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どんな本?
小説家になろう出身の新文芸5巻序盤をコミカライズ。
小説家になろうでは15章405話で完結済み。
タイトルで無双と書いてあるが、暴力的には最弱クラスで訓練ではボロボロに煤けてしまう。
口から魂が出てしまうくらい過酷な訓練を受けて強くなるが、レベルが1のままなので強さは下から数えた方が早い程度。
ただし治療魔法はかなり優秀。
彼の人生目標は・・
ヒールを取得して直ぐに、冒険者ギルドに加入してギルドマスターのブロドと交渉の末。 戦闘訓練の対価としてヒールを怪我人にかける仕事を請け負う事に成功。
ただ訓練が過酷で、それを側から見ている冒険者達から
と呼ばれるようになる。
そんな彼が冒険者ギルドで安く治癒をするものだから、売り上げが下がった地元の最大大手の治療師が彼を疎んじて、彼を教会本部に栄転させて地元から追い出してしまう。
そして、教会本部では地下に出来たダンジョンから湧き出てくる魔物を間引きする仕事に就くのだが、、
レベルが上がらないためにニセモノのダンジョンだと思って調子に乗ってダンジョンを攻略してしまうが、、
40層のボスとの戦闘で現実だと判り。
その階層で半年も戦闘をさせられてしまう。
因みに怪我や食事、睡眠をしたりは物体Xを利用した安全エリアを作ってやり過ごしていた。
そして、ダンジョンをクリアするのだが、、
魔の神との戦争に巻き込まれて行く事が決定する。
しかも、40年後に現れる勇者の為に各地に眠るドラゴン達を解放する事をドラゴンに依頼される。
そんな事があったが、、
ルシエルは教会を設立した偉人以来のS級治癒師に認定され。
二十歳になったら全国行脚の旅に出る事が決定する。
読んだ本のタイトル
聖者無双 13
漫画:秋風緋色 氏
著者:ブロッコリーライオン 氏
イラスト:sime 氏
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あらすじ・内容
”水の大精霊”の言葉により、ハッチ族の集落へ向かうことになったルシエル達。
聖者無双(13)
だがそこは、巨大なスライムによって瘴気が蔓延していた。
ルシエル達は無事、ハッチ族に会えるのか!?
感想
小説5巻の序盤を網羅している漫画版13巻。
表紙のルシエルの手に座るハッチ族の女王。
最初は黒い髪で黒い服を着ているので、アリの女王様と思ってしまった。
でも、聖者無双でアリが出てくるのは小説版6巻のドラン達の故郷で出て来るから不思議に思っていた。
いや、小説5巻で女王の挿絵が入っていたから、こんな姿だと云うのは分かってはいたけど、、
ハッチ族の王族と一般民のハッチ族の外見の落差が激しい。
王族は8頭身なのに、一般民は、2頭身で腕は4本で足が2本と昆虫っぽい。
そして何より、描きやすそうw
個人的には、一般民のハッチ族の方がファンシーで好きかもしれない。
ハッチ族の王族は、蜂というより妖精って感じがする。
その王族で1番強かった女王を拘束していたスライムをルシエルはライオネルと討伐するのだが、、
帝国の鬼将軍と呼ばれていたライオネルがボロボロになるのが、スライムの厄介さが判る。
多分、師匠が戦っても苦戦したんだろうな、、
いや、ルシエルが居るから防御度外視して戦ったのかもしれない?
