前巻からのあらすじ
イゼルローン要塞を攻略した事により社会的に疲弊しており継戦能力が限界に来ていた同盟は和平を結ぶと思ってたら。
政治家達は次の選挙のために、軍部の一部の連中が自身の立身出世のために帝国領への侵攻を採決する。
そして、総員3000万超え同盟軍の約6割の戦力を使って帝国領への侵攻を計画した。
そして、イゼルローン要塞攻略を成功させたヤン・ウェンリー中将は辞職をシトレ元帥に申請したが、、
侵攻のため却下されてしまった。
そして、第13艦隊を率いて帝国領へ遠征して行く。
読んだ本のタイトル
#銀河英雄伝説 9
原作:#田中芳樹 氏
漫画:#藤崎竜 氏
銀河英雄伝説 9|集英社 ― SHUEISHA ―
様々な思惑が絡み合う中、帝国領進攻作戦に参戦することになってしまったヤン中将。シトレ元帥はヤンが出世して軍最高地位になり、同盟軍の腐敗を淘汰することを望むが…。一方、同盟軍侵攻を察知したラインハルトは、幕下に従える優秀な部下と共にこれを迎え撃つ準備を進めていた!!
内容
様々な思惑が絡み合う中、帝国領進攻作戦に参戦することになってしまったヤン中将。シトレ元帥はヤンが出世して軍最高地位になり、同盟軍の腐敗を淘汰することを望むが…。一方、同盟軍侵攻を察知したラインハルトは、幕下に従える優秀な部下と共にこれを迎え撃つ準備を進めていた!!
銀河英雄伝説 9
あらすじ
同盟軍は帝国領へ遠征して来た同盟軍は、イゼルローン回廊の出口で大規模な帝国の防衛戦を想定していたが帝国軍の影は無く。
どんどん有人惑星を占領して行った。
有人惑星を占拠したら農奴ばかりで食糧、医薬品、生活必需品を全て引き揚げられており。
約5000万人分の生活物資を同盟領から輸送しないといけない。
そんな大規模な輸送を計画しないといけなくなったキャゼルヌ少将は、帝国軍の狙いが焦土作戦だと気が付き
即時撤退をロボス元帥に進言するが、何ら成果を出していないと却下される。
元々3000万人分の物資しか持ってなかった同盟軍。
そこに5000万人分の物資が必要となり、輸送艦隊が来るまで何とか繋がないといけないのだが、、
各艦隊で占領した惑星では色々な物が不足して行き、民衆達の不満も溜まって行く。
さらに民衆に分け与えるために同盟軍の将兵の食糧が不足して来て、現場からは早く物資を補給してほしいと司令部に求めるが。
何故か毎回出てきて門前払いするフォーク准将が自己責任で現地調達すれば良いと無責任に言う始末。
あまりの大量の出費と全く戦果が上げられ無い事に焦る政治家達は責任を取らされる事を恐れ、即時撤退の決断が出来ず結局は結論を先延ばしにした。
これが致命的な失敗の始まりだった。
そして、同盟が何とか掻き集めた物資を満載した補給艦隊はキルヒアイス艦隊の攻撃で灰燼にされてしまった。
キャゼルヌ少将が敵襲に注意しろとしつこく言っていたのにロボス元帥は護衛艦隊は最小数しか用意されず。
輸送艦隊は呑気にしてたせいで全滅。。
補給物資の不足と食糧不足による士気の低下に危機感を持ったビュコック中将は、ロボス元帥に後退を進言しに来たがフォーク准将は門前払いしようと詭弁を言う、、
あまりの無責任さと、自身の願望のみしか言わないフォーク准将にビュコック中将が批判したらヒステリーを起こしてフォーク准将は昏倒してしまう。
グリーンヒル大将が代わりに出て来て、ロボス元帥が昼寝中で起こすなと命令されたと言うと、、
ビュコック中将は、、
上疏部の不甲斐なさを嘆きながら、目の前の帝国軍への対応をするため戦場に意識を向ける。
そして、ローエングラム元帥府の艦隊が、物資不足に喘ぎ民衆解放のはずが暴動を起こされて辟易して士気が下がっている同盟軍に牙を剥く。
ラインハルトが選んだ優秀な提督達による反攻はなかなかに苛烈。
ヤンもケンプ艦隊から逃亡したが、キルヒアイス艦隊に退路を断たれて足止めされ、後ろからはケンプ艦隊が追撃して来ている。
それでも5%の損害でも大損害と覚悟していたヤンは何とか損害を抑えようとしていたら、、
昼寝をしていたロボス元帥から緊急指令が来る。
総員、アムリッツァ星域に退却せよと、、
そのせいで余計に多くの将兵の命が散って行った、、
8万隻だった同盟軍は4割近くの損害を出して5万隻にまで減る。
ロボス元帥への不信感もこの時から高まって来ていた。
元々は物凄く優秀な人だったのに、ここの所ところフォーク准将のような口だけの者を近くに置いて作戦もほとんどが失敗している。
痴呆が入っているのではと疑っている将兵もいる始末。
そんなロボス元帥を総司令にした同盟軍はアムリッツァに終結する。
アムリッツァ星域会戦両軍配置図
同盟軍5万隻に対して帝国軍は7万隻。
恒星アムリッツァの反対側から来るキルヒアイス艦隊4万隻への妨害として機雷を敷設していたが、、
その上を行く手段をラインハルト、キルヒアイスは考えていた。
同盟軍、マジでやばい。
まとめ
イゼルローン回廊を獲得して調子に乗って帝国領へ侵攻して来た同盟軍はヤル気満々だったが、帝国軍は居らず。
ただ農奴が居るだけだった。
そして彼等は飢えており。
彼等に物資を分け与えたら同盟軍も物資不足に悩む事になった。
本星では早く戦果を出せと言われ、現場からは早く物資を寄越せと言われ、キャゼルヌさんがプッツン。
ロボスの爺さんに早く帰ろうと言っても爺さんはボーーーとしてるだけ。
調子に乗ってるフォークくんは進めしか言わない。
キャゼルヌさんが何とか手配した輸送艦隊をキルヒアイスくんがボコボコにして火を付けて遁走。
さらにラインハルトくんが率いたヤンキー達が同盟軍にヒャッハーする。
ビッちゃんが特に張り切ってウランフさんに戯れ付き。
ビュコックの爺さんにはロイエンタールが敬意を持って襲い掛かる。
そしてヤンくんには撃墜王ケンプさんが襲い掛かるがキモい動きでヤンくん回避して逃げちゃった。
でもその先にはキルヒアイスくんが待ち構えておりヤンくんもフルボッコの危機!!
でもキモい動きで逃げる気満々だったが、、
ロボスの爺さんから今すぐ帰って来いという命令で大損害を出してしまう。
そしてアムリッツァで決戦を行う事になった。
最後までお読み頂きありがとうございます。
同シリーズ
銀河英雄伝説
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