どんな本?
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~』は、井上菜摘 氏による 漫画作品で、未来人A 氏が原作を、jimmy 氏がキャラクター原案を担当している。
話は、アルス・ローベントという主人公が転生し、異世界で弱小貴族の子として生きることになる物語。
アルスは現代と同様に異世界でも平凡な体力・知力を持っていましたが、特別な「鑑定スキル」を生まれながらにして持っており、これにより人の潜在能力を見抜くことができた。
このスキルを利用して、アルスは弱小領地を受け継ぐ中で、優秀な人材を集め、最終的には最強の領地を築き上げていくというストーリーが展開される。
「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」のタイトルを初めて見たのは、「小説家になろう」のだった。
しかし、当時はなかなか物語に没入することができず、正直に言うとちょっと残念に思っていた。
そんなとき、この物語がアニメ化されるとの情報をキャッチし、調べてみると。
漫画版があることを知り、10巻以上も発行されているとのことで、BOOK☆WALKERでこの漫画を購入し読み始る。
読んだ本のタイトル
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~(12)
著者:井上菜摘 氏
原作:未来人A 氏
キャラクター原案:jimmy 氏
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
あらすじ・内容
転生し、弱小貴族として異世界を生きることになったアルス・ローベント。現代同様、異世界でも体力・知力ともに平凡だったが、“鑑定スキル”という人の潜在能力を知ることが出来るスキルを生まれつき所持していた。アルスは自分の民たちを守るため、“鑑定スキル”で弱小領地を最強の領地へと変貌させていく───! 「小説家になろう」で累計PV3000万超の大人気作! 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記!
アルスたちの作戦により、クラン陣営はスターツ城を攻略。冬が来る前にベルツド侵攻への主要拠点を押さえることに成功する。戦いの中で、アルスには新たな仲間が増えていた。将来有望な少年兵・ブラッハム、ファム率いるシャドー傭兵団が家臣に加わる。次々と有力な人材を集め、前代未聞の功績をあげるアルスに疑問を抱く者がいた。「貴様一体 何者なんだ?」問いただす、クランの真意とは…?弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記、第12巻!!
感想
11巻も小説版よりヒューマンドラマが溢れていた。
リーツの傭兵団の時の話は小説2巻の巻末にあった。
スターツ城での雪合戦ではシャーロットが初めて見た雪にはしゃぎ。
リーツを巻き込んで雪合戦をし。
ベルツド城攻略では、合間にミレーユとトーマスの姉弟の過去話もあった。
2人は没落貴族で父親は総督側近にハメられて没落した。
それにても、バサマークの側近だった時のミレーユは鎖で縛られるとか何をしたんだ?
そのトーマスの罠は、2段階の罠だったが小説ではミレーユが見破った通りに火をかけたらトーマスが火に追われて出て来て捕まったが、漫画版では火が放たれる事を前提に罠を張り決死の突撃をするつもりだったが、クランが軍を突撃させてトーマスを捕まえた。
そのトーマスの策をロセルが見破るのは小説、漫画版共通だが、トーマスを捕虜にした後にミレーユとの会話は、トーマスがミレーユ相手に意固地になる事を氷解させた。
巻頭は雪合戦をして。
巻末の書下ろしはあの家臣団でサッカーをプレイ。
リーツにアルスがスルーパス。
ミレーユはそのうちタイガーショットを打ちそうだ。
イーグルショットかな?
ロセルも体力が付けば、、
シャーロットは、軽やかに走るイメージが出来ない。
最後までお読み頂きありがとうございます。
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
同シリーズ
漫画版
小説
類似作品
異世界のんびり農家
お薦め度:★★★★☆
ウォルテニア戦記
お薦め度:★★★★☆
おかしな転生I アップルパイは笑顔と共に
お薦め度:★★★★☆
お気楽領主の楽しい領地防衛
お薦め度:★★★★☆
理想のヒモ生活
お薦め度:★★★★☆
領民0人スタートの辺境領主様
お薦め度:★★★★☆
ロメリア戦記
お薦め度:★★★★☆
その他フィクション
アニメ
PV
OP
ED
備忘録
第100話 雪合戦
アルスに圧力をかけて、何のために功績を求めるのかと聞くクラン。
その問いにアルスは”領地の民が笑って暮らせる平和な世界を作るためです”と答えた。
それを聞いたクランは、アルスらしいと笑い、彼にアルスが玉座を狙う危ない奴だと言う家臣が居ると言って来た。
クランは注目を集めてるそれをやっかみだと言いアルスに期待しているぞと締める。
そんな事をされて悩むアルスに、雪を初めて見たシャーロットがハシャイで雪玉をぶつけ、それを注意したリーツにもぶつけたら、リーツが反撃して雪合戦となった。
それを見てファムは賭けを開催して場は混沌として来た。
