どんな本?
小説家になろう出身の新文芸をコミカライズ。
小説家になろうでは15章405話で完結済み。
タイトルで無双と書いてあるが、暴力的には最弱クラスで訓練ではボロボロに煤けてしまう。
口から魂が出てしまうくらい過酷な訓練を受けて強くなるが、レベルが1のままなので強さは下から数えた方が早い程度。
ただし治療魔法はかなり優秀。
彼の人生目標は・・
ヒールを取得して直ぐに、冒険者ギルドに加入してギルドマスターのブロドと交渉の末。 戦闘訓練の対価としてヒールを怪我人にかける仕事を請け負う事に成功。
ただ訓練が過酷で、それを側から見ている冒険者達から
と呼ばれるようになる。
そんな彼が冒険者ギルドで安く治癒をするものだから、売り上げが下がった地元の最大大手の治療師が彼を疎んじて、彼を教会本部に栄転させて地元から追い出してしまう。
読んだ本のタイトル
聖者無双 5
漫画:秋風緋色 氏
著者:ブロッコリーライオン 氏
イラスト:sime 氏
あらすじ・内容
地下迷宮のアンデッド祓いの仕事をする中、
聖者無双(5)
支障がでない程度に強くなるため鍛えたいと思っていたルシエル。
タイミング良く、ルミナから鍛えてもらえる約束を取り付けたルシエルだが、
訓練場に行ってみると女性だけがいて――。
キャラクター
ルシエル
聖シュシュール教会のメラトニ支部から本部に栄転した転生者。
メラトニ支部の冒険者ギルドに住み込みで訓練を受けていた変わり種の治癒師。
治癒魔法銀貨1枚で請け負っていたら、メラトニ最大大手の治癒院のボタクーリの怒りを買い。
暗殺されそうになったが、冒険者ギルドに護られていたせいで失敗。
それでも何とかしたいボタクーリはルシエルを本部に栄転させてメラトニ支部から追い出された。
ルミナ
聖シュシュール教会の戦乙女騎士隊長。
ルシエルがメラトニの街に初めて来た時に治癒師ギルドまで案内してくれ。
その後、ルシエルの宿泊費などを面倒見てくれて颯爽とシュシュールに去って行った恩人。
カトレア
聖シュシュール教会の前騎士団長。
教皇の腹心で、彼女の忠誠心は全て教皇に向いている。
現在は、ダンジョンの門を護るついでに売店の店主もしている。
感想
聖都シュシュールの地下ダンジョン10階のボスを討伐したルシエルだったが、、
不用意に入ってしまった事に反省し、それをルミナに報告したら一緒に聞いていた戦乙女聖騎士隊の隊員たちが呆れ果てしまう。
そして自身をメラトニに帰って鍛え直したいと言うルシエルに、ルミナが週に一回のペースで一緒に訓練するかと誘って来た。
それに飛び付いたルシエルは、戦乙女聖騎士隊との早朝訓練に参加するのだが、、
戦闘ジョブを待つ人との身体能力の差に愕然とし、身体を温めるためのランニングで周回遅れをやらかされてしまう。
周りはウォーミングアップだけだったのにルシエルは、、、
ダウンしていた。
そしてルミナと模擬戦をすると、ルシエルは治癒師の強みを活かして致命傷レベルの怪我をしても相手に襲い掛かる戦法をルミナにしたら、、
気絶させられて終わってしまう。
そして、朝食を摂った後にルシエルが教会本部で浮いている状態の原因が判る。
彼は、一般職員に対して非常にフレンドリーで、自身が助祭という上から数えた方が早い地位に居るのに偉ぶらなかった。
それを見て、ルシエルより地位が低いのに偉ぶっている治癒師や騎士達からしたら非常に面白くない。
さらに数少ない女性騎士のみで編成されている戦乙女聖騎士隊とも懇意にしているので余計に厄介に思われるようになった。
そして、朝食後の訓練ではルシエルを護衛対象として2チームに別れての模擬戦だったのだが、、
弱い側だった護衛側のチームが勝ってしまった。
その原因がルシエルのエリアバリアだったと襲撃者役の騎士が言う。
確かにルシエルのエリアバリアはベテランの域の強度を持っていたが、、
ルシエルは2年前に成人したばかりの治癒師。
普通ならありえない強度だった。
それをルミナが「変人だ」と褒めてるのだが、、
あまり変人と言って欲しくないと言うと、、
今度はメラトニで呼ばれていた「ドMゾンビ」という異名を言わなかった温情だと言われ。
ルシエルは自身のトンデモな成長を知るが、、
あくまでも17歳という枠の中の話だったりする。
