どんな本?
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~』は、井上菜摘 氏による漫画作品で、未来人A 氏が原作を、jimmy 氏がキャラクター原案を担当している。
話は、アルス・ローベントという主人公が転生し、異世界で弱小貴族の子として生きることになる物語。
アルスは現代と同様に異世界でも平凡な体力・知力を持っていましたが、特別な「鑑定スキル」を生まれながらにして持っており、これにより人の潜在能力を見抜くことができた。
このスキルを利用して、アルスは弱小領地を受け継ぐ中で、優秀な人材を集め、最終的には最強の領地を築き上げていくというストーリーが展開される。
「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」のタイトルを初めて見たのは、「小説家になろう」のだった。
しかし、当時はなかなか物語に没入することができず、正直に言うとちょっと残念に思っていた。
そんなとき、この物語がアニメ化されるとの情報をキャッチし、調べてみると。
漫画版があることを知り、10巻以上も発行されているとのことで、BOOK☆WALKERでこの漫画を購入し読み始る。
読んだ本のタイトル
#転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~ (6)
著者:#井上菜摘 氏
原作:#未来人A 氏
キャラクター原案:#jimmy 氏
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あらすじ・内容
転生し、弱小貴族として異世界を生きることになったアルス・ローベント。現代同様、異世界でも体力・知力ともに平凡だったが、“鑑定スキル”という人の潜在能力を知ることが出来るスキルを生まれつき所持していた。アルスは自分の民たちを守るため、“鑑定スキル”で弱小領地を最強の領地へと変貌させていく───! 「小説家になろう」で累計PV3000万超の大人気作! 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記!
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~(6)
ミーシアン州の次期総督争いで、バサマーク陣営の罠を見破り功績を上げたアルス。切れ者揃いの敵陣に対し、人材の差で劣るクランの要望に応え、アルスは新たな逸材探しを開始する! 見つけたのは、大酒飲み、悪評数多の元総督参謀・ミレーユ。能力はリーツ同等! しかし家臣にするには危険すぎる!? 周囲の猛反対で、ミレーユの実力を計る模擬戦決行!リーツ対ミレーユの“化け物”対決、結果は…!?
備忘録&感想
ミレーユとリーツが対立し、模擬戦で決着を付けることになった。
ローベント家では、定期的に模擬戦が実施されている。これは実戦を想定したもので、進攻隊と防衛隊に分かれ、ランベルク村近くの平原で戦う。模擬戦には、歩兵三十人、弓兵十五人、魔法兵五人が配置され、騎兵は使用されない。
使用する武器は木剣や木の矢であり、赤い塗料を塗ることによって致命的な位置に攻撃が当たったかを判別する。炎の魔法は危険なため使用禁止とされ、音属性の魔法のみ使用許可が与えられる。触媒機は中型まで、魔力水は30Mまで使用できる。これらの制限により、使用可能な魔法はハイパーボイス、ランブル、トランスミット、トラップサウンドの四種類となる。侵攻隊の隊長はローベント家の当主アルスであり、防衛隊の隊長はリーツである。ミレーユも侵攻隊に参加し、指示を出す形で参加することになっているが、ミレーユ側にはアルスと新兵しかいないため、防衛隊リーツ、ロセル、シャーロット、ベテラン兵たちとの間で不公平な戦力となる。ミレーユは模擬戦における作戦を立案し、裏切り者を演じさせ偽情報を敵に流して奇襲を成功させる計画を提案する。模擬戦では、奇襲が有利な戦術とされているが、防衛隊がランベルクまで侵攻隊を30名以上到着させた場合の敗北条件も存在する。侵攻隊のリーダーは、ミレーユの作戦を実行し、裏切り者を選んで行動を開始する。
リーツ率いる防衛隊は、初期位置のランベルク村周辺にとどまり、偵察兵を出して敵の動きを伺う。
使用される音魔法トランスミットにより、アルス率いる侵攻隊が動き出したことが報告される。侵攻隊は二手に分かれ、一方が森を通り、もう一方が道を進む。
リーツとロセルは、侵攻隊の動きにどう対応するかを話し合っていたところ、アルスを裏切ると称する侵攻隊のシャマールから接触がある。
シャマールは、ミレーユに従って偽の情報で防衛隊を誘導する作戦を実行すると述べるが、実際にはミレーユへの不満から本当に裏切ることを決意し、ミレーユの本当の作戦をリーツに伝える。
リーツはシャマールから魔法の触媒機を預かり、二重持ちを疑う。
リーツの調査で、シャマールが別の触媒機を隠し持っていることが発覚し、彼の裏切りが明らかになる。
この発覚により、リーツは敵の真の意図を看破し、偽の情報に基づくミレーユの複雑な計略を逆手に取るつもりだったが、リーツ達を誘導してミレーユとアルスが囮となり、残りの新兵たちでリーツ軍の大将ロセルを討ってミレーユの勝利で終わる。
勝利後、ミレーユは引き続き家臣として働くことになる。
クランからの招待を受け、アルスはリーツ、ロセル、ミレーユ、シャーロットを含む護衛の兵たちと共にセンプラーへと向かう。移動手段は馬車であり、数日後に彼らはセンプラーに到着する。
センプラーは海に面した、城壁に囲まれた都市であり、最近になって新しく作られた城壁がある。
海を初めて目にするシャーロットやロセルはその広大さに感動する一方で、海水が飲めないことにシャーロットは驚く。彼らはクランからの招待でセンプラーを訪れ、街の活気や人の多さに驚きつつ、センプラー城へ向かう。
アルスとその部下たちはクランのもとを訪れると、クランはミレーユを見た瞬間、ミレーユがクランと争っている相手、バサマークの右腕の姉として警戒されるが、クランはアルスを信じるという言葉でその場は収まる。そして軍議が開かれると、郡長、領主からはろくな意見が出ない。アホな意見に笑うのを我慢していたミレーユにアルスが意見を言えとお願いし、ミレーユは出てきた意見のダメ出しをする。このままでは100%負けると言うミレーユはロセルに献策をしろと彼の背を押す。
そしてロセルは北側のパラダイル州をクラン側に引き込む外交を提案する。皇帝に忠誠を誓っているパラダイル州への仲介を皇帝に頼むと提案する。
それをクランが採用し、アルスに全権を与えるという。
そして交渉役として婚約者のリシアと結婚していく過程が、原作よりも早い展開であることに驚く。祝いの場で執事が号泣している。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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