グラゼニ=“グラウンドには銭が埋まっている”!!
下は240万円から、上は数億まで。
格付けが、年俸によって完全に決められている超格差社会・プロ野球。
凡田夏之介(ぼんだ・なつのすけ)は高卒でプロ入りした10年目の中継ぎ投手28歳。
左腕でサイドスローという一風変わった投球フォームと、精密なコントロールが武器の投手。
年俸が微妙に高い選手には弱く、年俸が凄く高い選手と年俸が低い選手には強いのも特徴。
全球団の1軍選手の年俸をソラで言えるという不思議な特技で、厳しい世界を必死でサバイバる!
読んだコミックのタイトル
#グラゼニ (14)
著者:#森高夕次 氏、#アダチケイジ 氏
あらすじ・内容
リーグ優勝の立役者の一人と言ってもいい夏之介(なつのすけ)は契約更改で「1億」を狙う。だが、球団から提示された金額は6600万。再度提示された額にも納得できない夏之介に、代理人・ダーティ桜塚(さくらづか)は「ポスティング・システム」を駆け引き材料として使うよう、そそのかす!
Amazonより引用
感想
シーズンが終わり、年俸交渉の時期になる。
凡田は最低でも9千万行きたかったが、、
スパイダーズの年俸の予算は20億。
VIPの5人で10億を使い、残りの60人で10億を使う予定になる。
実際に凡田が希望してる年俸は9千、でも球団は倍額の6千6百。
数回交渉をしたが7千9百以上は無理。
セットアッパーとしてチームに貢献していた凡田は、金丸と査定で区別された事に不服を持つ。
ほぼ同じ時期に2軍から昇格した打てる捕手の金丸は2.2億。
それなのに自身は8千万すら行かない。
しかも、他球団から来て1.5千だった松浪もストッパーとして活躍して年俸が1発で8千になってる。
凡田は松浪より多く投げてるのに最初は6.6千。
そんな扱いをされた凡田からしたら本気で面白くない。
ついには球団の職員と言い争いをしてしまって球団に残れないかもしれないと、愚痴を後輩の持田に言ったら、、
そこで出てきました怪しいオヤジ、ダーティ桜塚!!
そして、ダーティー桜塚が言ったのは、、
メジャーに行っちゃえYO!
8千万とか小さい金額の争いをしてないで、メジャーに行けば1億なんてすぐ超えてしまうという。
そんな事を言うダーティー桜塚に凡田は彼に唆される。。
そしてダーティー桜塚は、ポスディング希望してみろと・・・
凡田に言う。
そして凡田は球団にポスティング申請を希望したら、、
球団から希望が受理されて5億円からのポスティングの告知がメジャー球団に行く。
自身を止めてくれると思っていた凡田はショックを受けてしまう。
完全に想定外。
そんな凡田に先輩のトクがダーティー桜塚の唆されたと教えるが時既に遅く、、
まぁ、この場合はダーティー桜塚が商売上手ってだけな気がするだけなんだけど、、
そして、10日経ってもどの球団も入札して来ない。
でも、ダーティー桜塚の元には数球団が凡田に興味を持ち入札する球団はあると言う。
そして、実際、、、
ボストンのブルーソックスが入札して来た。。
凡田はアメリカに行く事になる。
そして、グラゼニの面白いところ。
野球選手の引退後の話も出て来ていた。
高額年俸を受け取っていて引退した直後の預金は以外と無い事が、、、
さらに前年の税金を払わないといけない、、
年々年俸が下がって行くから税金を払って預金が無くなるのかな?
そして、引退してコーチになって育成に関わり。
コーチじゃない時期は解説者となって野球に関わっている人、、、
戦力外になった選手の数と比べると凄く少ない。
大抵の元選手は野球以外の業界に行ってる。
それが現実らしい。。
何気に恐ろしい野球選手の人生。
成功者の影に多くの人の挫折がある。
1番恐ろしいのは、そんな彼等を食い物にしてる業界のシステムなんだけどね。。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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