ったら、韓国は船を贈る。
そんな不毛な賄賂を贈る攻勢は韓国が圧倒的に有利になった。
そして、最後は2002年のワールドカップを見るに日韓共同でのワールドカップ開催となった。
そのキーマンは当時、電通の高橋専務であり彼以外にはワールドカップを韓国と共同とはいえ日本に持ってこれる人は居なかった。
でも、それはかなり金に汚い話であり。
一度、脱税などでFIFAの役員達が検挙されたが、まだまだ利権に群がる連中は多くいる状態。
それは2021年に開催された東京オリンピックでも散見された。
勿論、この時も高橋元専務が暗躍していた。
そきて、彼はいま、、、
最後までお読み頂きありがとうございます。
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