どんな本?
『葬送のフリーレン』は、山田鐘人(原作)氏とアベツカサ(作画)氏による日本のファンタジー漫画。
魔王を倒した勇者パーティーの魔法使い、フリーレンが、長命のエルフとして、人の仲間たちとの別れや新しい出会いを経て、その旅を続ける物語を描いている。
この作品は、2020年から『週刊少年サンデー』で連載開始し、今は13巻まで発売中。
2021年には、マンガ大賞や手塚治虫文化賞を受賞したことで、多くの賞賛を受けている。
2023年の秋からは、テレビアニメ版も放送開始となり、毎週金曜の夜11時に放映した。
アニメ制作を手掛けるのはマッドハウスで、フリーレンの声を担当するのは種﨑敦美氏だった。
読んだ本のタイトル
葬送のフリーレン 13
著者:山田鐘人 氏
イラスト:アベツカサ 氏
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あらすじ・内容
今は亡き勇者たちに捧ぐ後日譚ファンタジー
葬送のフリーレン 13
勇者ヒンメルと歩んだ旅路を
追想と共に再び歩む魔法使い・フリーレン。
過去へと遡った彼女の意識は、
七崩賢の残酷な魔法と対峙する――
物語は、勇者ヒンメルの奇跡を体現する。
英雄たちの“軌跡”を伝承する後日譚ファンタジー!
感想
80年後から来たフリーレンの知識を欲して、大悪魔が元の時間に戻るために必要な女神の石碑の前で勇者一行を待ち受けていた。
立ち塞がる大悪魔は3人。
血濡られし軍神、リヴァーレ。
七崩賢、奇跡のグラオザーム。
大魔族、ソリテール。
リヴァーレはアイゼンと対峙して圧倒的に攻め立てる。
残りのヒンメル達は、グラオザームの幻術に囚われて幻覚を見せられてしまった。
僧侶であるハイターは女神の加護のおかげで幻術から逃れる事が出来たが、ヒンメルとフリーレンは完全に囚われてしまった。
ヒンメルの願望か、フリーレンとの結婚式。
幸せな絶頂で、幻術をかけているグラオザームは、幻覚は絶対に解けないと自信を持って言い張る。
実際に、フリーレンは幻覚から逃れる術が無く状況に流されていた。
だご、ヒンメルは違った。
幻覚に掛かりながらも、自身の身体の感触をフリーレンの手伝いもあって取り返し。
幻覚の中の僅かな違和感を元にグラオザームに攻撃をしてきた。
幻覚の結婚式場に残されたフリーレンは、ヒンメルの持たない者の凄さに感嘆し。
剣を向けられたグラオザームは”ありえない”と動揺する。
グラオザームの腕を切り落とし、幻覚が弱った瞬間にフリーレンは目的の女神の石碑に辿り着き。
呪文解除のキーワードを紡いで80年後に帰還する。
目的を達せられず、形勢が不利になった大悪魔達は退却をするが、それはグラオザームとソリテールだけだった。
アイゼンと対峙していたリヴァーレイは、圧倒していたはずのアイゼンから反撃されて負傷して、崖から転落してしまう。
だが、退却に成功したグラオザームとソリテールは幻覚に一時的とはいえフリーレンを捕らえていたので何かしらの情報を抽出している模様。
コレが後々に響そうな伏線になってるのかもひれない。
そして、現代に戻ったフリーレンは、フェルン、シュタルクに用事は終わったと言って石碑から去る。
また、三日三晩かけて戻る事に無くシュタルクを引っ張って、、
その帰り道に、1人の戦士と出会う。
その戦士は、フリーレンを知っており何故だと聞くと。
30年以上前にヒンメルに出会ったと言う。
彼が亡くなる直前に、フリーレンを帰還させるキーワードを研究し探していたようだった。
その間、フリーレンは全く姿を表さず戦士はフリーレンを薄情だと言うが、ヒンメルは同意しながらもそれが良いとも言う。
最後には必ず会いに来てくれるとも言って。。
虚像の英雄
そうしてフリーレン達は入国審査を通過して帝国へ入り、ボーネ村に到着。
その村では魔王を討伐した日を祝して、討伐祭を行うと知る。
そして、祭りの中で勇者ヒンメルの像に触れると御利益があると聞いて、フリーレンは像に向かうと、、
服が立派で厳ついヒンメルに似てない像があった。
元の像は古くなったので、村の者達がお金を出し合って建て直した像らしい。
それに戸惑うフェルンとシュタルク。
でも、フリーレンはコレで良いと言う。
元々、フリーレンも事実が誇張される事に危惧していたが、当人のヒンメルが結果だけわかってれば良いと言っていたが、、
10mの蛇を討伐した話が1,000mの蛇を討伐した事になっていた。
魔王討伐直後の話では100mだったのに、、
事実より100倍になってしまった。
でも、この村の人達がヒンメルに感謝して、彼の偉業を称えているのは変わらないと言う。
街道の魔物
帝国領のファルベ地方。
