どんな本?
小説家になろう出身の新文芸をコミカライズ。
小説家になろうでは15章405話で完結済み。
原作では4巻と5巻のイニエス編、その4巻の10章から5巻の2章前半までが12巻の話となる。
小説家になろうは何話か流石にわからない。
ルシエルがイニエスの代表になり、資源採取のために森へと向かい、水の大精霊の導きでハッチ族の集落に行く処まで収録されている。
巻末には原作4巻の外伝を元にしたブロド教官とガルバ、グルガーの3人が語らう「ルシエルからの手紙」も収録。
12巻の新しいキャラクターは、ライオネル達を購入した奴隷商人が帝国の諜報員だとわかり、拘束しに行ったら取り残され衰弱していた。
森人(エルフ)のリンシア、ミルフィーネとハーフエルフのクレシアの3人。
この中で、ルシエルと密に関わるのはドワーフのポーラと魔道具作りをするリンシア。
それ以外の2人はその後どうなったのか、、
よく覚えていない。
イニエスに残ったけ?
獣人族だと見た目がペディーベアのクマ獣人のブライアン。の武勇伝を聞かされる。さらに
ガルバとグルガーに散々な目に遭わされていたタヌキ獣人のワラビスが出て来る。
読んだ本のタイトル
#聖者無双(12)
著者:#秋風緋色 氏
原作:#ブロッコリーライオン 氏
キャラクター原案:#sime 氏
あらすじ・内容
各種族で決めた代表者の席が、
聖者無双(12)
シャーザの死亡により席が空いたことで
臨時代表としてルシエルが就任することになった。
問題点を解決して良い国にしていくことを目指そうと決意するが、
種族によっては一筋縄ではいかないようで…。
前巻からのあらすじ
治癒師ギルドの設置を妨害していた虎獣人のシャーザの悪事を暴いたのだが、、
彼を拘束しよとしたらダンジョンに逃亡されてしまう。
虎獣人達は逃亡。
竜人族のギルド長達と共にダンジョンを攻略しようと冒険者ギルドと治癒師ギルドの協力で虎獣人達を捕らえるためにダンジョンに突入する。
ケフィン達ハーフ獣人達は予想以上に戦力となり。
ドワーフ2人はゴーレムを作って魔物を蹂躙する。
それでも40階層を突破したあたりからケフィン達の手にあまるようになるのだが、、
そして最上階まで行くと火竜が大暴れ。
聖竜に頼まれた火竜の事だと解るが火竜に全く歯が立たない。
尻尾に撥ねられて脳震盪を起こして足元がフラフラしている時に火竜が食い付きに来た。
それにヤケクソで物体Xの樽を投げたら、、、
火竜がダウン。
そのあと、動かなくなった火竜の首を落として多くの獣人達の前で龍殺しだと讃えられる。
そして、獣人達はルシエルにイニエスの1年間限りの領主になって欲しいと懇願される。。。
感想
本当の黒幕と新たな問題
竜殺しと呼ばれ、さらに亡くなったシャーザの変わりに1年だけイニエスの代表に祭り上げられたルシエル。
イニエスの現状を狼、狐、犬、猫、鳥、兎、龍の代表達から教授される。
帳簿を見ると支出がほとんどなく、予算は黒字となっているのに聞けば聞くほど外部の人族のルシエルに代表をさせる意図が解らない。
それでも半は強引にやらされるルシエル。
そんな中でルシエルは、治療特区をスラム地区再開発を兼ねて行うと代表達に言う。
さらに次世代に繋がる教育を施すとも言う。
勉強をしたい大人には有料で授業を受けられるようにする。
後日、会合に参加していなかったクマ獣人のブライアンと会談して萌え死にそうになり。
タヌキ獣人のワラビスと会談したら。
ガルバの武勇伝を聞かされる。
さらにグルガー昔から物体Xを調味料にしようとしたと判る。
その被害がワラビスに向かったらしい、、
そのせいでガルバとグルガーの名前を聞いた後の狸寝入りが、、
なんか昇天しそうになってないか??
