どんな本?
夏目友人帳のシリーズは、昔からの大好きな作品で、今になってもその魅力に引き込まれ続けています。
特に、あやかしとの交流や夏目の成長が描かれる物語には心温まるものが多く、日常の中での癒しとしてこの作品を楽しみにしています。
今回の「夏目友人帳30」も8ヶ月ぶりの新刊ということで、リリースを心待ちにしていました。
新刊は毎回予約して購入するほどのファンなので、今回もその続きがどうなっているのか非常に楽しみでした。
箱崎氏の孫・紅子から相談を受けた夏目は、箱崎氏の屋敷に「幽霊」が出没するという話を聞きます。
物音や音楽が聞こえるという現象から、夏目はその正体を妖と予想します。
さらに、占い師のクララと共にオークション「何首鳥の会」に訪れた際、盗難騒ぎが起こるなど、さまざまな出来事が描かれています。
その中で、夏目が出会う田沼や伴、黒峰美彩、的場など、さまざまなキャラクターたちとの交流や事件が続きます。
読んだ本のタイトル
あらすじ・内容
箱崎氏の孫・紅子から、祖父の屋敷に「幽霊」がいるのではないかと相談された夏目。
夏目友人帳 30
誰もいないはずの屋敷なのに、物音や音楽が聞こえたりするという…。
その正体は妖ではないかと予想する夏目だが!?
占い師のクララと共に訪れたオークション「何首鳥の会」で起きる事件を描く「とある少女の肖像」も収録!
メガヒットあやかし契約奇談 第30巻!
感想
今回の話のスタートは、夏目が以前に頼まれたことを解決した箱崎邸の紅子から再度の依頼を受けるところでした。
幽霊が出ると紅子は言いますが、夏目の目には妖達が箱崎氏を偲んで、当時の事を再現しようと真似をしていました。
本巻を読んでの第一印象は、この妖に慕われていた箱崎氏が亡くなった後も、妖たちはその人を思ってそのときの真似をしている様子がとても切なく感じました。
ただ、セリフを読むに、、
箱崎氏は結構お子様な人だなとも、、
大勢の目の前でロールケーキを独占して食べるとは。。
夏目は、翌日になれば妖達も大人しくなるだろうと言い終わります。
次の話は、夏目が箱崎氏宛に来た招待状を紅子から貰い。
それを持っていたら占い師をしていたクララが行きたがっていたので、面白半分に「何首鳥の会」に行ってみたら。
オカルトライターのシノブと会場で再会し彼(?)から「何首鳥の会」とは祓い屋たちのオークションだと教えてもらいました。
そんな祓い屋のオークションに、クラスメイトの田沼が参加していたり。
話が進むにつれ、最近話題の”黒ミサ”や、にゃんこ先生を狙う伴が集まるオークションに物語はさらに混迷を深めていきます。
オークション会場での盗難事件、黒峰美彩と的場の関連性など、さまざまな謎が展開され、次の巻がとても楽しみになりました。
最後の的場の姉と思われる人、、、
オカルトライターのシノブか??
何でそんな格好でいるのだろうか?
最後のシーンで次巻に続くとなっており、発売予定が来年の秋発売となるので、その続きが待ち遠しいです。
夏目友人帳は、夏目の新たな出会いと、再会。
彼と妖たちとの絆を描いた物語で、読んでいるうちに夏目たちの世界に引き込まれました。
次の巻が楽しみで仕方ありません。
私が特に印象的だったのは、妖に慕われていた方が亡くなった後、妖たちはその方を思い出し、彼の真似をするシーンです。
その切なさや妖たちの純粋な気持ちが心に残りました。
また、祓い屋たちのオークションでの盗難騒ぎや、黒峰美彩と的場の謎など、引き込まれるストーリーが展開されており、次の巻が待ち遠しくなりました。
私自身、社会人として忙しい日々を送る中で、この作品は心のリフレッシュとなっています。夏目友人帳の物語にはいつも癒され、次の巻も楽しみにしています。
31巻は2024年秋か、、、
遠いな、、
最後までお読み頂きありがとうございます。
その他フィクション
Share this content:
コメントを残す