そして、午後の訓練では、、
馬に乗って郊外に行くのだが、、、
ルシエルが馬に乗った事が無いと言うとルシエルは、単独で乗馬訓練となった。
そして、厩に赴き唯一背中に乗せてもらえる馬フォレノワールと出会う。
この時に、フォレノワールに頭を下げたのが原因なのか、それともフォレノワールの中に寝ている精霊が何かしかのかわからないが、、
ルシエルは、フォレノワール以外の馬に乗れなくなってしまう。
乗ろうとすると、どんなに大人しい馬でも暴れ馬になってしまい。
フォレノワールの体調が悪かったら、外に出れない日が続く。
そして2度目の戦乙女聖騎士隊との訓練に参加するのだが、、
双剣使いのエリザベスとリプネアに相手をしてもらうのだが、、
全く良いところ無く惨敗。
さらに馬もフォレノワール以外馬に騎乗拒否されてしまう。
それでも、ダンジョンへの攻略も20階を目指して進めて行くと、、
遂に20階に辿り着く。
10階層の時の反省を活かして直ぐに突入しないで情報収支をするようになり。
準備をしてから20階層の攻略をクリアして教皇に報告。
そして、聖シュシュール王国の国境で紛争が起きたので戦乙女聖騎士が首都から離れてしまう。
そうなると、ルシエルに陰湿ないイジメをする治癒師か聖騎士が出てくると戦乙女聖騎士隊員達が心配する。
それなら地下ダンジョンに篭るというルシエル。
その準備のために冒険者ギルドに赴くと、、
多くの冒険者が怪我をしているのだが、、
治癒師は料金をボッタクると言われて治癒を受けない状態。
そんな状況を打破するため、ギルド長が冒険者のルシエルに治癒魔法を使ってくれと依頼を出した。
それに反発する冒険者達にギルド長が、、
都市伝説の治癒師のドMゾンビ様だと紹介する。
そのあだ名は嫌だと言ってたのに、ゾンビだのドMだの言う冒険者達に対して、ルシエルの返答は”治癒魔法は銀貨1枚と変なあだ名に変わる物を考えろ”と言い。
メラトニの”治癒師のドMゾンビ”と証明するために目の前で物体Xを一気飲みして。
怪我している冒険者に治癒魔法を使って怪我に苦しむ冒険者達を癒して行く。
そして治療が終わったルシエルのあだ名を考えた冒険者達は、、
ルシエルを聖者な変人を縮めて「聖変」と呼ぶようになる。
そして、戦乙女聖騎士達が首都を出撃する。
そしてルシエルはダンジョンに籠る事にした。
ただ、カトレアに週に1回は顔を出せと命じられて食事の回数で1週間経ったと思いダンジョンから帰ると、、
だいぶ早く帰って来たらしく腹時計のいい加減さが発覚した。
そしてカトレアからルシエル用の装備が配備されたと言って装備してみたら、、
チートだった。
装備出来る条件がゾンビを1000体を討伐した実績が必要という装備一式だった。
そして、物体Xの補充のために冒険者ギルドに行って”政変の気まぐれ”と呼ばれる治癒魔法を使う日にしていたら、、
メラトニの情報が入って来た。
ブロドはルシエルか居なくなって寂しくなったのか、その辺の冒険者を修行に引き摺り込むようになったらしい。
そして、グルガーが物体Xで料理を作ろうとマッドサイエンティストみたいになっていると聞く。
そして、最後に、、
受付嬢が結婚すると聞いたルシエルは、、
誰が結婚するのか教えろと追加情報を求めたが詳細は不明だった。
ナナエラとモニカに手紙を送っているのに返事が来ない理由はコレかと察して寂しがるルシエル。。
最後までお読み頂きありがとうございます。
アニメ
2023年7月から放送。
好きな物体Xのシーン・・・
漫画版と比べるとちょい微妙・・・
個人的にはこっちの方が好き。
アニメ感想
1話の最後の方でアニメ独自にバザン達の獣人仲間にヒールを使って助けようとする。
2話の頭でヒールを使うのに動揺して、失敗してしまい最後の1人を直す前に気絶してしまう。
救えるなら救いたいという信念が原作より強いかもしれない。
メラトニ編だとナナエラ、モニカがヒロインだが、、
ブロドとグルガーの方が圧倒的に接触が多くなるはず?
豪運先生も意外と出て来るな、、
そして、3話では物体Xが遂に出て来る!!
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