どんな本?
田中芳樹 氏の銀河英雄伝説を封神演義の藤崎竜 氏が描く。
ラインハルトの幼少期から始まり、時系列が整理されており非常にわかりやすく描いてある。
回廊の戦い”前哨戦”
宇宙暦800年/新帝国暦2年4月。
イゼルローン回廊の入り口付近で行われた、新銀河帝国とエル・ファシル革命政府の戦闘。
帝国軍は、皇帝ラインハルト・フォン・ローエングラムが率いる大親征軍の先鋒部隊として、黒色槍騎兵艦隊司令官フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルトとアーダルベルト・フォン・ファーレンハイトの二人の提督が指揮する約3万隻の艦隊を派遣。
革命政府軍は、司令官ヤン・ウェンリーが指揮する約1万5千隻の艦隊で迎撃に出る。
回廊の戦い
回廊入り口で待ち構えていたヤン艦隊は、回廊内ギリギリに広がり周囲を包囲する陣形でビッテンフェルト艦隊を包囲。
包囲されたビッテンフェルト艦隊は反転すら出来ない状態。
そこに、遅れて回廊に侵入したファーレンハイト艦隊がヤン艦隊に襲いかかる。
ビッテンフェルト艦隊を戦場を離脱させて、自身も後退しようとしたファーレンハイト艦隊だったが、、
ファーレンハイト提督戦死。
味方を見捨てられないビッテンフェルト艦隊は、、
ファーレンハイト艦隊に突入して、艦隊は衝突回避のシステムが働いて大混乱に陥ってしまう。
そこにミッターマイヤー艦隊が急襲して来たので、ヤン艦隊はイゼルローン要塞へ後退。
本隊が到着した帝国軍15万はイゼルローン回廊入り口で付近に陣取り。
ヤン率いる革命政府軍は、イゼルローン回廊入り口を塞ぐように厚い機雷を敷設する。
侵入路を厳選させてそこに1.5万と数が劣る革命政府軍は有利に戦えるとヤンの意図を読んで帝国軍は、高価な5箇所同時にゼッフル粒子発生装置を使って機雷原に穴を開け5箇所同時に侵攻。
そしてイゼルローン回廊内で戦闘をするヤン艦隊は、巧みな艦隊運用で帝国軍を翻弄。
自軍が翻弄され、自身の乗る旗艦ブリュンヒルトを狙っているのを実感するラインハルトは、突如イキイキして来て、ヤンの意図を読んで、旗下艦隊の戦術の指揮をし出す。
最高潮に楽しそうなラインハルトのところに、、
最前線で指揮を取っていたミッターマイヤー戦死の報告が入ってくる。
読んだ本のタイトル
あらすじ・内容
圧倒的な戦力差の中で始まった回廊の戦い。しかしその差をものともせず、巧みな戦術で帝国軍を追い詰めるヤン陣営は、遂にラインハルト本陣へ迫る!! そこへ割って入った帝国軍ミッターマイヤー元帥だがヤン分艦隊に撃破され、戦死の報が届く……!? 倒れゆく味方将兵を目の当たりにしたラインハルトは友キルヒアイスを幻視するように……。激戦続く回廊の戦いの行く末は!?
銀河英雄伝説 28
備忘録
回廊の戦い終盤。
ヤン艦隊がラインハルト直属艦隊に肉薄。
メルカッツ艦隊がミッターマイヤー艦隊を崩して、ミッターマイヤー戦死の情報が錯綜してミッターマイヤー艦隊が機能停止。
その隙にヤン、メルカッツ艦隊でラインハルトを討とうしたら鉄壁のミュラーがラインハルトを護ろうと艦隊を割り込ませた。
ラインハルトを討つチャンスを逸したヤン艦隊。
さらにミュラー艦隊の背後で艦隊を編成し直して体制を立て直した帝国軍は、、
そこから革命政府軍に消耗戦を強いて行った。
兵力が少ないヤン艦隊は疲労で動けなくなって行く。
だが、ラインハルトの中のキルヒアイスがラインハルトを止めようと提言するが、ラインハルトは聞く耳を持たない。
次にキルヒアイスは、アンネローゼを連れて来て、、
表のラインハルトは謎の高熱で倒れてしまった。
後一歩でヤン艦隊を壊滅させられると思った帝国軍は急に止まり。
停戦の要請が帝国軍から来た。
それを受理して帝国軍は撤退。
ヤン艦隊は過労でその場で爆睡してしまっせいで、宇宙インフルエンザが流行して大量の病人を出してしまった。
もう戦う力は残っていない。
民主共和制への矜持は見せられたと、インフルエンザでストッパー不在でダラダラするヤン達。
そこに、エル・ファシルから革命政府の政治家、ロムスキー医師が皇帝と交渉しないと言って来た。
ロムスキー医師に急かされて、インフルエンザに罹患しなかった者達だけで、ラインハルトとの会談するため巡航艇レダⅡで帝国軍旗艦ブルリュンヒルトへ向かったのだが、、
地球教に踊らされたフォークに襲われ。
救援に来た帝国軍艦がフォークを撃退したまでは良かったのだが、、
応援に来た帝国軍の将兵が地球教徒達でヤン達を襲って来た。
ベストメンバーじゃ無かったヤン達はドンドン討ち取られて、最後の砦のパトリチョフも撃たれ。
遂にはヤンも、、
魔術師、還らず。。
感想
あぁぁぁ、、、
フィッシャーが、、、
パトリチョフが、、、
ヤンが、、、
俺、この巻が1番嫌いだ。
オノレ地球教!!!!
フィッシャーを殺したビッテンフェルト、、、
コイツは、何故か憎めん。
ウランフ提督を殺したのも彼なんだけど、戦争中の事だもんな。。
前もこの辺りで、銀英伝を離脱した。。
今後の展開、我慢して読む事にする。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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