どんな本?
『薬屋のひとりごと』は、日向夏 氏による日本のライトノベル作品。
中世の後宮を舞台に、薬学の専門知識で事件の謎を解く少女・猫猫(マオマオ)の物語。
小説家になろうで連載されているほか、ヒーロー文庫からライトノベル版が刊行されている。
また、月刊ビッグガンガンと月刊サンデーGXでコミカライズ版が連載されており、2023年にはテレビアニメ化も決定している。
月刊サンデーGXの方が、中華の雰囲気が強く、文化の小さい部分にも気をつけているように感じている。
読んだ本のタイトル
#薬屋のひとりごと ~猫猫の後宮謎解き手帳~(2)
(英語: The Apothecary Diaries、中国語: 药屋少女的呢喃)
著者:#倉田三ノ路 氏
原作:#日向夏 氏
キャラクター原案:#しのとうこ 氏
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あらすじ・内容
これ、毒です――妃暗殺事件を少女が暴く!
薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ 2
誘拐された挙句、とある大国の後宮に売り飛ばされた薬屋の少女・猫猫(マオマオ)は、皇帝の子供が不審死する原因を鉛白だとつきとめた功で、美形の宦官(去勢された男子)・壬氏により、上級妃である玉葉妃の下女にされてしまう。そんな中、後宮の大イベント「園遊会」が開催される。玉葉の毒見役として参加した猫猫は、出された膳を満悦の表情で口にするが――? 第1集は発売直後に重版出来! ここでしか読めない、原作者・日向夏氏書き下ろしの原作小説番外編も掲載した、大ヒットノベルのコミカライズ第二弾が登場!!
感想
園遊会
年に2回の園遊会。
吹きさらしの中で行われるため、昨年は風邪を引いた人もいたらしい。
それで今年は幼い皇女を園遊会に出席させるため、猫猫は温石を着物の内側に仕込む事を提案。
さらに猫猫も化粧をしたらソバカスが消えた。
妓楼の娘である猫猫は、顔をわざと醜くして変な男に襲われないように自衛のためにわざとソバカスを入れていたと判明。
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『#薬屋のひとりごと』🍃
第5話のピックアップシーン公開!
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そんなサプライズがありながらも、園遊会は開催される。
その中で玉葉妃、梨花妃に続き残り2人の上級妃が紹介される。
阿多妃
主上の幼馴染で東宮だった頃から後宮にいる妃。
主上との間に1人子供が居たが、亡くなっている。
里樹妃
1番幼く、色々と問題を抱えている妃。
元々は先帝の妃であったが、5年前に先帝が亡くなり。
一度出家して、息子の現帝の主上の妃になっている。
そして、侍女達との関係も悪い。
そのせいか園遊会の服装は色が浮いてしまっている。
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第6話先行カット解禁✨
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第6話「園遊会」
▼予告映像https://t.co/puu3bY6oqE
▼放送・配信情報https://t.co/pRQoM2rwND
📺第6話は11/11(土)25:00~
日本テレビ系にて順次全国放送! pic.twitter.com/GicMFEmTVT
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毒見
簪を壬氏、李白、梨花妃から貰う猫猫。
それに御冠になる玉葉妃。
そして、タイトルの毒見。
里樹妃の侍女が嫌がらせで膳を取り替えて、青魚のアレルギーのある里樹妃に食べさせる陰険ないじめをしていた。
それに気付きながらスープを口に含むと、、
毒と断じて退席。
そして毒の処置をしようとしたら、壬氏が猫猫を捕まえて彼女が持っていた嘔吐剤を飲ませて、、
乙女の尊厳を、、w
その後、里樹妃と侍女を呼びアレルギー体質を軽んじた悪戯は止めるようにと遠回しに侍女に牽制する。
直接的では無く、やんわりと判るように、、
🍃『#薬屋のひとりごと』🍃
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🎞次回予告アップ🎞
第6話「園遊会」
📺第6話11/11(土)25:00~
日本テレビ系にて順次全国放送!
