前巻までのあらすじ
第三次ティアマト会戦。
イゼルローン回廊での大勝利の勢いに乗って、帝国軍が同盟領のティアマトへミュッケンベルガー元帥を総司令官に3万4千隻で侵攻。
それにラインハルト・フォン・ミューゼル中将は8千隻を率いて参戦。
だが、宮廷の政争を持ち込んだとミュッケンベルガーに糾弾され、ラインハルトは後方待機を言い渡される。
そして開戦すると、同盟軍のホーランド艦隊が勢いまかせな艦隊運用で帝国軍の前衛、中衛を突破。
後衛にいたラインハルト艦隊にまで肉薄して来た。
敵艦隊を眼前にラインハルトは、、
読んだ本のタイトル
#銀河英雄伝説 5
著者:#田中芳樹 氏
漫画:#藤崎竜 氏
内容
次々と武功を挙げ、着実に地位と名声を得ていくラインハルトは、新造戦艦ブリュンヒルトを手に入れ、新たな戦いに想いを馳せていた……。そんな中、友・ミッターマイヤーを救って欲しいと現れたロイエンタール…。この若き名将との出会いが、ラインハルト陣営に大いなる変革をもたらす!!
(以上、Amazonより引用)
あらすじ?
第三次ティアマト会戦
ホーランド艦隊の突撃で陣形を乱された帝国軍は前衛から中衛を突破され、後衛のラインハルト艦隊まで肉薄して来た。
だが、ラインハルトは後退せよと全艦に命令する。
狙いはホーランド艦隊のエネルギー切れ。
その前に回頭して味方艦隊と合流しようにもホーランド艦隊は敵中に孤立しており左右から攻撃を受ける。
後退しようにも前後に敵がいるので、どちらかに背後を晒す事になる。
それならとホーランドは全艦に全力前進を告げるが、、
全力で後退するラインハルト艦隊に追い付けず。
ホーランド艦隊はエネルギー切れで無防備な状態になる。
そこに、ラインハルト艦隊が主砲3連射を2回行いホーランド艦隊は壊滅。
何で?
帝国軍の前衛、中衛の射程外で徐々に逃げなかったのだろうか?
ビュコック、ウランフ両提督の救援を待ってれば、、
それ以上にエネルギーを消費してたのか?
そうなると、ホーランドの目って、、、
殲滅戦はせずラインハルト艦隊は戦闘を終結。
肉薄して来たホーランド艦隊に敬意を持って戦闘が終わったら放置したようだ。
さらに前衛、中衛もホーランド艦隊の救援に突撃して来たビュコック、ウランフ両艦隊を確認し。
総司令のミュッケンベルガー元帥は戦闘終結を宣言して帝国軍領へ後退して行く。
こうして第三次ティアマト会戦が終わる。
ホーランド艦隊を壊滅させたラインハルトは大将に昇進する。
ロイエンタールとミッターマイヤー
叛乱鎮圧した後に、門閥貴族の盟主と目されるブラウンシュヴァイク公爵の従兄弟の息子が略奪をおこなった。
平民の老婦人が指輪を取られそうになったので、指輪を飲み込んで取られないようにした。
それに腹を立てた門閥貴族の息子は、ナイフで老婦人を裂いて指輪を略奪。
その現行犯を見た上官であるミッターマイヤー少将が軍規に則り、門閥貴族の息子を銃殺処刑した。
その報復にブラウンシュヴァイク公爵の命で、甥のフレーゲル男爵がミッターマイヤーを拘束して拷問。
それを知ったロイエンタール少将が、ラインハルト大将に助けを求めた。
ロイエンタール、ミッターマイヤー両名の忠誠を条件にブラウンシュヴァイク公爵の邸宅に、ラインハルト親派の兵士達を率いて訪問する。
そして、ブラウンシュヴァイク公との話し合い。
プレーゲル男爵の元に案内されミッターマイヤーは救出された。
これを契機に門閥貴族とラインハルトの争いが表面化する。
第四次ティアマト会戦
門閥貴族達との政争が表面化した結果。
ラインハルト大将は同盟軍3万隻以上が待ち受けるティアマトへと傘下の8千隻とロイエンタール、ミッターマイヤーそれぞれ8百隻。
合計9千6百隻で向かう。
ただこの艦隊、、
ラインハルト、キルヒアイス、ロイエンタール、ミッターマイヤー、ビッテンフェルトと豪華な陣容でゲームでも不可能なチートな艦隊でもあった。
そして、同盟軍のパエッタ艦隊1万1千隻と遭遇して戦闘に入る。
その艦隊にはヤン・ウェンリー准将がいるが、、
パエッタ司令は、撤退を進言するヤンの言うことを聞かないで戦闘を決意してしまう。
そして、パエッタ艦隊は背後にガス惑星レグニッツァを背負い不利な宙域で戦闘を開始。
相手は少数とはいえチートな艦隊。
ロイエンタールは前衛から右翼3千隻を引き剥がし。
ミッターマイヤーは疾風の異名に恥じない艦隊運用で惑星を周回して敵艦隊左翼に急襲。
エネルギーは大丈夫なのか?
ラインハルトの両翼の絶妙な艦隊運用でパエッタ艦隊を追い込む。
あまりにも不利な体制なためパエッタは、風速2000キロの嵐と雷が吹き荒れるガス惑星レグニッツァに逃げ込む。
そんなパエッタ艦隊を確認したラインハルトは、、
まとめ
不思議ちゃんホーランド艦隊に追いかけれてるラインハルトくん。
でもホーランドくんはスタミナが切れて棒立ちになった瞬間にラインハルトくんはホーランドくんをボコって、ミュッケンベルガのオッサンもぐうの音も出ないほどの大勝利。
貴族に楯突いて拉致られたミッターマイヤーくんを助けてくれとラインハルトくんに泣きついたロイエンタールくん。
ラインハルトくんは拉致ったフレーゲルくんのオジサン、ブラウンシュヴァイクのオッサンにナシを付けてミッターマイヤーくんを解放する。
舎弟にしたミッターマイヤー、ロイエンタールを加えて9千6百で3万隻以上いる同盟領に行って来いとミュッケンベルガのオッサンの影で踏ん反るフレーゲルくんにパシられてしまう。
そして遭遇したパエッタのオッサンの艦隊をヒャッハーしてガス惑星レグニッツァに追い落とした。
同シリーズ
銀河英雄伝説
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