どんな本?
空挺ドラゴンズとは、桑原太矩氏による日本の漫画。
龍と呼ばれる生物が棲息する世界観を舞台に、龍を狩って生計を立てる「龍捕り」たちの冒険と日常を描いている。
ハイ・ファンタジーに加えて、捕獲した龍を用いた料理を作るグルメ要素や、登場人物たちの人間関係を取り上げる日常系の要素をもっている。
2020年にはテレビアニメが放送。
アニメはポリゴン・ピクチュアズが制作し、フジテレビ「+Ultra」やNETFLIXなどで配信。
漫画は『good!アフタヌーン』(講談社)にて、2016年7号より連載中。
画風がナウシカの世界に似ている。
特に感じるのが食事のシーンの時の皆んなの姿勢。
読んだ本のタイトル
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
あらすじ・内容
いまでは珍しくなった龍を捕るための船・捕龍船――そのうちの一隻が「クィン・ザザ」号だ。
空挺ドラゴンズ(17)
砂漠の街・シシフスで、クルー達は空を望遠鏡で眺める不思議な女性に出会う。彼女が追っているという、100年に一度、はるか上空から巨大な龍が降りてくる「天下り」を目指し、ザザ号は千剖士の里・メガラニカへ! そして、ついに姿を現した島ほど巨大な龍の遺骸「天下り」。
100年に一度の「宴」には、数多の龍や、龍捕り、龍を解体する千剖士、そして……ヤバいヤツが集う!!
大スペクタクルなバトルが展開される、第17巻!
前から巻のあらすじ
天下り。人が行けない上空”深天”に住んでいる古代種の龍が寿命が尽きて堕ちてくる。
その時に多くの龍を引き連れて落ちてくるらしく、見たことのない龍が多く居るらしく。
その到着地が南方漠野”メガラニカそれを天空生物学者で南方漠野出身のチカ・タルカから聞いたミカはすぐ行こうと言う。
寄生する龍にクイーン・ザザが取り憑かれて船速が落ちたと思ったら、他の生物に取り憑いて神経を支配する小型龍、寄生龍まで現れて戦闘に突入。
そんな中、タキタが寄生龍に捕まり神経を支配されて片目を支配されてしまった。
タキタには寄生龍と視界を共有するようになり。
そんな視界に慣れていないタキタは酔ってぐったり。
その寄生龍を殺さないとタキタの目は戻らない。
もし、このまま街に帰ったらタキタの目は摘出しないといけない。
そんな彼女の目の前で天下りが始まる。
島のように大きい龍が地上に落ちて来た。
感想
命が尽きて”深天”より天下りして来た、島のように巨大な龍。
その身体を食べようと、巨大龍に集まる色々な龍達。
龍達が食べた後に巨大龍の素材を回収する千剖士達。
色々な千剖士達が集まり、お互いを確認するために信号凧を上げる。
その中にチカの一族もおり、青い目をした凧の下へクイーン・ザザを向ける。
チカは久しぶりにタルカ族の家族と会い再会を喜ぶ。
だが、クイーン・ザザのクルー達はタキタの目を取り戻すために、今すぐににでも飛び立とうとするが、タルカ族の族長が”送魂の儀”を行ってからにしようと提案して来る。
「皆んなで、良き風、招してこっ!」と言い。
クルー達も送魂の儀に参加してから、龍を狩る事にする。
送魂の儀は、祭りのような儀式で独特な雰囲気で行われていた。
食事も振る舞われ、龍の干し肉の出汁炊きご飯にミカは舌鼓を打つ。
ジローは千剖士の娘達に囲まれてモテモテになり、それを他のクルーが嫉妬の目で見つめ。
女性クルー達は、千剖士の晴れ着を借りて着飾るが、、、
カメラに撮られてレンタル代込みで金を取られていた。
何気に商魂逞しい千剖士達。
さらに酒も振る舞われ、チカの父親はクルー達に秘蔵の酒を振る舞う。
龍のアレを漬けた蒸留酒。
それぞれの反応が面白いw
龍舞でタルカ族の神話を演じ。
祭りの後から始まる仕事のために舞を奉じる。
祭りの風景がナウシカっぽくて、罹患中の中二病の古傷が疼く。
そして、翌朝。
祭りが終わり、巨大龍の遺骸を解体したいクイーン・ザザの船長はいつまで待てば言いとタルカ族の族長に言う。
族長曰く、巨大龍の皮膚は硬くて分厚いので、人間では切り開くのは無理なので、龍達が食べた後に巨大龍を解体しようと待機していた。
そうして、龍達が巨大龍の皮膚などを食べ始めたら千剖士達も動き出した。
これがメガラニカの千剖士達のやり方らしい。
そうしてクイーン・ザザもタキタの目を取り戻すために信号弾を上げて、タキタと目を共有している寄生龍からどう見えるのかで、方向を定めて寄生龍を探し出す。
そして、寄生龍を撃とうとしたらタキタの目には、仲間に撃たれる側の景色が見えてしまい止めてしまった。
そのスキに寄生龍は逃げてしまい、タキタの目を取り戻す作戦は失敗してしまう。
そんな時、招かざる者が現れた。
龍を襲う龍、暴食のヴィンディゴ。
身体に疾患があるのか、どんなに食べても消化出来ず。
龍を襲い食べまくった後、消化剤と龍の血肉が混じった物を吐瀉して周りに吐き散らかしてさた後。
また飢餓感のまま龍を襲い、食いまくった後に吐く。
それを繰り返す傍迷惑な龍。
その暴食のヴィンディゴが、天下った巨大龍を食べようと集まった龍達を襲う。
このままじゃ巨大龍の解体どころじゃない。
さらに巨大龍の体内に溜まっているガスもいつ爆発してもおかしくない状態。
もし、溜まったガスが爆発したらメガラニカ一帯が吹き飛ばされてしまう。
それを防ぐには、龍達を襲うウィンディゴを倒して、巨大龍の遺骸を解体しないといけない。
さらに、タキタの目を取り戻すためにもヴィンディゴは邪魔。
そのために、クイーン・ザザはヴィンディゴを捕ると決める。
普段は龍の肉の味が落ちるから使いたがらなかった、電気矢を使い。
さらに炸裂矢も使用してヴィンディゴを襲うが、、
どうも効いてない。
頭だと思って攻撃していた箇所はどうも擬態だったらしく無駄弾を使わされたようだった。
そうしていたら、巨大龍の遺骸から不思議な音が聞こえて来た。
内部のガスが膨れ上がっている音らしく、早く解体しないと辺り一面が吹き飛ばされてしまう。
このままじゃ手詰まりだと、ヴィンディゴを観察していたら。
巨大龍の天下りに随行していた龍達がヴィンディゴを襲い始めた。
今まで生き残っていた、ヴィンディゴは強固で龍達は苦戦。
そんな中、タキタと目を共有している寄生龍達がヴィンディゴの口の中に寄生。
その狙いは?
ミカが言った最後のチャンスとは?
次巻が待ち遠しい。
最後までお読み頂きありがとうございます。
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
同シリーズ
空挺ドラゴンズ
その他フィクション
アニメ
PV
Share this content:
コメントを残す