そんなライオネルとの修行でルシエルは相変わらずのボロボロ具合。
仲間がいるから引くに引けないw
そんな殺伐としたシーンに割り込むファンシーな存在、熊獣人族達。
長のブライアンのハチミツを舐めたら「クマーーー!」と咆哮を挙げるシーンは小説版を読んでる時から楽しみにしていた。
目の周りをキラキラとさせながらの咆哮はなかなかにファンシーで素晴らしい。
そんな熊獣人が集団でハッチ族と蜂蜜の管理をするのか、、
ファンシーだな。
リアル思考な熊獣人だったら、、
ライオネルとキャラが被るな。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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備忘録
ルシエルとライオネルは、ミルフィーネの案内でハッチ族の集落に到着するが、集落は瘴気に覆われており、ハッチ族の姿は見えない。
ルシエルは浄化魔法を用いて瘴気を浄化しようとするも、村全体が瘴気を生成しているため完全には浄化できない。
原因を突き止めようとする中、超巨大なスライムとスライムから生まれるアンデッドの魔物と戦闘になる。
ルシエルとライオネルは魔物を倒し、最終的には瘴気の原因であった超巨大スライムを浄化に成功する。
瘴気で覆われていたハッチ族の集落は、ルシエルの活躍によりその瘴気が浄化され、集落の外に多くの獣人(?)達が姿を見せ始めていた。
ハッチ族からは感謝の言葉を受け、ルシエルは彼らから賢者と呼ばれていることに対し、その理由を尋ねる。
ハッチ族の説明によると、伝承には森に瘴気が広がった時に賢者が現れて青白い光で瘴気を消し去るとあり、ルシエルがその役割を果たしたため賢者とみなされていた。
ルシエルは自身をただの治癒士だと述べ、女王様やハッチ族との交渉を目的に来たことを説明。
その後、女王様を救い出した経緯や、ハッチ族が森から逃げなかった理由について尋ねた際、ハッチ族からは女王様への深い忠誠心が語られ。
その後、女王様が登場し、ルシエルに感謝の意を表した。
ルシエルはハッチ族の集落にて、自由都市国家イエニスで進めている地下果樹園計画について説明し、ハッチ族に協力を求めた。
初めはハッチ族から即答を得られなかったが、ハッチ族は王子のハニールとその従者をイエニスに派遣し、計画の実態を確認した上で協力を検討することになった。
一方、ルシエルはハッチ族の女王がスライムに捕らえられていた経緯や、スライムが瘴気を出し始めた原因について聞かされた。
ルシエルはハッチ族と良好な関係を築けたことに感謝し、ハッチ族からハチミツとハチミツ酒を作るための蜜玉を贈られた。
水の精霊からの命令でハッチ族の村に誘導された件をミルフィーネから事情聴取する。
そこで、ミルフィーネに奴隷紋が解除されていたことが明らかになり、ミルフィーネは自身の行動を謝罪する。
ミルフィーネを擁護する水の精霊は、ルシエルに「水精霊の加護」を与え、ハッチ族を救った対価として護符を渡すようミルフィーネに指示していた。
ルシエルは護符を受け取り、今後の不安を感じつつも、ミルフィーネの奴隷としての扱いについて話し合う。
結局、ミルフィーネはルシエルの元で奴隷として働くことを望み、ルシエルたちはハッチ族との交渉を進めることになる。
その後、ルシエルとハッチ族はイエニスへの帰路につき無事にイエニスに帰還した。
ルシエルたちはイエニスに無事帰還し、ハッチ族の協力を得て地下果樹園計画の進行を進める。
ハッチ族からは王子のハニールとその従者が計画の視察のため同行し、地下の疑似空間に大いに驚く。
ルシエルは彼らに計画の詳細を説明し、協力を得ることができた。
熊獣人族の知識も計画に役立てることになり、ハッチ族との良好な関係を基に交渉が行われる。
ルシエルはまた、治癒士ギルドの進捗確認と、地下空間の拡張可能性についても話し合い、ハニールらはルシエルの計画に積極的な興味を示す。
ケティは食堂でミルフィーネとクレシアに対して、ルシエルやライオネルを危険に晒した件について厳しい聴取を行った。
ミルフィーネとクレシアは、自分たちの行動がルシエルたちにとって最善だと信じていたものの、ケティはその行動を問題視し、特に精霊の啓示に盲目的に従うことへの危険性を指摘した。
ケティは彼女たちに、次に同じような状況が発生した場合にどう行動するかを問うが、ミルフィーネとクレシアははっきりとした答えを出せなかった。
ケティは、精霊の啓示であっても、ルシエルを裏切る行動は許さないと強く警告した。
その後、ケティが食堂を去った後、ミルフィーネは彼女が持つもう一つの秘密、すなわち精霊王の加護を持つ女性をルシエルと巡り合わせるという啓示について考えていた。
ミルフィーネはルシエルを裏切らない範囲で、この任務を遂行しようと決意する。
翌朝、ルシエルはドランとポーラに前日回収した魔石を渡し、地下三階のスラム街の下への掘り進めを依頼した。
この作業はスラム街のボス、ドルスターの許可を得て実施される。
ルシエルはハニールと協力しながら区画の整理を進めることを計画し、エルフの三人にはどの種をどこに蒔くかを相談し、その結果を記録してもらうよう頼んだ。
また、エルフの三人には精霊からの新たな啓示があれば必ず報告する義務を負う誓約を追加で行わせた。
その後、ルシエルは熊獣人族の長であるブライアンと交渉を行うため、彼の家を訪れた。ブライアンは虎獣人族からの圧力により困っており、ルシエルは信頼関係を築くためにブライアンにハチミツを提供した。
