どんな本?
漫画『ジャイアントキリング』とは、ツジトモ 氏による日本のサッカー漫画。
タイトルの「ジャイアントキリング」とは、「番狂わせ」「大物食い」を意味する言葉であり、スポーツ競技において、実力差がある格上の相手に対し、格下が勝利を挙げた場合に使う。
物語は、弱小プロサッカークラブのETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)が、かつてのスター選手である達海猛を監督に迎えて、上位チームに挑戦していく様を描いている。
達海は、現役時代から「ジャイアントキリング」を信条としており、イギリスの地方のアマチュアクラブをFAカップでベスト32に導く実績を持ってETUの監督に就任した。
漫画は、選手や監督、フロント、サポーターなど、サッカーの世界に関わる様々な人間のドラマや心理をリアルに描き出しており、サッカー経験者はもちろん、初心者でも楽しめる作品となっている。
試合の展開や戦術も臨場感があり、熱くなれる漫画。
漫画は、2007年から『モーニング』(講談社)にて連載中で、単行本は現在62巻まで刊行。
2010年にはテレビアニメ化もされている。
読んだ本のタイトル
GIANT KILLING(30)
著者:ツジトモ 氏 綱本将也 氏
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あらすじ・内容
かつて天才と呼ばれ、惜しまれつつ去ったETUの星。
(以上、Amazonより引用)
達海(たつみ)、まさかの現役復帰宣言。
その足は再び、奇跡を見せるのか――?
浦和(うらわ)との戦いに敗れ、公式戦で3連敗を喫してしまったETU。達海は全く動こうとせず、だが静かに燃える眼差しでその敗戦を見守っていた――。
翌日、選手たちの前でなされた重大発表。自身の「現役復帰」によって達海は新たなる問いを突きつける!
前巻までのあらすじ
カップ戦で鹿島にトータル7-0で負けてしまったETU。
大量失点、無得点。
そのショックの波紋はチーム内にしこりを残す。
そんな状態でも次の試合が来る。
だが、監督の達海には熱心さを感じない。
感想
村越を交代したりしたが、結局は先制されたまま追いつけずに浦和戦は敗退。
カップ戦を入れて3連敗。
8失点で無得点。
そんな不甲斐ない結果に、達海自身がテコ入れを覚悟する。
そして、普段は近寄らないサポーター席に行き。
このままでは終わらせないとサポーター達に誓う。
それにシビれる、高年齢のサポーター達w
でも、結果は3連敗。
そんな連敗した翌日の練習。
控えは練習して、フル出場していたメンバーは調整するつもりだったが、、
ピッチで達海がボールを蹴っていた。
足を怪我して歩く事も難儀している達海だったが、最近は全く足が痛く無くなってるらしい。
そんな彼は、現役復帰すると選手達に言う。
引退宣言はいた覚えも無いからGMの後藤が選手登録すれば選手として復帰は可能らしい。
ただし、監督は辞めないといけない。
そして、入団テストとして現役組とコーチ陣とのミニゲームをする事になった。
選手側にフル出場していた椿と黒田が参加。
ハンデとして、コーチ側にジーノが着く、、
そんなミニゲームに松ちゃんが燃えてる。。
そして、GMの後藤も巻き込まれてミニゲームに参加させられる。
何気にこのシーンが好き。
松ちゃんが本当に燃えてるww
ゲームは最初は達海とジーノがレベルの高いプレーで呼吸の合った連携で選手達を圧倒していたが、、
10分もしたら、達海の動きがギコチなくなって来た。
足の痛みが再発して来て、傍目でも動きが悪くなり終いには動けなくなってしまう。
結果は言うまでもなくコーチ陣の惨敗。
最初と最後のギャップがあまりに衝撃的で唖然とする選手とスタッフ達。
一緒にプレーしていた黒田が気を使うくらいボロボロになった達海。
こんな選手は監督の自分でも使えないと言い。
達海は正式な引退を選手達に表明する。
そして、最後にしみじみと、サッカーはプレーする方が楽しいと言う。
それが出来る選手達が羨ましいと、、、
それを聞いて自分達がトップリーグの選手でいる事自体が凄い事だと理解する。
多くのサッカーをプレーする人の上にいる事を再確認する。
そして、そんな達海を見た選手達は達海のメッセージをしっかり受け取り。
強豪チームへの成長が始まる。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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