書籍「ファスト化する日本建築」建築エコノミスト・森山高至 氏著 感想・ネタバレ

書籍「ファスト化する日本建築」建築エコノミスト・森山高至 氏著 感想・ネタバレ

どんな本?

『ファスト化する日本建築』は、建築エコノミスト・森山高至 氏による、日本の建築業界における「ファスト化」の進行とその影響を鋭く分析した一冊である。本書は、住宅、公共施設、商業施設、都市計画、国家プロジェクトなど多岐にわたる分野において、迅速・低コスト・簡易性を追求するあまり、建築の質や持続性が損なわれている現状を明らかにし、その背景と問題点を掘り下げている。 

著者プロフィール

森山高至(もりやま たかし)
1965年岡山県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業後、齋藤裕建築研究所に勤務。独立後は戸建住宅から大型施設までの設計監理を手がける一級建築士。また、建築と経済の両分野に精通した「建築エコノミスト」として、地方自治体主導の街づくりや公共施設のコンサルティングにも従事。新国立競技場問題や築地市場移転問題では早期から問題点を指摘し、テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍している。主な著書に『非常識な建築業界 「どや建築」という病』(光文社新書)、『ストーリーで面白いほど頭に入る鉄骨造』(エクスナレッジ)などがある。  

書籍の特徴

本書の最大の特徴は、建築の「ファスト化」という現象を多角的に分析し、その問題点を具体的な事例とともに提示している点である。例えば、見た目重視で設計された公共施設が数年で老朽化し、多額の補修費用が発生するケースや、フェイク建材の多用による建築の質の低下など、現代の建築業界が直面する課題を明らかにしている。また、建築人材の高齢化やIT化の遅れ、都市計画における理念の欠如など、業界全体の構造的な問題にも言及している。これらの分析を通じて、建築が本来持つべき「長く使われる」「じっくり考える」といった価値観の重要性を再認識させる内容となっている。

出版情報
• 出版社:扶桑社
• 発売日:2025年4月24日
• 定価:1,155円(税込)
• 判型:新書判
• ISBN:978-4-594-10006-3
• シリーズ:扶桑社新書

読んだ本のタイトル

ファスト化する日本建築
著者:森山高至 氏

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あらすじ・内容

早い工法、安い建材、簡単な計画── 
最近の建物、 なにかがおかしい!?


・「木」を貼りたがる公共施設
・写真映えを優先する建築デザイン
・迫るタワマンの「大規模修繕」問題
・理念のない大阪・関西万博 ……etc.

建築エコノミストが現代日本の建築業界を蝕む「腐敗」を斬る!


いま、日本の建築業界の根底が揺らいでいます。
たとえば、有名建築家によって設計された施設が、オープン時には華々しい見た目から話題になったものの、本来なら何十年ともつはずなのに、数年で朽ちてしまい、何億円と補修費用がかかる……というニュースが世間を騒がせています。
また、住宅や商業施設では、石や無垢材といった自然木材を目にする機会は減り、化粧板や合成素材といった「フェイク建材」が巷に溢れ、本物の素材を扱える職人は姿を消しつつあります。
どうしてこのようなことが起こっているのでしょうか。
バブル崩壊以降、社会に余裕がなくなり、建設においても「早い・安い・簡単」、つまり「ファスト」を追い求めた結果、ますます建築業界も疲弊し、社会に悪循環をもたらしている……と説くのは、建築エコノミストの森山高至氏です。そんな建物の「ファスト化」は、わたしたちにもたらすのでしょうか。
そこで本書では、建築文化の成立を歴史から読み解き、ひるがえっていまの建築業界に山積する問題とその原因はなにかを、「住宅」「公共施設」といった身近なところから、オリンピックや大阪・関西万博のような「国家」レベルの大規模なものまで、さまざまなテーマから徹底的に解説します。


