どんな本?
フェルディナンドが旅立ったエーレンフェストの冬は重い。騒乱を好む「混沌の女神」のようなゲオルギーネに関する密告があったことで粛清が早められた。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身1」
一方、貴族院の三年生になったローゼマインは喪失感を振り払うように、忙しく動き回る。寮内では旧ヴェローニカ派の子供達が連座を回避できるように説得し、院内では領主候補生の講義初日が開始。文官コースの試験に、新しい上級司書との出会い、専門コースの専攻など、一年前とは立場も環境も激変した日々へ突入していく。
次第に「らしさ」を取り戻す中、神々のご加護まで大量に得て、ますますローゼマインの暴走は止まらない!?
「わたしの本好きウィルス、皆に広がれ!」
読んだ本のタイトル
#本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身9」
著者: 香月美夜 氏
イラスト: 椎名優 氏
あらすじ・内容
ついに火蓋を切られる「ゲルラッハの戦い」。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身9」
騎獣で駆けるローゼマインは護衛騎士に守られながら敵陣を突破! 決戦の舞台はマティアスと潜入するギーべの館へーー冷酷なグラオザムとの宿命の対決の行方は?
終戦後、エーレンフェストに帰還したローゼマインは穏やかな時間を過ごす。領地に残った者たちの武勇伝を聞いたり、神殿や下町の様子を確認したり、衣装の仮縫いをしたり。
だが、それも束の間、一連の首謀者たちの暗躍は終わっていなかった……。
ユルゲンシュミットを揺るがす戦火の全貌を目撃せよ!
前巻からのあらすじ
フェルディナンドを救出するまでがなかなかに長い。
フェルディナンドはよく生きてたよ、、
そして、フェルディナンドの予想とは違う事をするマイン。
しかも目からは誉めて光線を全開に出す。
そして援軍のダンケルフェルガー達と隣国の船を沈めて、、
しかも人質諸共攻撃とか、、
いや、アーレンスバッハの領主になったマインが防壁を張ってるから大丈夫だけどさ、、
やる事が過激だよ。
そんな事をしながら会話でマインはアーレンスバッハの領主のままでいようとするのが、、
お魚天国で図書館と研究の都市を妄想しながら敵を撃つ。
感想
アーレンスバッハが攻め入って来た。
アーレンスバッハを逆侵攻して礎に魔力を満たしたローゼマインは、ギーべの館を侵攻しているアーレンスバッハの侵攻軍を背後から急襲。
多くの騎士に護られながら敵中を突破してギーべの館を背後にして防衛陣を築いていたら。
背後のギーべの館が、ローゼマインに毒を盛ったグラオザムがギーべの館から現れラスボスのように暴れまくる。
グラオザムはギーべの館の2階のバルコニーから、人が魔石に変わる粉を振り撒いて、後方だと負傷したり魔力補充をしていた騎士達を魔石に変えてしまう。
そのギーべの館にローゼマインはマティアスと潜入して背後からグラオザムに襲いかかるが、、
グラオザムの義手が魔力を吸い込むようで攻撃が効かない状態。
グラオザムの義手かレッサーくんを掴み魔力をドンドン吸収して行くのだが、、
ローゼマインはレッサーくんを巨大化させ、義手が魔力を吸収出来る限界以上の魔力で義手を破壊。
義手の無くなったグラオザムは別の騎士達に討ち取られ、アーレンスバッハのギーべの館の侵攻を撃退する。
そして、エーレンフェストの本城に攻め寄せて来たアーレンスバッハのゲオルギーネは、様々な侵入経路を囮に使い守備側を混乱させ。
エーレンフェストの礎まで侵入して人を魔石に変える粉を使用してジルヴェスタを魔石にしたと思いながら礎の部屋に入るのだが、、
偶然にも外に出ており、粉をやり過ごしていたジルヴェスタと対峙して決闘となるが男性と女性、しかもジルヴェスタの方が若く実戦経験も豊富でゲオルギーネは討ち取られてしまいエーレンフェスト侵攻は失敗に終わる。
その後、エーレンフェストの防衛は成功し。
アーレンスバッハもフェルディナンド救出のため占領したローゼマインだったが、、
初めての実戦で、目の前で騎士達を魔石に変えた即死性の粉攻撃を直接見たせいで魔石に魔力を込める事が出来なくなった。
完全にトラウマになってしまっている。
それを最初は無自覚であったせいで防衛成功のパーティーで粗相をしてしまう。
後でトラウマになっているとフェルディナンドにバレて、そこでも説教を喰らうといつも通りでありながらも、普段の生活に戻るのかと思いきや、、
貴族院の方で不穏な動きがあると連絡が来る。
最後までお読み頂きありがとうございます。
同シリーズ
本好きの下剋上 シリーズ
兵士の娘
神殿の巫女見習い
領主の養女
貴族院の自称図書委
女神の化身
その他フィクション
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