どんな本？
「陰の実力者になりたくて！」は、逢沢大介 氏による日本の小説。
異世界ファンタジーとコメディの要素を持ち、主人公のㇱドが、ヒーローではなく、陰で世界を牛耳る様な「陰の実力者」に憧れているというストーリー。
小説版は、小説家になろうにて2018年1月から掲載され、書籍版はエンターブレイン（KADOKAWA）より2018年11月から刊行。
また、漫画版やアニメ版も制作されている。
特徴は、ストーリー展開がメチャクチャ飛びまくる。
どうやら読者にアンケートして面白い展開を決めてたらしい。
だから展開が予想の斜め上や下に行くからメチャクチャに感じてしまう。
そして、それが面白い。
小説版3巻の後約2年間新刊が出てなかったが。、
アニメ化発表と同時に4巻を発売したのが21年3月くらい。
アニメ1期放映中(2022年12月28日)に5巻を発売。
そして、アニメ2期放映中（2023年10月29日）に6巻を発売予定。
でも、いつエタるか判らない。
アニメは1，2巻分が大好評。1期ダイジェスト↓
この巻の話はアニメ２期でやると思われる。
読んだ本のタイトル
#陰の実力者になりたくて！ （11）
著者:#坂野杏梨 氏
原作:#逢沢大介 氏
キャラクター原案:#東西 氏
あらすじ・内容
ローズ先輩は、王になりたかったんじゃなかったのか!?
異世界に転生し、あらゆる物事に陰から介入し実力を示す「陰の実力者」設定をエンジョイしているシド。ローズ王女結婚の噂を聞き、結婚阻止計画を実行するべくオリアナ王国の城に潜入する。シドはローズに、王妃ではなく光の覇王になってほしかったのだ。
陰の実力者になりたくて！ （１１）
なぜなら光あるところに「陰の実力者」はより濃く存在できるから――！
いつも通りの勘違いも、いつも通りに炸裂する異世界異聞奇譚、信念の第11巻!!
前巻からのあらすじ
父親であるオリアナ国王を殺した元オリアナ王女ローズはシャドーガーデンに入り、名前を剥奪され666番と呼ばれるようになった。
チームに664番と呼ばれる委員長タイプのエルフの少女と665番と呼ばれるノンビリしてそうなエルフの少女とスリーマンセルで日夜訓練に励んでいた。
そんな彼女達の今回の任務は、559番をチームリーダーにサイショ城砦へ調査に行く。
ドエム派と反ドエム派の抗争でサイショ城砦はドエム派の手に堕ちた。
その調査をした結果。
近隣に遺跡があった。
そこで、ディアボロス教団が怪しげな儀式をしており。
祭壇には666番ローズの母親おり559番が母親を殺そうとしたので、母親を庇ったら559番はローズを裏切り者にしてしまった。
さらに母親をドエム派に人質にされローズはドエム派に連れて行かれてしまった。
感想
559番達は教団と3日間戦い最後はサイショ城砦で調査していたシャドーが救援に現れ。。
シャドウは559番からローズが裏切ったと聞かされ、さらにドエムと結婚するというチラシを読み、、
絶対に許さないと言ってローズの居る城に行くのだが、、
モブなシドは門番に追い出されてしまった。
その時に、七陰のイプシロンがピアニストのシロンとして招待されていたので便乗。
イプシロンの弟子として王城に潜入しようとするとドエムから、申請の無い者は王城に入れないと言われ。
王城に入りたければ、ピアニストなのだからピアノを弾けと言われて多くの著名人の前でピアノを弾き見事にクリア。
そしてピアニストの弟子として王城に入る事が出来た。
ついでに最初は悪意を持ってシドの演奏を聞いていたドエムは、感激して心を洗われて綺麗になり。
シドを涙を流しながら賞賛する。
そんな近付いて来たドエムの懐から、シドは手癖悪く金目の物だと思い指輪をスッてしまう。
その指輪が非常に重要なキーアイテムとは知らずにシャドウことシドは箱だけドエムに返却して指輪をポケットに入れてしまう。
その後、道案内に紹介されたメイドのマーガレットに実家の傘下に入らないかとしつこく勧誘され。
何とか彼女と離れてローズの所に行こうとしたのだが、、
マーガレットがスライム率0%でホールドしてくる。
それに困っていたシドの前に、マーガレットのストーカーの警備兵、ケビンがチョッカイを出して来た。
これ幸いと、マーガレットから離れるシドだったが、、
漫画番だとケビンをボコるが、小説版だとモブプレーでケビンに怯えて逃げる。
その後のケビンの未来は、、（ ; ; ）
ケビンのお陰で、マーガレットの勧誘から逃れて彼女から聞いたローズの居る場所に向かう。
そして、シドとしてローズに出会い、国王になりたいと努力していたのに、何故結婚という手段に逃げるのかと問答したが。
ローズはシドが自分以外の者と結婚する事に不服を言ってると思い。
シドの事を思い、頑なに拒むのでシドは撤退する。
ここのシーン。
漫画版はドエムが来たら撤退してローズの事情を知るが、小説版は颯爽と去りローズが泣いてる処にドエムが来る。
そんなローズとの再会でシドは、ドエムからスッた指輪を落としてしまう。
その指輪がオリアナ王国のキーアイテムとは知らずに、、
それを勘違いしているローズは、シドが全てを理解しながらも指輪を贈ってくれたと思い切なくなってしまうのだが、、
そんなローズの覚悟は、シャドー(シド)がローズをレイナ王妃が監禁されている部屋に誘導するのだが、、
レイナ王妃はドエムと不倫してた。
それを見せられたローズは、、
結婚式で自爆覚悟でドエムを断罪する。
そして、偶然にもシド(シャドウ)が贈った(落とした)指輪から、ローズが殺した父王がまだ正気だった頃に記録した映像が出て来てドエムの悪事を暴いてしまう。
前王の証言でドエムの悪事を暴いたローズは、ドエムに斬りかかりシャドーガーデンで受けた訓練が功を奏してドエムを圧倒。
そしたら、ドエムはアッサリ殺されてしまうが、彼の上役のディアボロス教団幹部モードレッド卿が現れ。
ドエムが死亡し取り乱していたローズの母レイナ王妃を斬殺。
そしてディアボロス教団幹部モードレッド卿は、ローズの指輪を使いオリアナ王国の伝説になっている黒キ薔薇を始動させる。
発生した渦の中から、多くの黒い存在が現れ。
暴れてオリアナ王国の民衆を襲い出す。
それを止めるためにローズは孤軍奮闘していた。
最近すごく冷たい態度になっていた側仕えのマーガレットをローズは護って不利になってしまうが、、
そこにシャドーガーデンのメンバーが救援に駆け付ける。
ローズにはチームメイトの664番、665番が側で戦い。
チームワークでお互いをカバーしながら戦って行く。
さらに、モードレッド卿には七陰のイプシロンとベータが斬りかかる。
戦力が均衡していると思ったら、、
黒き薔薇の渦から燃える蝙蝠、最悪の魔獣ラグナロクが出て来てあまりの禍々しさに戦慄するイプシロンとベータだったが、、
そのラグナロクにシャドー(シド)が斬り込んで片翼を落し。
ラグナロクを抑え込んでしまう。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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アニメ PV
そして、アニメ2期制作決定
2023年10月から放送開始！！！
同シリーズ
陰の実力者になりたくて！ シリーズ
漫画版
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