「『ファスト』が建築と結び付いたとき何が起きるでしょうか。
本来、建築とは『ファスト』とは真逆なものであったと思います。
長い時間をかけて造り、長い時間使用する。建築とは、本来じっくり考え、ゆっくり建てるということが前提だったのですが、それが、この何十年かのうちに、すぐに効果があって、てっとり早く手に入るものになりつつあり、その結果が、すぐにダメになって、すぐに必要がなくなるような事態が起きているのです、建築なのに。そのことは、社会や企業の行動にも影響を及ぼし、その結果、建築を考える建築家や、建築の構造や設備を考えるエンジニアにも、デザインを考えるデザイナー達にも、その傾向は現れはじめました。
 そして、挙げ句の果てには、大型の公共施設の建築から、都市計画にも、都市の作り方から国の有り様に向かっても、ファスト化は進行しています。
壊さなくてもいい街を壊し、通さなくてもいい道路を通し、残すべき街が無くなり、直さなくてはいけないインフラが放置されている。(中略)
建築家やデザイナーが、できた瞬間だけ評価を得られればいいと、写真映えや話題性を優先した設計デザインをおこない、早過ぎる老朽化や表現の陳腐化を知らんぷりで次の仕事をこなす。
 そして、人々が、自分の生活が手一杯で、周囲の環境や、地域文化の継承や、社会制度の維持などを意識することなく、切り離された生活を送っていくようになる。
そうしたファスト化に向かう社会現象を、私たちの暮らす社会環境そのものが産み出しているのではないか、そのことを「ファスト化する建築」を通じて見ていくことが本書の狙いです」
──森山高至 (「はじめに」より)

ファスト化する日本建築

感想

この本を読んで、まず感じたのは──いまの建物って、ほんとうに「建築」と呼んでいいのだろうか?という戸惑いであった。
かつては長く使われることを前提に、技術と思想と手間が惜しみなく注がれていた日本の建築。
それがいま、「早い・安い・簡単」の三拍子で済ませようとする「ファスト」な姿勢に染まりきっている。
この変化の背景を、筆者である森山高至氏は、現場の事例から歴史・制度・文化の水脈まで丁寧にたどってみせた。

読んでいてとくに衝撃的だったのは、「屋根が腐った美術館」の話である。
わずか20年で朽ちた建築に数億円の補修費がかかるという。
その設計者が有名な建築家であったことも驚きだが、それを許してしまった社会全体の構造に、もっと大きな問題が潜んでいることを知った。
設計時に木材の腐朽リスクを認識しながらも、「見た目」や「話題性」を優先した判断がなされていたという指摘に、背筋が冷えた。
しかもこの「木を貼る」スタイルは、いまや全国の公共施設で当然のように採用されているというから、驚くばかりである。

そして、この現象は単なる建築の話にとどまらない。
人材の育成が行き届かず、制度が責任を分断し、現場では経験よりマニュアルが重視される。
こうして、職人が去り、設計者は制度の枠に縛られ、使い捨ての建材ばかりが量産される。
これは建築の問題でありながら、社会全体の姿を映す鏡でもあった。
読み進めるうちに、「ファスト建築」という言葉の重さが、経済・教育・文化・行政などあらゆる側面に通底していることに気づかされた。

なかでも新国立競技場や大阪・関西万博といった国家規模の事例は象徴的である。
技術的にも立地的にも問題を抱えながら、理念不在のまま「計画ありき」で突き進む姿勢は、まさにファスト化の極みだと感じた。
都市を、公共空間を、文化を、こうも軽やかに、そして無責任に扱ってよいのか──そう問いかけられているように思えた。

本書を読み終えて、ただ怒りや落胆を抱えたままではいけないと感じた。
建物は生活の器であると同時に、社会の縮図でもある。
だからこそ、私たち一人ひとりが、「何をよしとするか」という基準を持ち直さなければ、この流れは止まらない。

「ファスト化する日本建築」は、警鐘であり、同時にすべての日本人に向けた警告でもある。
写真映えする建築が、数年で朽ち、誰も責任を取らず、また次の「話題」が消費されていく──そんな時代を見送るだけの存在ではいたくない。
じっくりとつくり、長く使い、きちんと継承していく。
そんな建築がふたたび当たり前となる未来に向けて、いま何ができるのか。そんな問いを読後に強く感じた一冊であった。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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備忘録

第一章 公共施設のファスト化

那珂川町馬頭広重美術館の屋根崩壊は、「腐る建築」という衝撃的な社会現象を引き起こした。
築後わずか20年での劣化は、設計や素材選択の問題を浮き彫りにし、建築界のみならず一般にも衝撃を与えた。
木材使用に対する伝統的理解と、視覚重視の現代建築の乖離が原因であり、設計者である隈研吾氏もリスクを認識していたとされる。
補修費用の高騰により、公共施設の維持管理の困難さも浮き彫りとなった。
現代の「木を貼る」建築は、地産地消政策や国産材推進を受けたものだが、視覚的演出に偏重し、伝統的な木材文化とは乖離していた。
さらに、人口減少時代の公共施設は多目的化が求められ、用途統合による設計上の矛盾が発生していた。
限られた予算下での外観デザインは無難なものに収束し、木材使用も単なる表層ラッピングに堕していた。
こうして「腐る建築」は、建築のファスト化と地域性演出の矛盾、そして公共施設のアイコン性喪失を象徴する存在となった。

