どんな本?
鵺の陰陽師とは、川江康太 氏による日本の漫画作品。
週刊少年ジャンプにて2023年24号から連載中。
この作品は、幻妖と呼ばれる人間には見えない存在が見える高校生・夜島学郎と、彼が出会ったゲーム好きの幻妖・鵺との学園を舞台にした現代陰陽師譚。
学郎は鵺と契約して幻妖を退治する力を得るとともに、同じ高校の先輩で陰陽師の周防七咲とオカルト部を結成する。
読んだ本のタイトル
#鵺の陰陽師 1
著者:#川江康太 氏
あらすじ・内容
昔から「幻妖」と呼ばれる生き物が見えた夜島学郎。
鵺の陰陽師 1
彼が入学した高校には誰にも知られない部屋があった。
そこに住んでいたのは「鵺」と呼ばれるゲーム好きの女の幻妖。
彼女は何年も待っていた。この部屋を誰かが見つけるのを。
鵺と出会った学郎の、学園を舞台にした新たな現代陰陽師譚、少年ジャンプにて開幕。
感想
新しい漫画を読もうと思ってたら、表紙のデザインやタイトルが非常に魅力的だったので、手に取ってみた。
少し読んでみたら、これは面白そうだと直感。
週刊少年ジャンプで連載中だから、人気が出たらアニメ化も考えられるかもしれない。
第一印象は主人公じゃないけれど、一話から注目される膳野君が良いキャラだった。
キャラクターの配置、作風が何かに似ているなと思ったら、、、
京都アニメーションの「無彩限のファントム・ワールド」だった。
『鵺の陰陽師』は、夜島学郎という高校生の少年を主人公に、彼の学校にある秘密の部屋で出会ったゲーム好きの幻妖「鵺」との物語。
学郎はこの幻妖と契約を結び、幻妖を退治する力を手に入れる。
「幻妖」が見える主人公の学郎は、人々の争いが原因で幻妖が現れることを知り、平和な日常を保とうとしていた。
そのため、人が争おうとしていたら介入するが、彼自身が内向的だった事もあり不利益を被っていた。
クラスでマウンティングしようとしていた連中が、膳野君をパシリにしようとしていたのを自身が代わりにやると言ってパシリをしていた。
膳野君が不利益を被った分を負担すると言うが、学郎は頑なに拒む。
そんな学郎の努力虚しく、負の感情が蓄積して行く。
そんな時に、昼食を食べようと彷徨っていま学郎の前に強力な幻妖、鵺が現れて彼女は60年ぶりに人が来たと言う。
そして、学郎は鵺のゲームの相手をしていたら、、
教室では、負の感情が高まって幻妖が発生して、生徒達を襲う。
学郎と膳野君にマウンティングを取ろうとしていたクラスメイトは腕を飛ばされてしまう。
そんなクラスメイトの危機に、学郎は鵺と契約をして特別な力を手に入れる。
彼は幻妖以上に学校を破壊して、気絶してしまう。
いきなり強力な力を手に入れたせいで、制御が甘く力を使ったら使い果たして倒れてしまった。
そして、気が付いた学郎は何事もなかったように直っている学校に驚く。
腕を無くしたクラスメイトも腕が元に戻っており、さらに幻妖に襲われた記憶も無くしていた。
それに驚いた学郎に、鵺が陰陽師の仕業だと教えてくれる。
さらに、クラスメイト達に鵺は学郎は自身の弟だと言ってマウンティングを再度しようとしていたクラスメイトを牽制。
さらに、鵺は学校の生徒に認識される。
そうして、学郎は新たな生活を始めるのだが、、
学郎の幻妖に対する知識は乏しく、力の使い方は基礎が全く出来ていなかった。
でも、鵺はそれを気にしていないように見える。
ある日、幻妖に憑かれた先輩に声をかけ、彼女の幻妖を退治すると、その先輩は陰陽師だった。
どうやら、モグリで幻妖を退治する学郎を探していたらしく。
ワザと幻妖に取り憑かれていたらしい。
そんな先輩。
周防七咲とオカルト部を創り。
彼女と共闘を開始し、学校での幻妖問題を解決していく中、鵺の力を狙う脅威に直面する。
この作品で特に印象的だったのは、学郎が鵺と初めて出会うシーン。
学郎が学校の隠し部屋を発見し、そこで鵺との交流が、物語の展開を予感させるものであった。
鵺のゲーム好きという設定も、彼女のキャラクターを引き立てていた。
新作ゲームは、鵺の幻妖仲間に買って来てもらっていたらしい。
鵺以外は出入り出来たんだ、、
反面、学郎の家族についての描写が少なく、彼の父親が亡くなっている事以外、彼の背景や家族については不明な点がまだあったので次巻に描かれるのが楽しみでもある。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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