そうやって各種族の人達と会談した後。
未開の森へ
治療特区としてスラム街を再開発するための資材を採取するために森に赴く。
そこで新たな仲間となったエルフのリンシア、ミルフィーネとハーフエルフのクレシアが初めて出て来る。
そうしてミルフィーネを中心に森で伐採して良い木を選出して、ドランとライオネルが木を伐採する。
その木をルシエルが魔法の袋に収納していく流れ作業が出来上がった時に、ケフィンがマンドレイクを抜いて失神してしまった。
そんな彼等に、マンドレイクの声を聞きつけて集まって来たモンスターが襲い掛かって来た、それを迎撃するルシエル達。
ケフィン達ハーフ獣人達とエルフ娘達も魔法などで迎撃。
ライオネル達は自由に動き魔物達を蹂躙する。
ただ普通の木と木のモンスター、トレントには物体Xを出して足止めして聖龍がくれた素材で作った剣で切り付ける。
トレントには効くが普通の木には効かない攻撃をするルシエル。
襲い掛かって来た魔物達をある程度撃退したルシエル達は、一時撤退して一休みしてから倒した魔物から魔石を取る作業に入る。
倒したトレントは資材の足しにされ、それ以外の魔物はほとんど投棄される。
その魔石を研究に使えるとホクホク顔なポーラにリンシアが噛み付くなどのトラブルがあったが、、
精霊の導きと掲示
食事をしてから森に入り資材調達を再開。
マンドレイクを引き抜いた箇所に行ったらマンドレイクが大量に生えており。
ルシエルは、魔法袋に入れたら叫ばれないか実験を兼ねて収穫を試みると、、
見事に成功。大量のマンドレイクを入手するが、、
昔は薬草に使われていたが、今は使われなくなっていた。
とりあえず、不用意に引き抜いて魔物を呼び寄せる事が無くなったので資材調達をしていたら、エルフ達が森の高位妖精が居ると言い出す。
ルシエル、ライオネル、ケティには全く見えておらず、エルフ達だけが騒いでいる状態。
でも、彼女達は以前から”森から離れづらい””妖精に呼ばれている”等言っていたのでエルフ達の導きに従って着いて行く。
そうして、森の高位妖精の導かれて泉に辿り着くと、、
今度は水の大精霊が現れた。
大精霊はルシエルに一方的に話をして去ってしまう。
要約すると、ルシエルは絶望的な状況になるので、その時にこの地まで来たら良いよと言っていた。
その絶望的な状況になる事に嫌な気分になっていたルシエルだったが、ケティから”いつも通りだニャ”と言われて納得してしまう。
さらに水の大精霊はエルフ達にも何か言っていたらしく。
ハーフエルフのクレシアには愛の子だと教え。
ミルフィーネにはルシエルをハッチ族の集落に連れて行けと命じていた。
奴隷紋によって嘘がつけないミルフィーネだったが水の大精霊に解除されており、ミルフィーネ本人も水の大精霊を信仰の対象と見ているせいで何の疑問も無くルシエルをハッチ族の集落に誘導しようとしていたか、、
クレシアが驚いた顔をしていたのを見たルシエルは、ミルフィーネが何か嘘を言ってると見抜き。
ケティにクレシアとリンシアを護衛させながら野営地に行かせ。
残ったルシエル、ライオネル、ミルフィーネとで残り。水の大精霊から何を命じられたとミルフィーネに再度問う。
水の大精霊は、ハッチ族の集落に濃い瘴気が立ち込めており、このままではハッチ族の集落は全滅してしまう。
ルシエルにハッチ族を救わせろと命じていたらしい。
しかも、ルシエルには極力隠すようにと付け加えて、、
それを聞いて嫌がるルシエルは、サッサと瘴気を浄化してハッチ族と少し交流したら帰るぞと言ってハッチ族の集落に行くと、、
本当に濃い瘴気が立ち込めており。
ルシエルが浄化しても発生源を抑えないと際限なく瘴気が溢れて来てしまっていた。
そんな瘴気の発生源がルシエル達を襲う。
良いところで終わった!
最後までお読み頂きありがとうございます。
アニメ
2023年7月から放送。
好きな物体Xのシーン・・・
漫画版と比べるとちょい微妙・・・
個人的にはこっちの方が好き。
アニメ感想
1話の最後の方でアニメ独自にバザン達の獣人仲間にヒールを使って助けようとする。
2話の頭でヒールを使うのに動揺して、失敗してしまい最後の1人を直す前に気絶してしまう。
救えるなら救いたいという信念が原作より強いかもしれない。
メラトニ編だとナナエラ、モニカがヒロインだが、、
ブロドとグルガーの方が圧倒的に接触が多くなるはず?
豪運先生も意外と出て来るな、、
そして、3話では物体Xが遂に出て来る!!
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