漫画「百姓貴族 8巻（最新刊）」感想・ネタバレ

Contents

どんな本？
読んだ本のタイトル
あらすじ・内容
感想
同シリーズ
同著者作品
- 黄泉のツガイ
その他フィクション

どんな本？

『百姓貴族』は、荒川弘氏による日本の漫画作品で、北海道帯広の農業・酪農事情について描かれている。
この漫画は、作者である荒川弘氏自身が漫画家になる前に農業に従事していた経験に基づいており、実体験や子供時代の思い出、現在の荒川農園の様子などを含んでいる。
物語の中で、荒川弘やその家族、友人たちが登場し、農業の日常や出来事を赤裸々に語っている作品となっている。

この漫画には、荒川弘氏の自画像である牛人間のキャラクターやその家族、北海道に生息するさまざまな動物たちも登場し、農業に関する様々な話題が描かれている。
読者はこの作品を通じて、農業の楽しさと大変さ、そして農家と動物たちの関係について学ぶことができるだろう。

この作品は、荒川弘氏の農業体験に基づいたエッセイ漫画であり、農家の日常生活や農業の厳しさ、家族間の関係、さらには農業に対する社会的な見方についての洞察を提供している。
ちなみに、私も農業高校出身で北海道で農業実習などを経験しており。
描いてあるネタは刺さりまくっている。

読んだ本のタイトル

百姓貴族 8巻
著者:荒川弘氏

百姓貴族（8）

posted with ヨメレバ

荒川　弘新書館 2023年12月20日

あらすじ・内容

マンガ家になる前は北海道で七年間、農業に従事していた荒川弘。
今巻も、牛、馬、狐、犬、猫、そして……熊!?など、大型野生動物から可愛いペットまで大賑わい!!農家の年末や絵入り農産物についてなど爆笑の農業エピソードのほか、荒川弘・編集長・担当イシイが行く、北海道十勝・2泊３日の弾丸取材旅行篇を収録。十勝名所巡り、荒川農園で親父殿と対面、さらに驚きの言霊的展開が…… !?
心の滋養強壮にどうぞ、特濃☆農家エッセイ・コミック第八弾!!
百姓貴族（８）

SHINSHOKANcomic

感想

83頭目

馬の話
小栗旬をオグリキャップ系列の名前だと思っていたらしい。
そして発覚する”どさんこ”の誕生話。
開拓民が夏に使った後に、冬になったら放置して開拓民は本土へ去って行って。
それを何回も繰り返した結果が”どさんこ”らしい。
マジで酷いな、、
可愛いとか言えなくなって来た。

84頭目

子猫の話。
別の家に行った親猫に着いて行った4匹の子猫達。
親猫が亡くなったらしく荒川家にボロボロになりながら帰って来た。
親猫変わりに子猫の面倒を見るご家族のコメントが、、
文句を言いながらと嬉しそうなのが楽しい。

猫と野菜農家は敵のネズミへの備えとして相性が良いとわかる。

この後の肥溜めに落ちた犬の話は爆笑した。
あと、犬も筋肉痛になるんだね、、
当たり前だけど失念していた。

85頭目

鏡餅を大量に置く。
お互いに物を贈り合って、種類が増えるのか、、
昔ながらのお互い様精神が素晴らしいと思ってしまう。
酪農家の正月のエピソードは、、
無いよな。。
あまり儲からないのに正月なしは本気でキツいと思っている。
家業でやってる奴は本気で尊敬している。
そしてマイナス30℃以上の世界の話。
温度計が御臨終してしまう極寒の世界。
自身もマイナス27℃までは経験し、マイナス10℃の中強風の中での作業をギブアップした事を思い出した。
マイナスの世界で強風を喰らうと顔が痛いと初めて知った。
マイナス71℃のオイミャコンって地獄じゃ、、
さらに、編集のイシイさんのご実家が競馬場の近くだと判明。
馬券が風で流れて来るのか、、
畜産を辞めたせいで犬が居なくなったのか、野生動物が住居の側に来てるらしい。
そして、爆笑エピソード。
玄関の敷石行方不明事件！
そんなギリギリまでローダーで雪かきするんだ。。
しかも、発見するし！w

87頭目

春となり、冬毛から春の毛に変わるモフモフ達のエピソード。
牛用のブラシで喜ぶ犬達。
オチで竹箒では嫌だけどご主人様のする事に逆らえない犬が、、
防風林を伐ったらどうなるのかは、平野部の風の強さを知ってたら判るだろうに。
でも、枝拾いは嫌だもんな。。
枝は燃やせるのだろうか？
そして、昼寝のエピソード。
寝てたら死体と間違えられたのはやった事あるw

88頭目

お姉さんの団地の植栽のエピソードは気持ちは判る。
雑草取りの感が完全に鈍っているから今はならないけど、昔は反応していた。
そして、鳥インフルエンザに別の課の役人も徴収されるとは知らなかった。
鳥インフルエンザで鶏農家さんが潰れるのは気の毒だと思うが、、
俺には何も出来ない。
その後に、家畜から伝染する病気。
特に日本脳炎については、北海道は無かったたんだ。
エキノコックスとか独自の病気もあるのにな、、
千葉県なら破傷風かな？
元幕府の馬牧場だったから破傷風の予防があった。
沖縄に行ったら当たり前にあったけど他の県では聞かないと聞いた時は驚いた。

89頭目

牛を60頭食い殺したクマ”OSO18″。
最近、駆除されたよな、、
ユリイモの話は、高級品でも雑草は雑草。
コレは農業高校で叩き込まれたな、、

90頭目

ハロウィンで騒ぐ巷を横目にカボチャ磨きに半ギレになりながらする荒川家の人々。
カボチャを見たく無いと言うのは別の品目で喰らった事があるから気持ちはよく判る。
ジャックオーランタンを作った翌日にネズミに齧られてホラーになった話は爆笑してしまった。
猫達どうした！？ww

91頭目

百姓貴族アニメ化。
ウ●コアニメだと思ってだけど、、
短くて見ていて面白かった。
親父さんの声優さんが千葉繁さんってだけで神だと思っている。
別のエピソードで出来た子供達の希望する声優さんは笑った。
渋いぞww
最後の北海道のイモ農家の娘に北海道のジャガイモが当選するのは笑った。

92頭目

北海道取材旅行。
タクシーの運転手さんに速攻で身バレして草w
さすが有名人！
食べて、帯広高校に行ってか、、
銀の匙の舞台だもんね。
馬が寝ていたのが陽気で良い。

友人がそこ出身だけど高校は行った事無いな。
帯広畜産大は行ったけど。

帯広のばんえい競馬場での取材で、馬券が無くて綺麗だと動揺するイシイさん。
どんだけ治安悪いんだよ、、
船橋じゃないよな？

93頭目

荒川家のラスボス、親父さんと編集部の人達が会う。
普通に会話していたのを美味しくないと舌打ちする荒川さんが美味しいw
その後、畜産を辞めた時期が良かったと言いながら現場の畜産がどれだけキツイか、、
しかも、自身達も元気だったら続けていたと言うのが、、
本当にこの国って農業に優しくない。
そして、荒川家がコロナに感染して、原稿を受け取りにイシイさんが帯広に再度来るのだが、、
トンボ帰りだったらしい。
帯広、もう一回行きたいな、、
友達に連絡してみるかな？

次の九巻が待ち遠しい。

最後までお読み頂きありがとうございます。