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里帰り
簪の使い方を小蘭に教えてもらった猫猫は、ナンパで簪をくれた李白に身元保証人をお願いして3日間の里帰りを実現する。
その身元保証人の本当の意味を知らずに、、
そして利用するだけでは李白にはメリットが無いので、猫猫はツテを駆使して高級妓楼館、緑青館の三大美姫を紹介すると言う。
それに惑わされた李白は、三大美姫の白鈴と引き合わされて、、
白鈴はツヤツヤになる。
そして、妓楼では心中未遂事件が起きて、猫猫の養父、羅門の英知を痛感する。
下女の死
1人の下女が堀で入水自殺する。
里樹妃の毒殺を企てたと書いてある遺書も見つかり自殺と決着が付きそうになったが、、
死んだ下女は纒足だった。
堀に入るためには、城壁に登らないといけない。
その城壁は足場が申し訳程度あるだけで、纒足の女性には無理だと判明。
そして、高順が容疑者を割り出した。
主上が東宮の頃から後宮に居る、阿多妃の侍女頭だった。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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備忘録
六話 園遊会
猫猫は壬氏から園遊会のための暖房策を求められ、渋々承諾する。その後、猫猫は翡翠宮で新しい侍女服の試着と、園遊会に向けた準備をする。玉葉妃は侍女たちに翡翠の装飾品をつけ、猫猫に首飾りをかける。しかし、猫猫が化粧をしていることが侍女たちに露呈し、驚きを持って迎えられる。猫猫がすでに化粧済みの顔であったことが明らかになる。
園遊会の前に、玉葉妃と侍女たちは庭園で時間を待っている。猫猫の用意した温石と温めた飴のおかげで皆が寒さを感じずに済んでいた。玉葉妃は猫猫の助けに感謝し、猫猫は公主の世話を忠告する。高順は壬氏の振る舞いを観察し、壬氏は玉葉妃に対して特別な好意を持っていることを示唆する。
猫猫は壬氏から男物の銀の簪を頭に挿されるが、その意味を理解していない。
玉葉妃は猫猫に簪を挿し直し、猫猫が彼女だけの侍女ではなくなったことを指摘する。
園遊会は宴席で開かれ、席は四夫人の敵対心を煽る配置に見える。猫猫には関係ないと思いつつ、強い風が吹き、寒さで困る。猫猫は温石で寒さをしのぐが、他の侍女たちは震えている。四夫人の侍女たちは代理戦争をするが、玉葉妃の侍女は数が少なく不利に見える。
衣装のことで揉めている様子があり、猫猫はその場を静かにするために動く。猫猫の正体に気付いた侍女たちは恐れて退く。桜花は猫猫をかばい、寒さ対策のために温石の確認をする。徳妃と淑妃の侍女たちも代理戦争をしており、徳妃と淑妃の間には年齢差による複雑な関係があることが示唆される。猫猫はこの後宮の複雑な人間関係に頭を悩ませる。
七話 毒見
徳妃里樹の第一印象は、空気が読めない子だった。猫猫と貴園は公主のもとへ向かい、温石を交換する。里樹妃が不機嫌な様子で侍女たちと現れ、挨拶をせず去る。猫猫は周囲の侍女たちに温石を配り、暖を取らせる。しかし、水晶宮の侍女たちは猫猫から距離を置く。
猫猫は、李白と名乗る武官から簪を受け取るが、特に感激しない。梨花妃が現れ、猫猫に紅水晶の玉飾りを挿す。猫猫は玉葉妃の毒見役として働き、宴席での毒見を積極的に行う。
食事の毒見中に、他の毒見役よりも迅速に行動し、宴席の注意を集める。
ある料理が毒であることを指摘し、宴はどよめきの中で終わる。
猫猫は、宴席で毒が入った料理を吐き出し、その場を離れた後、壬氏に出くわす。
壬氏は猫猫を医務室に連れて行こうとするが、猫猫は元気そのもので、毒に対する好奇心から吐き出したことを後悔している。猫猫は、毒を美味しく食べる自分の「向上心」を主張し、壬氏には理解されない。毒を食べても元気な猫猫を見て、宴席で食べた人がいたことを壬氏は告げる。その人物は大臣であり、猫猫は解毒剤を持っていたが、使用する機会はなかった。
猫猫は、徳妃里樹を呼び出し、彼女が特定の食物にアレルギー反応を示すことを明らかにし、彼女の安全を確保するために注意を促す。猫猫はその後、壬氏による不適切な触れ合いを拒否し、玉葉妃のもとへ報告に向かう。壬氏は徳妃が狙われたのかを問い、猫猫は他の皿に毒がなければそういうことになると答える。壬氏が考え込む中、猫猫は部屋を退出する。
猫猫は、翡翠宮で特別な看護を受けた後、いつものそばかすを作るためのおしろいを使って顔を整え、仕事に戻る。玉葉妃と公主の世話をしていた紅娘を探しに行き、自分の不在を謝る。しかし、玉葉妃は猫猫の寝坊を心配する一方で、猫猫が先日の宴席で毒と言い出してから注目されていることを伝える。
猫猫は、高順から羹が入った銀の器を受け取り、その器に触れた人物の指紋を調べることで、徳妃の毒見役が意図的に食事を入れ替えた可能性を示唆する。猫猫はこの事件が内部によるいじめであると推測し、高順にその見解を説明する。
高順は壬氏にこの事態を報告し、壬氏は猫猫の物言いに感心するが、内部犯による事件の可能性に頭を悩ませる。壬氏は、自分の仕事を急いで終わらせることを決意する。
八話 里帰り
