どんな本?
元々は小説版を読もうと何度か試みたのですが、途中で挫折してしまいました。
しかし、話題に上がるたびに「面白い」との評価を耳にしていたので、興味を持っていました。
そんな時、マンガ版が発売されることを知り、再チャレンジすることにしました。
マンガは原作のストーリーがわかりやすく、キャラクターの区別もしやすく、読みやすく感じました。
そのため、本作にハマるきっかけとなりました。
本作のストーリーは、スリをしている少女・ミュイは亡くなった姉を復活させるため。
宵闇が率いる組織に所属して大金を得るためにスリを続けていました。
しかし、ベリルによって保護され、騒動に駆けつけたフィッセルが、ミュイが魔力を持ってると見出されます。
しかし、ミュイは宵闇から騙されておりそれにキレたベリルとルーシーによって宵闇の組織は壊滅してしまいます。
その宵闇を始末しようと、牢屋に忍び込んだギャミは捕まってしまう事を疎い自爆してしまいます。
ベリルはシュプールという謎の男と出会い、彼の真意を知ることとなります。
シュプールは「司祭」と呼ばれる敵組織の一員であり、物語は彼らとの戦いへと続いて行きます。
読んだ本のタイトル
片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 4
著者:乍藤和樹 氏
原作:佐賀崎しげる 氏
イラスト:鍋島テツヒロ 氏
あらすじ・内容
「アンタは引き籠もっていたんじゃない。準備してたのさ。いつか回ってくる「役目」のためにな」
片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 第4巻
スリの少女・ミュイの姉の行方を捜す為に、ベリルとルーシーは宵闇のアジトに乗り込んだ。
宵闇一味の制圧に尽力したベリルは事件の後始末を済ませ、酒場に向かう。
そこで、シュプールという騎士に出会い、二人は意気投合する。
ベリルに剣士の役割を説くこの男、一体何者・・・!?
感想
物語は、ミュイが亡くなったと聞かされていた姉と再会するために必要な多額の金を手に入れるため、スリをしていたらベリルに捕まってしまう。
魔法を使い何とか逃げた彼女は大切な指輪を無くしてしまい。
探していた際にベリルに見つかり、ミュイに指輪を返そうとする前に人攫いだと騒ぐ。
駆け付けた衛兵にベリルは捕まりそうになるが、たまたま通り掛かったフィッセルがベリルの身元を保証し。
ミュイを見たフィッセルは魔力を見出して、魔法師団長のルーシーの下に連れられる。
ルーシーはミュイに魔法使いになるように指導しようとするが、ミュイは宵闇という組織から、魔法使いの子供を捕まえて奴隷にすると嘯かれおり抵抗をするが、、
ルーシーが自身が魔法師団の団長だと名乗り。
死者を甦らせる魔法は無いと教える。
それに薄々気が付きながらも、何とか信じようとしているミュイを見たベリルとルーシーは、、
ミュイを救うため、そして宵闇の悪事を止めるため、宵闇のアジトに乗り込む。
宵闇のリーダーは、強力な魔法を防ぐ「魔喰らいの皮衣」を身に纏っており、ルーシーとの戦闘ではこれを駆使する。
さらに、万力の腕輪、瓦礫の指輪、手繰りの指輪など、多数の魔法アイテムを使いこなして戦う。
しかし、魔法に長けているルーシーは、魔法を防ぐ皮衣に妨害されないために筋力を駆使した強化魔法で宵闇を追い詰める。
しかし、拘束した宵闇には「司祭」から口封じの魔術がかけられており、真実を語ることができない。
そんな結果の後。
ベリルは酒場でシュプールと出会う。
シュプールはベリルに自らの過去について語り、二人は意気投合する。
しかし、シュプールの正体は宵闇のバックにいる「司祭」という組織の一員であった。
「司祭」は宵闇の暗殺を計画し、ギャミという男が宵闇を暗殺するための任務を遂行する。
ギャミは宵闇を刺すことに成功するものの、騎士団に見つかり、戦ってはいけないと言われたている轟剣ヘンブリッツと神速アリューシアと戦闘して拘束されそうになってしまう。
最終的にギャミは自爆し死亡。
シュプールはギャミの死を悼みつつ、「司祭」に逃げる準備を始めろと伝え。
物語は、シュプールが「嫌な予感がする」と独言を残す場面で終わる。
この物語は、様々なキャラクターたちとの出会いや戦闘を描いている。
魔法や剣術を駆使した戦闘シーンや、各キャラクターの過去や思いを深く掘り下げており、読者は彼らの心情に共感しやすくなっている。
また、物語は多くの謎や未解決の点を残しており、続編への期待を高める内容となっている。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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