どんな本?
「理想のヒモ生活」とは、渡辺恒彦 氏によるライトノベル。
日本でブラック労働をしていた善治郎は久しぶりの休みの日に異世界に召喚された。
その召喚主は善治郎の好みドストライクの美女だった。
そんな彼女は大国の女王で、善治郎に婿に来て欲しいと言う。
善治郎は躊躇なく「はい」と返事をして地球で婿に行く準備をしていざ異世界へ、、
後宮に引き篭もるヒモ生活を享受出来ると思っだが、、
女王が妊娠したら悪阻が酷く、彼女の代理として政治の表舞台へと行くと、世間が彼を後宮に引きこもる事を許してくれなくなった。
さらに彼の持ち物のビー玉が隣国双王国の付与魔術の媒体として最高品であると判ると、、
さらに善治郎の血統も、、
そんなタイトル詐欺と言いたくなるほど大忙しな善治郎のヒモ生活。
読んだ本のタイトル
理想のヒモ生活 (19)
漫画:日月ネコ 氏
原作:渡辺 恒彦 氏
キャラクター原案:文倉 十 氏
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あらすじ・内容
ついに北大陸へ上陸! 新天地がもたらす出会いは、新たな火種の影!?
理想のヒモ生活 (19)
『黄金の木の葉号』出航から数日後。
慣れない船旅も乗り越え、ついにたどり着いた北大陸の港町ポモージエ。
北大陸では珍しく「信仰の自由」を認めている町だというが、
滞在中に『教会』の関係者である傭兵と司祭に出会い――!?
新天地がもたらす出会いは、新たな火種の影!?
【未知への乗船篇】ついに北大陸へ上陸!
感想
表紙はアウラの侍女で諜報活動を任務にしているマルグレーテ。
前巻で、出航したと思ったら。
もう無人島に着いた。
ただ、色々と苦労したのを感じられるほど善治郎と騎士、船員達との距離感が近くなってるのが見て取れる。
特に口調の荒い船員達と普通に笑顔で話をしているシーンは、生死を共にしている身内という扱いにされているのを感じる。
この関係はフレアとルクレチアとの関係にも見えて来る。
そして、さらに43日後に”黄金の木の葉号”は宗教の自由が認められている。
ズウォタ・ヴォルノシチ貴族制共和国のポモージェ港に寄港して補給と修繕をするのだが、、
そこで、3人のヤンと出会い教会の「騎士団」がポモージェ港へ奇襲を仕掛けて来ると知し。
善治郎達は戦争に巻き込まれてしまう。
備忘録
善治郎とその仲間たちが帆船「黄金の木の葉号」で長期の航海を経て、ついに小島に上陸する。
善治郎たちは海を渡る厳しい旅を経て、久しぶりに陸地を発見し、上陸する喜びを共有する。
彼らは上陸後、善治郎が瞬間移動で一時帰国し、食料や酒などの補給品を持ち帰り、無人島での宴会を楽しむ。
「黄金の木の葉号」が無人島を出発してから43日後、ポモージエ港へ無事に到着する。
ポモージエはズウォタ・ヴォルノシチ貴族制共和国の一部であり、教会の勢力が強いながらも信仰の自由が認められている国である。
フレア姫と善治郎は、この港で補給と修繕を行い、貴族との挨拶を予定する。
善治郎は、この地で傭兵のヤンと名乗る男性と出会い、情報交換を行う。
ヤンは自身も司祭の雇い主を持つと語り、この司祭は教会と無関係の人物でも受け入れる開放的な姿勢の持ち主であることを明かす。
善治郎はこの会話から、北大陸での「火薬」および「火薬を用いた兵器」の存在について考え、フレア姫にその広がりを尋ねる必要があると感じる。
王族の善治郎が異国の領主館で開かれる夜会に参加し、様々な人物と交流する様子を描く。
善治郎は、この夜会でフレア姫をエスコートし、多様な食文化や交友範囲の広さを感じ取る。
また、ツァプレ子爵という元外交官との会話を楽しみ、その地の食事や酒に対する嗜好を披露する。
さらに、ポモージエ侯爵から「教会」のヤン司祭を紹介され、対面する。
孤児ヤンが「騎士団」によるポモージエ侵攻の情報を持っていることが明らかになる。
この情報は、ヤン司祭と善治郎、さらにはフレア姫によって真剣に受け止められ、ポモージエの危機を回避するための行動が開始される。
ヤン司祭の特異な立場と、魔力のない状態でも複数の言語を習得していることが明かされ。
また、北大陸の政治的背景や、「騎士団」とズウォタ・ヴォルノシチ貴族制共和国との関係性が物語の重要な要素として描かれている。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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