街道に跋扈する魔物の討伐依頼を”悪夢を見れる壺”を貰う事で受けてしまう。
そして、街道を歩いていると魔物が襲って来た。
魔物を討伐したら、帝国軍の小隊の遺体があり。
彼等も頑張ったが、反撃に遭い全滅していた。
その帝国は1000年の歴史があり、魔王が蔓延っていた時も魔王軍を撃退しており周囲を全て魔王領になってしまっていたが、帝国はその中でも自領を守護し反対に魔王領に侵攻するほど強固な軍を持っていたが、、
どうも弱っているのか、それとも、、
そして、師匠であるフランメ像(男性バージョン)を見ながら彼女との会話を思い出す。
形あるものは必ず壊れる。
良い悪いを別として。
そして、フリーレンは”悪夢を見れる壺”を試す。
表紙の玉ねぎの山は悪だったもよう。(笑)
ティタン城塞
ティタン城塞跡地へ来たフリーレン一行。
ティタン城塞は魔王軍との戦闘で使われていた城塞で飾りっ気の無い無骨な城塞が帝国らしいとフリーレンは言う。
だが、城塞は崩れ掛かっており時代の流れに取り残されたようだとフリーレンは言う。
そして、魔王討伐当時にティタン城塞を治めていたのはアルメー伯だったらしい。
貴族というより戦士といった一族だったらしく、すぐ脱いで筋肉を見せるのが好きだったらしい。
城塞の近くに行くと、話題にしていたアルメー伯爵の子孫が上半身裸で魔物と戦闘していた。
話を聞くと、アルメー伯爵家は没落しており彼の祖父の代で潰されたらしい。
その彼は、アルメー伯爵家の財宝がティタン城塞の地下にあるらしいが、魔物が多く逃げて来たと云う。
その時に上着を剥がされたらしく、彼は好んで上半身裸でいるわけじゃ無いと判明。
そして、冒険者であるフリーレン達に助っ人を頼むとフリーレンは、身体をポカポカにする魔法のメモを渡す事で助っ人を承諾する。
そして、財宝を獲得してアルメー伯爵家の子孫は、この財宝で生活が楽になると喜ぶ。
一方、フリーレン達は身体がポカポカする魔法を試したが、上半身裸でいられるほど暖かくは無いらしい。
え?と云う事は、子孫の方は、、、
頑張ってきた証
帝国領へーレン地方の都市で、シュタルクの誕生日を祝いたいフェルンが、シュタルクにプレゼントを渡すまでの話。
もう、お前ら付き合っちゃえよ!
フリーレンはシュタルクのためにハンバーグを作って待っていた。
ハンバーグ食べたくなるのが困るw
影なる戦士
帝国領、アオフガーべ連峰
普通なら新しく(30年前)出来た街道を通って北部を目指すのに、昔の記憶で旧街道(かなりの悪路)を通って集落に来たフリーレン達。
その集落の村長は、影の戦士でフリーレンの暗殺を帝国から命じられていた。
そして、フリーレンを殺そうとするが、、
フリーレンも警戒しており、シュタルクを見張りに立てていた。
それでも、襲って来る。
何とか撃退したが、、
村長は何でフリーレンを襲わないといけないのか知らない。
村長の回想で彼は当初、偽装した家族として生活していた。
村に馴染み、農作業をして村の娘と結婚して徐々に普通の村人となっていた。
さら新しい街道が出来て、人通りも絶えてしまい。
ターゲットもこの村に来る事も無くなったと思い、それぞれが普通の村人として過ごし偽装していた家族も次々と寿命で亡くなって行き。
村長だけが残り、任務を全うしないで天寿に任せるだけと思ったら。
最後のターゲット、フリーレンが来てしまった。
それをフリーレンに独白した村長。
そんな話を聞いたら襲って来た相手とはいえ殺す気にもならないフリーレン。
そのまま家に帰った村長は、自身が生きながらえた事に喜ぶ自分に驚いていた。
そして、家に帰り妻と共にいい天気だと言う村長。
夜に立ち去ったフリーレン達は、もっと悪い悪路に苦戦していた。。
本当に元街道だったの?w
新たな任務
帝国領、帝都アイスベルク
魔法の扱いで帝国と犬猿の仲の「大陸魔法協会」。
その創始者ゼーリエに帝国から健国祭3日目の大規模な舞踏会に招待されたゼーリエ。
そこでゼーリエを殺そうと暗躍しているらしい。
そうはさせじと、ちょうど帝国にいるので護衛任務を請け負わせようと、1級のフェルンを帝都の城門で待ち受けていた1級のゼンゼ。
巻き込まれて、魔道具を買い漁れないと嘆くフリーレン。
よくわかっていないように見えるシュタルク。
ゼーリエの護衛は、フェルン、ゼンゼ、ユーベル、ラント、メガネの人ファルシュの5名。
ゼーリエを狙うのは影の戦士の親玉?
なかなか特徴的な顔してるし、フリーレンには監視がバレてるし、、
どうなっちゃうの?
出オチとか嫌だよ?
最後までお読み頂きありがとうございます。
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