どんな本?
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~』は、井上菜摘 氏による 漫画作品で、未来人A 氏が原作を、jimmy 氏がキャラクター原案を担当している。
話は、アルス・ローベントという主人公が転生し、異世界で弱小貴族の子として生きることになる物語。
アルスは現代と同様に異世界でも平凡な体力・知力を持っていましたが、特別な「鑑定スキル」を生まれながらにして持っており、これにより人の潜在能力を見抜くことができた。
このスキルを利用して、アルスは弱小領地を受け継ぐ中で、優秀な人材を集め、最終的には最強の領地を築き上げていくというストーリーが展開される。
「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」のタイトルを初めて見たのは、「小説家になろう」のだった。
しかし、当時はなかなか物語に没入することができず、正直に言うとちょっと残念に思っていた。
そんなとき、この物語がアニメ化されるとの情報をキャッチし、調べてみると。
漫画版があることを知り、10巻以上も発行されているとのことで、BOOK☆WALKERでこの漫画を購入し読み始る。
読んだ本のタイトル
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~ (15)
著者:井上菜摘 氏
原作:未来人A 氏
キャラクター原案:jimmy 氏
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あらすじ・内容
転生し、弱小貴族として異世界を生きることになったアルス・ローベント。現代同様、異世界でも体力・知力ともに平凡だったが、“鑑定スキル”という人の潜在能力を知ることが出来るスキルを生まれつき所持していた。アルスは自分の民たちを守るため、“鑑定スキル”で弱小領地を最強の領地へと変貌させていく───! 「小説家になろう」で累計PV3000万超の大人気作! 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記!
州境を流れるクメール河を防衛線に、サイツ軍の侵攻を許さないカナレ軍! しかし、敵将ボロッツが隠れた渡渉点を見つけ出し、七万の大軍が一気にカナレへとなだれ込む。自軍を守るため、リーツは退却を決意。敵の追撃を防ぐ殿を精鋭部隊が引き受ける! だが撤退作戦の最中、隊長のブラッハムがサイツ軍に取り囲まれてしまい…!? 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気世界統一記、第15巻!!
感想
今巻もヒューマンドラマが盛りだくさん。
小説版では殿はリーツがやり、援軍にブラッハムが来た。
漫画版ではブラッハムか殿をして、力尽きサイツ軍に打たれそうになってしまう。
そこに副官のザットがブラッハムを救出する。
その時のシーンで、ブラッハムは戦場に出て行ったきっり帰ってこない父と兄の事を思い出し、彼等に見つけてもらうために勇名を轟かすと決める。
ザットはブラッハムと病気で亡くした息子を重ねていた。
病気の息子の医療費を稼ぐために戦場で命をかけて金を稼いでいたザットだったが、戦場から帰ったら息子が亡くなっていた。
息子はザットにそばにいて欲しかったと言って亡くなってしまったと母から聞かされる。
そんな息子の儚い笑顔と、ブラッハムの豪快な笑顔が被って見える。
本人も言ってるが、全く似てないw
そんなブラッハムとザットのヒューマンドラマを見せられた後に、2人は部下の助けもありサイツ軍の追撃から離脱出来た。
そうしてリーツの待つ陣地へ帰還し、その後にアルスのいる砦に戻る。
そして、サイツ軍に反撃するためにサイツ州に潜伏させているファム達にサイツ軍の魔法水を減らせと命じると、これは小説版、漫画版もファムがサイツ軍の高官を騙して入れ替わり、魔法水を強奪して形成を逆転させる。
そして、サイツ軍をミーシアン州から追い出すために出陣するのだが、小説版は素直に合戦をして追い出し。
鉄砲水を発生させるための攻防があった。
そこでシャーロットとブラッハムが活躍するが、そのシーンは漫画版には無かった。
漫画版は被害を最小にするために、相手が目視出来ない山の裏から、シンの飛行船の技術を流用して高さを飛行船の模型で測り、距離を測ってと角度を計算をしてシャーロットを中心にした魔法兵に撃たせた。
サイツ軍からしたら、相手が何処から敵が撃ってるのかわからない状態で大混乱。
それで撤退を決めて渡河していたら、ムーシャが鉄砲水を発生させる。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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同シリーズ
漫画版
小説
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その他フィクション
アニメ
PV
OP
ED
備忘録
第126話 戦士の誕生
