どんな本?
グラゼニ=“グラウンドには銭が埋まっている”!!
下は240万円から、上は数億まで。
格付けが、年俸によって完全に決められている超格差社会・プロ野球。
凡田夏之介(ぼんだ・なつのすけ)は高卒でプロ入りした18年目の36歳。
スパイダーズの年俸交渉でモメて大リーグへ挑戦するも、ボストン・ブルーソックスとの契約直前でカットされてしまい。
モップスへ移籍。
その後、FAでゴールデンカップスに移籍していたが、、
35歳となりゴールデンカップスを自由契約となったってしまった。
そんな凡田にボストン・ブルーソックスの新監督に就任したボビー・リード氏から練習参加のオファーが届き。
紆余曲折あって、ゴールデンカップスの2軍生活で鍛えた新魔球・ナックルボールを武器に、ともに海を渡る女房役・パーシーと共にメジャー契約を勝ち取った。
読んだ本のタイトル
#グラゼニ~大リーグ編~(4)
著者:#森高夕次 氏、#足立金太郎 氏
あらすじ・内容
凡田夏之介35歳、プロ野球選手。ボストン・ブルーソックスの招待選手として迎えたオープン戦でしっかりと結果を残し、パーシーと共に晴れてメジャー開幕メンバーに名を連ねた。
グラゼニ~大リーグ編~(4)
GMを筆頭に重役が居並ぶ本社での契約も無事に終え、ついに訪れた公式戦初登板の日。相手はトロントブルージーンズ。
打線の中核を担うのは、メジャーのなかでも「最強」の呼び声が高い若手スラッガー・レゲーロjr。
恵まれた体躯に確かなミート力、圧倒的パワー…。将来を嘱望されたスター選手に、ロートルのナックルは通用するのか?
息を飲む戦いがますます白熱する第4巻。
感想
メジャーリーガーになれた凡田とパーシー。
さらに、一緒に招待されたモーリーとショーンもメジャーリーガーに返り咲く。
年俸は凡田6000万、パーシー7000万、モーリー9000万、ショーンは1億。
2021年シーズンが開幕して開幕スタメンになって1番打者になったショーンと2番になったモーリー。
開幕戦でそれぞれ1本づつ打って結果を出す。
そして、凡田とパーシーのデビュー戦は、、
アウェイのトロント・ブルージーンズ戦だった。
ただ、相手ホームのカナダのトロントのドーム球場ではなく。
コロナせで国境を越える事が出来なかったので、フロリダの野外グランドで行う事になった。
ナックルボーラーの凡田には風が吹く球場の方が良く、デビュー戦としては幸先が良い。
でも、監督のBLはプルペンコーチに一回から崩れるかもしれないと言って、控え投手に肩を作っておけと命じていた。
実際投げてみたら、、
凡田のナックルは遅くてメジャーリーガーには打ちごろの速度で、一回の1、2番は芯を喰ってサードライナー。
3番のゲレーロJr.にはホームラン級の打球を打たれるが、芯を喰ってドライブ回転がかかってシングルヒットとなっててしまうが後続が続かず。
1回を7球で終わらせてしまう。
2回はナックルがあまり揺れずに、先頭から3連打されてノーアウト満塁になるが、、
ピッチャーライナーを取って、三塁走者が戻れずダブルプレー。
その次の打者をサードゴロにして2回は10球で終わる。
3回はファーストライナー、キャッチャーフライ。
3番のレゲーロJr.にはホームランを打たれるが、、
4番をサードゴロに仕留めて9球で終わる。
いつ崩れるかわからないお陰で、ブルペンの投球の方が多くなってしまった。
相手も早打ちするなとベンチから指示が出てもストライクゾーンに吸い寄せられるから、振らないでいると追い込まれてしまう。
そしてファールを打とうとすると前に飛んでアウトになってしまっている。
4回は10球。
5回も何だかんだと投げて5回が終わって49球。
さらに、6回表に味方が得点して3-1となる。
当初は5回で終わらせる予定だった凡田の投球を延長して6回も投げさせる。
そこでレゲーロJr.にホームランを打たれるが、、
6回まで投げて58球、9被安打、2失点。
ブルペンの控え投手は60球も投げてしまった。
こんな好調な凡田を変えられるわけが無い。
7回も投げさせるしか、、、
グラゼニ展開だわww
最後までお読み頂きありがとうございます。
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グラゼニ
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