それに対してクラマントは、騒がしいと言いながら、隣で呑んでいたミレーユと飲み比べを開始。
そんな大人達を横目にロセルが大きい雪ダルマを創っていたがシャーロットを追いかけていたリーツが壊してしまった。
リーツは謝ったが、ロルフが泣いてしまい罪悪感から雪合戦をしていた連中総出で雪ダルマを作成。
賭けは不成立となり、ファムに賭け金を返せと賭けた連中が言って来たが、ファムは逃亡。
それを呆れて見ていたアルスにシャーロットが”来年もまた皆んなで見たいな”と言う。
第101話 傭兵リーツ・ミューセス
リーツ・ミューセスはサマフォース帝国のレッドルートで奴隷として生まれ、幼少期に両親と妹を迎え、11歳で奴隷市場に売られた。限界な訓練の中で、リーツは優れた観察力と運動神経を持ち、急速に成長し、現場でも活躍を見せた。初陣では野盗討伐に成功し、団員たちからその実力しかし、戦争が増えている中で傭兵団が豊かになる一般人が苦しむ状況に、リーツは疑問を感じていた。
第102話 傭兵リーツ・ミューセス
リーツは傭兵団の団員がいる娘に無理強いしている場面に遭遇し、剣選んで団員を救おうとメンバーたちと対立した。その後、リーツは団員たちの悪行を止めたことで団長バロックに叱責され、団員たちに認めようようしっかりとされた。彼らの悪行に目をつぶった。
時が経ち、傭兵団は成長を遂げたもの、バロックは名声が欠けず大きな瞬間に呼ばれない現状に焦りを感じていた。フラッドは辺境のウプスナ郡での反乱討伐に参加することとなった。 リーツはバロックや団員たちの興奮に反して、何か不安を感じながらも任務に向かうこととなった。
第103話 傭兵リーツ・ミューセス
傭兵団フラッドはバズル砦で防衛戦に参加し、反乱軍と戦った。
団長バロックとリーツの活躍により一時は優勢となり、追撃を決意しながら、敵の待ち伏せに遭い相応の被害を受けた。バロックは戦死、フラッドは終了となった。
リーツはその後、差別を受けながらミーシア中をさまよい、最終的にランベルクにたどり着いた。
そこで大人びた子供に「私の家臣になってほしい」と声をかけられたことで、彼の運命は大きく変わり始めた。
第104話 ベルツド城攻略
冬が過ぎ、雪が解け始めた頃、アルスたちはベルツド城攻略に向けて出陣の準備を進めていた。
ある日、ベルツド郡長カンセスの使者がスターツ城に訪れ、休戦を提案した。
しかし、使者は「秘密兵器」を持っていると主張し、場は一時騒然となった。
ミレーユは、この主張をハッタリと判断し、クランもその考えを支持した。
一方、作戦を準備するトーマスは、不安がるカンセスを振り切って現場へ赴く。
そして、回想。
ミレーユとトーマスの幼少期。
2人の親は陰謀で貴族の地位を剥奪され、父親は子供2人を取り立てくれと総督に懇願した。
もし、取り立てないならミーシアンには危険なので殺してくれと言う。
第105話 グラジオン姉弟
貴族の地位が剥奪され父親は処刑されて死亡。
死に怯えているトーマスにミレーユは島分達は絶対に死なないと言う。
そして、父親を追い落とした奴らが襲って来ても殴られるだけで殺されなかった。
それをミレーユは貴族の地位が無くなって自由になれたと逞しい事を言う。
その後ろについて行ったトーマスだったが、ミレーユはバサマークの陣営から追放されてしまった。
それからトーマスがミレーユの後釜となりバサマークの家臣となった。
その後、ミレーユがクラン側についたと聞かされてトーマスはミレーユと決着をつけると意気込む。
第106話 デジャヴ
密偵を放った後日、密偵の報告により、「秘密兵器」はあったが、兵器は偽りであり、敵の目的は時間稼ぎと防衛罠の準備であることが判明した。
クランはこの情報をもとに出撃を決定したが、アルスとミレーユはトーマスがそんなミスをするのか疑問を感じ、ロセルも不安を抱いていた。
そしてロセルは森に伏兵が居ると予想し、クランは森を焼き払おうと号令を出す。
ミレーユはトーマスの策を破ったと思い。
トーマスは、ミレーユがそう思っているだろうと森の中でほくそ笑む。
第107話 忠誠
トーマスは兵士たちと共に森に潜み、敵を罠にかけるため、森に火魔法に反応して誘爆する罠を準備していた。
敵にわざと情報を流し、森に火魔法を放つことを期待していた。
そして火が付いたらクランの方へ突撃するとトーマスが言う。
それに慄く兵士達、トーマスはバサマークへの忠誠心で決死の突撃をする。
それに全ての兵士達がついて来てくれた。
爆発音がしたら突撃だと覚悟を決めたトーマス。
一方、クラン達は森に火をかけようとしていた。
第108話 決着
しかし、ロセルがトーマスの作戦に気づき、敵が罠を仕掛けてる可能性が高いことをクランに報告した。
クランはそれを受け、森に軍を突入させトーマスを含む兵士たちを捕らえた。
ミレーユの前に連れられたトーマス、今すぐ殺せと言うトーマスにミレーユは、今回のトーマスの作戦を見抜いたのはミレーユの弟子、ロセルだと言う。
そのままトーマスに説教しそうになったのをアルスが嗜めて、トーマスに今回はロセルに助けられたから勝てたが、トーマスとの勝負は負けたと言う。
それに憑き物が落ちたような顔をした。
捕虜となったトーマスは、クランに仕えるよう説得されたが、彼は主君バサマークへの忠誠を貫き、断固拒否した。
トーマスは牢に入れられ、ベルツド城を包囲するための出陣準備が進められた。
Share this content:
コメントを残す