どんな本?
漫画『ジャイアントキリング』とは、ツジトモ 氏による日本のサッカー漫画。
タイトルの「ジャイアントキリング」とは、「番狂わせ」「大物食い」を意味する言葉であり、スポーツ競技において、実力差がある格上の相手に対し、格下が勝利を挙げた場合に使う。
物語は、弱小プロサッカークラブのETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)が、かつてのスター選手である達海猛を監督に迎えて、上位チームに挑戦していく様を描いている。
達海は、現役時代から「ジャイアントキリング」を信条としており、イギリスの地方のアマチュアクラブをFAカップでベスト32に導く実績を持ってETUの監督に就任した。
漫画は、選手や監督、フロント、サポーターなど、サッカーの世界に関わる様々な人間のドラマや心理をリアルに描き出しており、サッカー経験者はもちろん、初心者でも楽しめる作品となっている。
試合の展開や戦術も臨場感があり、熱くなれる漫画。
漫画は、2007年から『モーニング』(講談社)にて連載中で、単行本は現在62巻まで刊行。
2010年にはテレビアニメ化もされている。
読んだ本のタイトル
GIANT KILLING (64)
著者:ツジトモ 氏 綱本将也 氏
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
あらすじ・内容
鹿島による決死の反撃を喰らい、前半終了間際に逆転を許したETU。充実のハーフタイムを終えて向かうは後半!進化が止まらない男・椿を中心に攻撃のペースを握りたいETUだったが、その前に立ちはだかるのは、強い絆で結ばれたベンチとピッチの核・早乙女と五味だったーー。
#628
決定的なパスを五味に止められ、鹿島の猛攻が続くが、紙一重の攻防が続く。
#629
紙一重の攻防が続く中、笑顔を見せる椿に戦慄する亀井。
その後、亀井が攻め上がり鹿島のマークがズレていい形になる。
#630
亀井→王子→椿へのパスでゴールゲット。
2-2
王子が亀井をカミィと呼んでると判明。
#631
早乙女の回想.1
現役時代、達海と因縁があると判明。
#632
早乙女の回想.2
五味と出会い、彼に全てを教えた結果。
五味が中心選手へと成長する。
#633
早乙女の回想.3
引退してリーグ2部の鳥栖でコーチのキャリアを始めるが、選手に人気が出て監督から干され、リーグ1部の鹿島へ移籍。
鹿島もレジェンドのアイルトンの発言力が強い事が問題化して来てもいる。
そんな時に、現役時代にライバル視していたETU監督の達海と再会。
#634
2-2に追い付いたETUは勢いに乗る。
早乙女の回想.4
中盤が弱いと猪瀬に言う早乙女はイングランドに居る五味を呼び戻す。
イングランドで2部に落ちたチームを1部に戻すより、鹿島を強くする事が面白い事なのかと早乙女に問い。
日本のサッカー選手の壁になれと言われ、五味は燃える。
その五味がETUの猛攻を止めてしまう。
#635
五味がスタンドの観客を煽ると、雰囲気が一変。
それに便乗して早乙女は、監督にフォーメーションを4-4-2から4-5-1への変更と選手交代を助言し採用される。
#636
鹿島の選手交代と戦術変更は、早乙女の策だと見破った達海は世良を下げて石神を入れ。
早乙女の策を潰す。
後半15分
#637
五分五分の流れになった瞬間。
五味がプレスのスイッチを入れてセンターサークル手前でボールを奪取。
ETUゴールを強襲して五味のシュートで終わる。
感想
鹿島戦、後半序盤の64巻。
ガブ、黒田、亀井、清川と誰が統率するか判らない状態で超ヤバイ状態。
スコアは2-1と1点ビハインドなETUは、反撃をしようと椿がスルーパスを放ったのだが、五味がパスカットして決定機を潰されてしまう。
その後、ETUゴールへ迫る鹿島を何とか跳ね返し。
亀井が黒田のようにドリブルで鹿島陣内にボールを持ち込み、マークをズラしてジーノにパス。
それを椿にパスして同点に追いつく。
勢いに乗るETUを止めるため、鹿島はフォーメーションを4-5-1へと変更し中盤に2人交代してカードを1枚貰っているガブをターゲットにスピード勝負へと移行。
それに対してETUは、世良を下げてガブをサイドハーフへ上げて、SBを統率出来る石神にしてスピード勝負を守備陣の連携で封殺する。
お互いに2枚交代した状態の後半15分。
勢いにに乗ってるETUにトドメを刺すために、五味がハイプレスのスイッチを入れてセンターサークル手前でボールを奪取。
ショートカウンターでETUゴールへ迫る。
ラストシュートはスイッチになった五味!
さらに、鹿島コーチの早乙女とETU監督の達海の因縁も出てきた。
現役時代、ポジション的に達海とマッチアップしていた早乙女は、達海をライバル視していた。
鹿島に来て、共にサッカーをプレーしようとも言ったらしが、達海はETUに居続けた。
その後は達海は海外へ行き、早乙女は鹿島で現役を続けて五味と出会う。
そして、考えてサッカーをする五味に自身の全てを教える。
その後は、コーチとなり、鹿島のレジェンドが色々と口出しをする現状を打開しようとしている。
そのキーマンが早乙女で、戦術の分析官だが2-2となりETUが勢いに乗ってる現状を打破するため戦術の変更を監督に提案する。
それをブラジル人コーチが嗜めようとするが、現状維持していたせいで追い付かれたのに、何もしない事はおかしいと言う。
そうして、鹿島の監督は早乙女の策を採用して2枚交代し、フォーメーションも変更。
だが、なかなかフィットしない。
それを面白く思ってないブラジル人コーチは、相手が判らないと思いポルトガル語でボヤきを吐く。
それをある程度聴き取れる早乙女は、コレもチーム内の競争だと言って覚悟を決めていた。
何だろう、ピッチ上も熱いがベンチも熱いぞ?
反対にETUベンチは、、、
和気藹々?(松ちゃん除く)
最後までお読み頂きありがとうございます。
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
同シリーズ
GIANT KILLING
その他フィクション
Share this content:
コメントを残す