どんな本?
「MAJOR 2nd(メジャーセカンド)」は、満田拓也 氏によって描かれている 日本の漫画 漫画シリーズ。
この作品は、満田拓也 氏が描いた野球 漫画「MAJOR」の続編。
「MAJOR」の主人公、本田吾郎の息子、本田大吾が主人公となっている。
茂野大吾は父親に似ず身体が小さく肩も弱かった。
それに挫折して野球を辞めてしまうが、佐藤俊也の息子、光のおかげで野球に復帰。
中学生になって野球部の部長になったのだが、、
野球部には男子は大吾しかおらず、他は全員女子だけしかいなかった。
そこに新一年生の男子、仁科と千葉が入るが、女子との混合チームで見た目的に弱小と侮られてしまう。。
それから一年。。。
元メジャーリーガー佐藤俊也が監督となり、新入部員が多く入部するかと思ったら、、
読んだ本のタイトル
MAJOR_2nd (メジャーセカンド) 28
著者:満田拓也 氏
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あらすじ・内容
「負ければ引退」の夏大会、初戦から激闘!
MAJOR 2nd(メジャーセカンド)(28)
吾郎の息子・大吾は主将として中学最後の大会へ挑む!
初戦の相手は【港南の怪童】古谷が率いる、ふじみ原。
風林大尾のエース・睦子も躍動し、試合は激しい投手戦に…!!
感想
本作は、中学3年生となった、元メジャーリーガーの茂野吾郎の息子である。
茂野大吾が風林大尾混合チームの主将として中学最後の大会に挑む様子が描かれている。
この巻では、風林大尾のエースである睦子が躍動し、初戦の相手チームは、かつて【港南の怪童】として知られていた古谷が率いるふじみ原との激しい投手戦が繰り広げられる。
その前の試合となった古谷への噛ませ犬扱いとなったト部とアンディー達がちょっと気の毒。
彼も最後の夏だったのに、、
そして、大吾達の初戦は、想定外の古谷率いるふじみ原となる。
スタメンは、、
外野手:千葉、藤井(妹)、魚住
内野手:眉村、相楽、沢、アニータ
投手:佐倉
捕手:茂野
打順:
藤井、眉村、沢、茂野、魚住、アニータ、千葉、佐倉、相楽
試合開始から古谷の投球に一回の表の風林大尾の攻撃は三者三振で終わってしまう。
古谷は中学生にしてトミージョン手術を乗り越え、野球に復帰したばかりのピッチャーであったが、その投げる球には強烈な迫力がある。
しかし、彼の球は彼自身のチームメイトにも捕らえられず、彼の凄い投球を活かせなかった。
そんな中、幼馴染であり子供の頃に古谷の球を受けた経験のある。
マネージャーの滝が古谷の球を受けることになり、彼女の健気な様子が描かれる。
一方、睦子も見事な投球を見せ、強打者の古谷には申告敬遠をして、試合は投手戦としての面白さを極める。
申告敬遠をする様子を見て、観戦していたト部は驚き、相方のアンディーが納得してるシーンが笑える。
一塁に出た古谷は、盗塁を試みるが睦子のクイックと大吾の迷いない投球で古谷の盗塁を阻止してより投手戦を面白くしてくれる。
しかし、試合の行方を左右する一幕が訪れる。
打者2巡目の3回表、風林大尾の攻撃で戦闘打者の藤井が相手の守備が乱れて内野安打を放ち。
送りバントで一死二塁。
佐藤監督の指示で三盗を試みるとその策はハマり一死三塁となる。
3年生から捕手をして、球を取るだけで精一杯な滝の弱点を突いて来た。
勝負事とはいえ、その場面にいた観客がどう感じるか、作者は巧みに表現している。
滝ちゃんの健気さを知ってしまうと、、
それでも、古谷は温存していたナックルカーブで3番の沢を三振にし、前の打席でいい当たりをしていた4番の大吾を申告敬遠。
二死一三塁となる。
5番魚住に対して、古谷はナックルカーブを投球に織り交ぜ、捕手の滝は捕球するのに苦慮した結果。
手前で捕球しようとして、ミットがバットに当たってしまい打撃妨害で二死満塁となってしまう。
元々マネージャーでほぼ未経験者の滝はやってしまった。
その後、6番のアニータを三振にして無失点で切り抜けたが、いつ力尽きてもおかしくない状態。
古谷の後に投手がいないのに対して、風林大尾は2番手投手に仁科がいる。
超人的に強い古谷1人におんぶに抱っこなふじみ原。
女子が中心だが、全国的に通用する実力の風林大尾。
この試合の決着はまだ付かない。
大会を経て、主人公たちの成長が感じられる一方で、次なる高校野球へのステップとしての役割も果たしていると思われるが、、
風林大尾の主力の彼女達は高校に入ったら、野球を続けられるのだろか?
次の章に対して心配になってしまう。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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同シリーズ
MAJOR 2nd(メジャーセカンド)
その他フィクション
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