宮廷内の毒殺騒動が大きな問題となっている中、猫猫は洗濯小屋の裏で下女の小蘭と話している。小蘭は猫猫に関する噂に興味津々で、猫猫が毒を食べた侍女だと思っている。猫猫は、自分が当事者であることを隠しつつ、会話を進める。その過程で、小蘭から後宮からの出口に関する話を聞く。一方、武官の李白は、猫猫から簪を介して呼び出され、翡翠宮へ行く。彼は猫猫との間で、出家を願う猫猫の希望を聞き、彼女が提供する高級妓楼「緑青館」での花見の提案に驚く。猫猫は、自分を後宮から出すために李白を利用しようとしているが、李白は当初は猫猫の提案を信じられない。しかし、猫猫が持つ紹介状と簪を見て考えを変える。
玉葉妃と紅娘は、猫猫が後宮から出ることについて話し合っているが、猫猫本人はその意味を完全に理解していないようだ。猫猫は出発の準備をしながらも、周囲の人々からは祝福されるが、その背後には彼女が計画の全貌を把握していないという事実がある。壬氏が猫猫の出発後に翡翠宮を訪れると、玉葉妃は何か計画をしているようで、紅娘はこれから起こるであろう事態を恐れている。
猫猫は李白と共に、彼女が帰りたいと願っていた花街へと向かっている。花街は宮廷の反対側にあり、歩いて行ける距離にある。猫猫は懐かしい風景や食べ物の匂いに心を動かされつつ、緑青館という老舗の高級妓楼に到着する。
猫猫は以前、真珠の涙を持つ遊女だったが、今では緑青館で権力を持つ老婆に会い、過去の記憶を振り返る。李白は白鈴という名高い妓女との出会いを楽しみにしているが、猫猫は彼が上客として扱われることに感謝している。
やり手婆は猫猫から給金の半分を受け取るが、それだけでは不十分だと言い、さらなる金銭を要求する。猫猫は身売りから解放されるためには、さらに金銭が必要であり、困難に直面している。
やり手婆は猫猫に対して、高級妓女になることを勧め続けており、猫猫は自分の未来について思案する。最終的に猫猫は、花街の脇道を抜け、自分の家に戻る。家では、年老いた父親が彼女を迎え、二人は簡素な夕食を共にする。父親は後宮での猫猫の体験を聞きつつ、彼女の安否を気遣う。猫猫は父親の優しさに触れながら、簡素ながらも温かい家庭の中で安らぎを見つける。
猫猫は鶏の鳴き声と共に目覚め、家の外に出ておやじが畑に出ていることに気づく。外で「さわるな」と書かれた木箱を見つけるが、中を確認した後、何もなかったことにする。その後、騒がしく扉を叩く女童によって、中堅の娼館へと連れていかれる。そこで、男女が中毒状態で倒れており、猫猫は応急処置を行う。おやじが到着し、さらに治療を施す。猫猫はこの男女が何によって中毒状態になったのか、おやじと共に調べ上げる。
この事件は、男女が心中を図ったように見えるが、実際は妓女が客の男を殺そうとした計画があったことが暗示される。妓女は麦稈を使って毒を避け、男だけが毒を摂取するよう仕向けた。事件の背後には複雑な人間関係があり、特に男は過去に多くの女性を傷つけており、その復讐の対象となっていた。
猫猫はこの複雑な人間関係と心中事件の背後にある計画を理解し、その場を後にする。花街の複雑な世界に再び足を踏み入れた猫猫は、後宮と花街が異なるようでいて、本質的には閉じ込められた空間であることを感じ取る。そして、自分にはこの事件とは関係ないことを自覚しつつ、緑青館へと向かい、もらい湯をすることに決める。
三日間の里帰りを終えた猫猫は、緑青館で李白に贅沢な体験をさせてしまったことを後悔しつつ、翡翠宮に戻る。
しかし、戻ってみると、壬氏が何かについて不満を抱いている様子で、猫猫を冷たく迎える。
九話 下女の死
猫猫は、壬氏に対して李白と過ごしたことや、彼に簪をもらったことを説明し、その対価として李白が満足したことを報告するが、壬氏は猫猫が自分に対して何もしてくれなかったことに不満を持っているようだ。
猫猫は壬氏にも満足してもらえるような対価を提供できなかったことを謝罪するが、壬氏はその意味を誤解している。
その後、壬氏は玉葉妃や高順と話す中で、猫猫が実際には李白とどのような関係にあったのか、そして彼女が後宮に戻ってきた真意を理解する。猫猫は自室に戻り、壬氏からのさらなる対応を待つことになるが、壬氏は自分の誤解を反省し、猫猫との間に誤解が生じたことを悔やんでいる。猫猫が帰宮したことによって引き起こされた誤解や不満は、後宮内の人間関係に微妙な影響を及ぼし、猫猫はその中で自分の立ち位置を再確認することになる。
その後、猫猫はやぶ医者と共に、後宮の堀から発見された女官の死体を調査することになる。死体は尚食の下女で、自殺とみられていたが、猫猫は一人で城壁を越えて堀に入ることは不可能だと指摘する。死因や自殺か他殺かは明らかにされないが、猫猫は生きたまま堀に落ちたと推測する。
この話では、猫猫が死体の調査を行い、その過程で壬氏とのやり取りを通じて、後宮の暗部に触れる。
また、猫猫の死に対する考え方や、彼女が持つ独特の価値観が描かれている。最終的に、死んだ娘が毒殺騒ぎの場にいたことと自殺とされる結末について、猫猫が風の噂で知ることになる。
高順は、やけどの女官の調査結果を壬氏に報告する。調査の結果、柘榴宮の淑妃の侍女頭、風明が関与していることが判明する。
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