ブラッハムの過去話。
9年前、ブラッハムには尊敬する父と兄がいた。
まだ、家宝の槍(ハルバート?)が振れないのでブラッハムは戦場に連れて行ってもらえなかった。
そして、ある戦場に出た兄が負傷して戻って来て、ブラッハムに槍を渡して戦場に再度赴いて帰って来なかった。
それでもブラッハムは帰って来ると2人を待っていたが、ブラッハムを心配した知り合いは2人は死んでるぞと親切心で教えるが、ブラッハムは頑なに信じなかった。
そして、彼は家宝の槍を使って勇名を轟かせたら2人が馬に乗って戻って来ると思いバサマークの軍に入隊した。
第127話 ザットとブラッハム
味方を逃すため殿となり、武勇を奮っていたブラッハムは、敵兵に囲まれ体力が尽きて立てなくなっていた。
そんなブラッハムを救援に来たザット。
“知らぬものがいない天下の大将軍になるんだろ”と言いブラッハムを叱咤する。
そのザットの脳裏には亡くした息子の事が脳裏に浮かんでいた。
たった1人の救援に取り囲めば良いと指揮官は兵士を展開させたが、ブラッハムが気力で家宝の槍(ハルバート)を振り回して敵を怯ませた。
その時に、部下の騎馬隊が突撃して来て2人を援護してブラッハムはザットの背後に乗って敵の包囲から離脱する。
追撃しようとした敵兵をブラッハムは、威圧して怯ませて離脱を成功させると、ブラッハムは力尽きて爆睡。
意識を失ったと焦ったザット達だったが、寝てるだけだと知ると”心配させるなよ”と安心して笑う。
第128話 ザットの過去
クメール河リーツ軍拠点。
7万の兵の追撃から帰還したブラッハムをリーツ”さすが私の一番弟子だ”と褒めていた。
それを傍目で見ていたザットは、ブラッハムと亡くなった息子を似てないのにと思いながら重ねて見ていた。
ザットの息子は病気だったらしく、その医療費を稼ぐためザットは戦場で戦って金を稼いでいた。
だが、彼が戦場から帰ると、息子は亡くなっており、亡くなる直前の息子が”パパにそばにいて欲しい”と言っていたと後で知った。
金を稼げず、息子のそばに居られなかったザットはその後もズルズルと戦場に居続け、流れた結果、今度はブラッハムが目の前で殺されそうになっていた。
金のためなら見捨てるのが最善。
でも彼は”若者の可能性が潰されるのを見過ごせるか!”と奮起してブラッハムを助けに入った。
そしてブラッハムを助けて無事に戻る事が出来た。
今回はどうも選択を間違えなかったとザットは一息つく。
リーツ軍2万は、クメール砦に戻り反撃準備に備えた。
第129話 ファムの策略
サイツ軍の渡河を許してしまい、拠点も奪われ、拠点にあった物資を奪われてしまった。
ただ、サイツ軍も渡河をしながらの補給に手間取っており本格的な侵攻はまだ先だと思われた。
それでアルスはサイツ州に潜入しているファムに敵の魔法水を減らせと命令を出した。
傭兵団から家臣になって初めての仕事。
アルスの命令は絶対だと言ってファムは策略を考えた。
サイツ軍の補給担当の文官に女装したファムが近づき拘束。
その文官の姿に変装して成り替わり、補給部隊の隊長に補給物資を奪われないために地下に補給拠点を作ろうと提案させる。
第130話 形成一変
変装したシャドーの隊員は、補給部隊長に敵の奇襲を受けないために地下に物資を移動したらいいと言い。
兵士のほとんどがミーシアンに渡河してるのにどう地下に施設を作るんだと聞かれると、土魔法を使えばいいと言う。
コッソリと出世に繋がるぞと添えて。
そして地下に物資拠点を築く事を決めて
工事が終わって物資が地下拠点に全て移された。
それを待ってファム達シャドーが全て頂戴して特に魔法水を多めにミーシアンのアルスの下へ持っていた。
不足していた魔法水を補充してひと段落。
反対にサイツ軍は補給が滞り混乱中。
それをミレーユが攻めるなら今だと言って、アルス達はサイツ軍の野営陣地に攻め寄せる。
そこには技術者のシンが同行していた。
第131話 技術と戦争
サイツ軍の野営陣地のボロッソの下にブルレード砦の補給拠点が敵襲を受けたと報告が上がって来た。
そして魔法水がほぼ全滅したと知る。
補給を急ぐようにと言ったボロッソは野営陣地に響く轟音を聞いて外に出ると、ミーシアン軍の魔法攻撃を受けているのだが、、
敵影が見えない。
どこを探しても魔法を撃ってる兵士が見えずボロッソは愕然としていた。
その攻撃をしているアルス達は、シンが作った飛行船の模型で高さと距離を測り、魔法を目視しないで相手陣地に攻撃できるようになった。
さらに着弾場所を確認して、弾道を再計算して魔法兵に攻撃魔法を撃たせて重要拠点を攻撃して行った。
第132話 鉄砲水
一方的に魔法攻撃を受けており、相手が何処に居るかもわからないボロッソは、陣地を放棄してサイツ州側に撤退する事を決めた。
兵士達を渡河させて、ボロッソ本人は殿を務めると言って陣地に残っていた。
残りの兵士数は2万5千。
そしてサイツ州から来から兵士の靴があまり濡れてない事に気がつき、河の水位が下がっている事に気がついた。
そして、鉄砲水がサイツ軍を襲う。
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