これによりブライアンは大きくなって咆哮。
その後、土下座しながら感謝し、ルシエルに全面的な信頼を寄せるようになる。
熊獣人族は他の獣人種族との間で複雑な立場にあり、特に虎獣人族との関係が悪化していることが明らかになった。
ブライアンは、ルシエルが提案する計画に興味を示し、熊獣人族がより良い生活条件のもとで暮らせる可能性に期待を寄せる。
ルシエルは今回の出来事を通じて、イエニスのパワーバランスや政治体制に影響を与える可能性があると認識し、熊獣人族を計画に加えることの重要性を改めて感じる。
ライオネルとケティもルシエルを全力で支えることを約束し、共に難題に取り組むことになった。
冒険者ギルドへ到着したルシエルは、多くの人々から様々なあだ名で呼ばれるが、それを気に留めず受付に向かう。
ギルドの副マスター、ゴーダスと会い、未開拓地の森の魔物について、冒険者誘致の件などについて話し合う。
昔、森に精霊がいたという噂があり、それを捕まえるために多くの冒険者が集まったが、現在はそのような珍しい魔物はいないことが判明。
ルシエルはスラム街に冒険者用の住居を自腹で用意し、冒険者ギルドに人選を依頼する。
さらに、高ランクの引退間際の冒険者を教師として雇う計画を持ちかける。
ジャイアスはルシエルの計画に対して忠告を与え、ルシエルは感謝の意を表す。
その後、薬師ギルドのギルドマスターとの面会の仲介も依頼する。
冒険者ギルドを出た後、ルシエルはライオネルとケティに対して、奴隷契約の解除を提案するが、二人は奴隷の立場を選び、ルシエルの計画への全力での協力を約束する。
治癒士ギルドに戻ったルシエル達は地下に直行し、地下一階層が牧場に変わっているのを見て驚く。
地下三階層では畑が拡張され、様々な作物が栽培されている。
これはドランとポーラ、さらにリシアンの共同作業の結果である。
地下二階、三階には擬似太陽が設置されていた。
ハニール達は、この地下での生活に前向きで、次回の森への探索に同行することを申し出る。
ルシエルはドランやミルフィーネも同行予定であることを告げる。
昼食後、ナーリアから奴隷の少年少女たちの教育進捗について聞く。
ナーリアは彼らを社会に適応できるよう教育しており、ルシエルはその取り組みを認め、制服を用意することに同意する。
その後、イエニスの治癒士ギルドの地下闘技場で、ルシエルはライオネルと模擬戦闘をしていた。
ライオネルはハンデとして逆手に剣と盾を持ち、ルシエルは防御魔法を使用していたが、ルシエルの攻撃は一度もライオネルに届かず、精神的なダメージを受ける。
ライオネルの挑発に応じてルシエルは全力の攻撃を試みるが、ライオネルによって容易く防がれ、最終的にはライオネルが勝利する。
ライオネルはルシエルの戦い方に問題があると指摘し、修正を図るために他の騎士や奴隷達との総当たり戦を提案する。
ルシエルは全敗するが、回復魔法を使用することで一部勝利し、戦闘技術の重要性を理解する。
その後、ルシエルを含む治癒士ギルドのメンバーは戦闘訓練や模擬戦闘を繰り返し、技術を向上させる取り組みを行うことになった。
戦闘訓練を終えた後、ルシエルは、イエニスから追い出された獣人種族との交流や、可能であれば彼らとの争いを避ける方法を考えている。
ライオネルとケティは、ルシエルが人の命を奪うことになった場合、その責任を引き受けると申し出る。
ルシエルは、その恩義に報いる決意を固める。
イエニスの治癒士ギルドで会議が開かれた。
この会議は、イエニスを改善するための計画の進捗発表となり。
参加者には、スラム街の顔役であるドルスターとその部下、熊獣人族長のブライアンとその従者、ハッチ族王子のハニールとその従者が含まれている。
会議では計画の一部変更が告げられ、三つの主要な議題が提示された。
スラム街の撤去、学校設立と冒険者の住居に関するもの、そして新規事業についてであった。
会議では、パーツ式の建築方式が紹介され、計画資金の全額をルシエルが負担すること、さらに学校建設が長会議で決定された事実が明らかにされた。
この話には参加者から驚きの声が上がった。また、熊獣人族がハチミツによってルシエルの計画に参加することを決めたエピソードも共有された。
最後に、この成功した会議を基に、今後も定期的に裏会議を開くことが決定された。
この会議は、イエニスの将来に大きな影響を与える計画に対する強固な同盟と支持を築く重要な一歩となった。
イエニスの首都北部中央にある屋敷で、ルシエルと八種族の代表者たちが参加する代表者会議が開催されようとしていた。
狐獣人の代表、フォレンスが司会進行を務め、彼にはお金に対する強い執着があるとされていた。
会議では、商工ギルドの収支報告や畑の進捗報告が行われ、フォレンスは狐獣人族が経理を担当していること、一度商工ギルドで収支の確認をすることが提案された。
また、畑の状況や魔物狩りについての報告がなされ、種族格差や内部の問題についても触れられた。
ルシエルは医療特区の進捗状況について質問し、八種族の中で不正があったことを指摘した。
アニメ
2023年7月から放送。
好きな物体Xのシーン・・・
漫画版と比べるとちょい微妙・・・
個人的にはこっちの方が好き。
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