第二章 商業施設のファスト化

商業建築のファスト化は、百貨店に始まり、郊外型大型モールやチェーン店舗へと進展した。
初期の百貨店は、豪奢な外観と最新設備を備え、都市の象徴として機能していたが、バブル崩壊とともに衰退を迎えた。
その後、郊外には量販店や大型ショッピングモールが広がり、建築のデザイン性は二の次とされた。
これらモールは、施設そのものよりテナント集積による集客力を重視し、建築は中立的な「プラットフォーム」と化していった。

外観は単純な箱型に統一され、内部は効率的な動線と吹き抜け設計で購買行動を促した。
建物ごとの個性は失われ、ブランドロゴやサイン計画が施設の顔を代替した。
さらに、チェーン店舗の大量出店により、全国どこでも同じ景観が広がった。
素材面では、フェイク建材の普及が進み、見た目だけが本物らしい均一空間が形成された。
これにより、商業空間における本物の素材に触れる機会は減少し、生活者の素材感覚も変容した。

こうした商業施設のファスト化は、景観の画一化と建築文化の希薄化を招いただけでなく、消費行動そのものを「早く・安く・手軽に」シフトさせる社会的影響を及ぼしたのであった。

第三章 住宅のファスト化

都市部では相続や宅地細分化により、狭小地に三階建て住宅を建てるケースが急増した。
これらの狭小住宅は、立地の利便性を武器に夫婦共働き世帯を中心に供給されたが、設計思想は乏しく、ただ駐車場付きの箱型住宅が連なる無機質な街並みを形成した。
通風や採光、視線配慮といった本来求められるべき住宅設計の工夫は放棄され、外観や屋根形状も均質化していた。

集合住宅においても同様に、かつての「下駄履きマンション」が果たしていた地域との接点は失われ、低層部は駐車場や機械設備に置き換わった。
集合住宅本来のコミュニティ形成機能は希薄化し、住民同士の関係も疎遠となった。
さらに、極小賃貸住宅の登場により、3畳程度の住戸でも生活が成り立つ時代となった。
これはスマートフォンの普及によって生活機能がコンパクト化された結果でもあり、住環境に対する要求水準の低下を象徴していた。

一方で、法制度の隙間を突いた極小長屋形式の賃貸物件が乱立し、居住環境や地域景観の悪化を招いた。
建材面では、サブロク板を基準とした工業化建材が一般化し、職人技を必要としない施工方法が主流となった。
これにより住宅の個性はますます失われ、画一化が進んだのである。住宅ファスト化の進行は、地域社会との断絶を加速させ、建築文化の継承にも深刻な影響を与えた。

第四章 建築人材のファスト化

都市のファスト化は、現場の人材力と制度設計の両面から進行していた。
かつて現場を支えた名監督たちは、受発注の裁量を持ち、信頼関係を築きながら現場をまとめていたが、近年では本社主導の管理体制が徹底され、監督の自由裁量は大幅に縮小された。

その結果、現場での即応力は低下し、柔軟な対応力に欠けるマニュアル的な運営が常態化した。

設計と施工の分離制度も、意思決定の一貫性を損ない、責任所在を曖昧にした。
建築確認はあくまで「確認」であり「許可」ではないため、最終的な責任は設計者と施工者に帰属する構造となった。
民間確認審査機関の増加も、法適合の形式審査を優先させ、設計内容の実質的な精査を後退させた。

公共工事では、発注から設計、施工までのプロセスが縦割り化し、プロジェクトマネジメントの不在が目立った。
設計内容が現実の工事コストとかけ離れる事態も生じ、入札不調や計画変更が頻発した。
欧米で普及しているコンストラクションマネジメント(CM)方式も、日本では制度整備の不備により定着しなかった。

さらに、制度遵守が過剰に重視された結果、伝統工法や新技術への挑戦は敬遠され、認定済み規格に依存する設計が一般化した。
現場ではIT機器に依存する若手が増える一方、アナログ的対応力を持つ高齢技術者に依存する矛盾も浮き彫りとなった。都市計画やインフラ整備においても、短期的成果を重視するあまり、理念や長期的視点が失われたのである。

第五章 都市のファスト化

建築人材のファスト化は、業界の根幹を揺るがしていた。
かつての棟梁制度は、若年から現場での長期修業を経て技能を継承する仕組みであったが、2000年代以降、住み込み弟子制度は崩壊し、職人の高齢化と若手の不在が深刻化した。
若年層は建設業界を敬遠し、30代・40代ですら若手と呼ばれる時代となった。

設計者や施工者も、汎用建材と標準工法に頼る傾向を強めた。建材は工業化が進み、自然素材の使用は減少した。
特にプリント板や樹脂素材などフェイク建材の普及は、職人の加工技術を不要とし、施工の均質化と効率化を推進した。これにより、素材本来の風合いや、手仕事の積み重ねによる空間の豊かさは失われた。

林業分野でも同様の現象が進んでいた。地形条件や輸送インフラの未整備、国際競争力の低下により、国産材は市場競争力を喪失した。木材輸入自由化に伴い、外国産材が市場を席巻し、国内林業は衰退した。これによって、国産材を扱える技術者や加工業者も減少し、木の文化を支える基盤が崩れていった。

現場の施工管理においても、かつての名監督たちが持っていた裁量と即応力は縮小された。本社主導の発注管理体制では、現場での臨機応変な対応が難しくなり、工事の柔軟性は損なわれた。監督一人ひとりの判断に基づく信頼関係は消え、現場の機動力は著しく低下した。

こうして建築人材と素材のファスト化は、技術力・素材選定・現場力のすべてを均質化・劣化させ、日本の建築文化に深刻な影響を与えるに至ったのである。

第六章 国際社会における国家のファスト化

建築のファスト化は、単なる建物の問題にとどまらず、社会全体の価値観と行動様式に深く影響を及ぼしていた。
元来、建築は長い時間をかけて構想し、長期にわたり使用されるべき存在であった。
しかし、近年では短期的効果と即効性を求める風潮が支配的となり、建築物は「完成した瞬間」が評価のピークとなり、その後の耐久性や継続性は軽視されるようになった。

設計者や建築家は、話題性や写真映えを意識したデザインを優先し、建物の本質的な価値を顧みなくなった。
結果として、表面的な演出に終始する建築が乱立し、数年で劣化する施設や、早期に時代遅れとなる都市空間が生まれた。
社会における建築の役割は、じっくり育まれる文化の器から、短期間の消費対象へと変質したのである。

また、公共事業や国家規模のプロジェクトにおいても、理念なき拙速な計画が蔓延した。

大阪・関西万博や新国立競技場に見られるように、地盤条件や資金調達の問題を無視した建設計画が進められ、破綻や失敗が予見されながらも止められない構造が顕在化した。こうした姿勢は、行政機関や企業だけでなく、私たち一般市民の側にも無関心という形で内在していた。

建築のファスト化は、単なる経済合理性の追求ではなく、社会が「手間をかける価値」そのものを見失った結果であった。身の回りの環境や地域文化の継承に無関心になり、自らの生活空間を考える力を失った現代社会は、建築とともに自己をも消費している。

本章は、ファスト化が建築文化のみならず、社会全体の持続可能性を脅かしている現実を強く指摘している。時間をかけ、じっくりと育む価値観を取り戻さない限り、未来の社会基盤すら脆弱なものとなると警鐘を鳴らしたのである。

あとがき

著者は、建築という営みが社会そのものを映し出す鏡であると改めて強調した。
本書を執筆するにあたり、単なる技術論や建築批評にとどまらず、なぜ建築がここまで「ファスト化」してしまったのか、その背景にある社会的・経済的構造の変容を読み解こうと試みた。

本来、建築とは時間をかけ、じっくりと人の営みに寄り添うものであった。
しかし、経済効率や即効性を重視する価値観の浸透により、建築もまた消費財の一種へと変質していった。
そこには、設計者や建築家だけでなく、発注者や行政、そしてそれを受け入れてきた社会全体の問題があると著者は捉えた。

現代日本において、ファスト化は建築の領域にとどまらず、街づくりや都市計画、さらには国家規模の公共事業にまで及んでいる。
理念なき開発、維持されないインフラ、継承されない文化──これらすべては、長期的視点を放棄した社会の姿そのものであると指摘した。

著者は、本書が単なる建築批評に終わらず、読者一人ひとりに「私たちは何を大切にすべきか」を問い直すきっかけとなることを願った。
建築に時間をかけることは、すなわち社会を育むことであり、自らの未来を形づくる行為に他ならない。
だからこそ、いま必要なのは「ファスト」ではない、じっくりと積み重ねる価値観を取り戻すことである──そう結んでいる。

その他フィクション

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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