どんな本?
『シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~』は、原作が硬梨菜 氏、漫画が不二涼介 氏の作品。
この作品は、「クソゲー」をこよなく愛する男・陽務楽郎が主人公。
彼が次に挑むゲームは、総プレイヤー数3000万人の「神ゲー」と呼ばれている『シャングリラ・フロンティア』。
物語は、仲間が集まり、世界が広がり、そして「宿敵」との出会いが、彼の、全てのプレイヤーの運命を変えていくという展開になっている。
この作品は、最強のクソゲーマーによる最高のゲーム冒険譚と評されている。
また、この作品は第47回講談社漫画賞「少年部門」を受賞し、週刊少年マガジン読者アンケートで史上初の四冠を達成している。
これらの事からも、その人気と評価の高さが伺える。
この作品は、【小説家になろう】で読んだ事があったのだが、当時はハマる事が出来ず読むのを止めていた。
アニメ化したことを知り、小説の書籍化せず漫画としていきなり商業デビューしていた事を知り全巻購入し、アニメを見ながら此方に書いてみる。
読んだ本のタイトル
シャングリラ・フロンティア (14) ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~
著者:不二涼介 氏
原作:硬梨菜 氏
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あらすじ・内容
第47回「講談社漫画賞」少年部門受賞!「小説家になろう」の超人気作が待望のコミカライズ!
“クソゲー”をこよなく愛する男・陽務楽郎。彼が次に挑んだのは、総プレイヤー数3000万人の“神ゲー”『シャングリラ・フロンティア』だった!
集う仲間、広がる世界。そして“宿敵”との出会いが、彼の、全てのプレイヤーの運命を変えていく!!
最強クソゲーマーによる最高のゲーム冒険譚、ここに開幕!!
ついに開幕した“GGC”に挑む楽郎(サンラク)たち! 格ゲー全米最強のプロチームを相手に、時間稼ぎをしながら勝利をつかめるのか!? チーム戦、先鋒は夏目恵、そして次鋒に控えるは天音永遠(ペンシルゴン)。かつて一つのゲームを支配した悪逆の女帝が、縦横無尽に暴れ尽くす!! この魔王に、自由を与えてはならない。魔王が笑うゲーム冒険譚、第14巻!!
感想
カボチャ頭が光るのを見て爆笑。
サンラクめやりおるわw
「小説家になろう」では、エナジードリンクを飲んでボタンを押し間違え、光ってしまった結果、副将のシルヴィア・ゴールドバーグと大将の黒人選手をツボらせる展開が描かれていた。
確かにエナジードリンクの色は光りそうである。
漫画版では、負けた夏目を励ますために、ペンシルゴンがサンラクをいじり、口をパカパカさせるシーンがあった。
カッツオは会社の命令で別のゲームに参加しており、彼が戻るまでの時間を稼ぐために、夏目、ペンシルゴン、サンラクが奮闘することになった。
目標2時間。
カッツオ不在を聞きつけて来たシルヴィアに対し、ペンシルゴンは「カッツオはトイレで自己と戦闘中だ」と適当に答えて有耶無耶にし。
夏目はヒール役として真剣に戦い、24分間を稼ぐが、最終的には敗れてしまった。
そして次鋒のペンシルゴンは酷かった。
彼女はNPCに爆弾を取り付けて邪道な戦いを繰り広げた。
しかも本人は超ノリノリで……。
これが、ティーンエージャーに大人気なカリスマモデルの正体とは・・
こんな事をするヤツが、サンラク妹の憧れの対象とは、、、
これに初見の夏目はドン引き。
サンラクはエナドリを飲んで寛ぎたまに解説を入れ。
やってる本人のペンシルゴンは肌がツヤツヤ。
美貌が上がって行く?
観客はドン引き。
解説は唖然としているのか口数が少ない。
実況は絶叫。
相手のルーカスは罠にハマって大混乱。
チームメイトでカッツオのライバルのシルヴィアは苦笑い。
次の対戦相手は遠距離恋愛の彼女に夢中で試合を見ていない。
なかなにカオスな状況に読者である自身は爆笑。
これぞ鉛筆戦士!w
この破天荒な3人組。
やっぱり、好きだわ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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同シリーズ
その他フィクション
アニメ
PV
OP
ED
シャンフロ劇場
備忘録
第126話 季節外れのカボチャとくっ殺しない女騎士
カッツォがRwH6の世界大会へ出発するため、彼は仲間たちに別れを告げる。その際、彼は新しいエナジードリンク「ライオットブラッド・トゥナイト」を仲間たちに渡す。このエナジードリンクは非常に強力で、一本で長時間眠れなくなるほどの効果があるとされている。仲間たちはその効果に戸惑いながらも、一部は受け取り、他のメンバーは通常のエナジードリンクを選ぶ。
その後、カッツォはタクシーで会場へと向かう。彼の去り際、残された仲間たちは彼が何か言いたかったように見えるが、最終的には何も言わずに出発する。彼らは少しの沈黙の後、会場に向かうことにする。
会場に向かう途中、彼らはそのコスプレの格好から、来場者から写真撮影の依頼を受ける。撮影会が始まり、ペンシルゴンはその場の雰囲気を楽しむ一方で、彼らは自身が参加するゲームの大会に向けて、パフォーマンスの練習にもなると考える。
結局、彼らは撮影会を終えて、ゲームの大会が開催される国際展示場へと向かう。夏目は先に会場へ行き、残りのメンバーも後を追うことになる。彼らはこの先の大会での活躍を期待しつつ、コスプレイヤーとしても注目されることを楽しむ準備を整える。
レクイエム・フォー・アーミーズというフルダイブVRゲームについて述べられている。このゲームは、FPSジャンルにおける傑作と評されており、プレイヤーに人気がある。その中のキャンペーンシナリオでは、顔のない傭兵「ジャック」が登場する。ジャックは、ジャック・オー・ランタンを模したマスク付きのヘルメットを常に装着しており、その顔はプレイヤーにも知られていない。彼のキャラクターは、核爆弾と共に深海へと消えるという壮大な物語で描かれている。
現在、あるグループのメンバーが、ジャックと名無しの女騎士のコスプレをしている。これらのキャラクターは、ゲームの中で特徴的な役割を果たし、コスプレイヤーたちにとっては魅力的な選択であるとされている。彼らは展示マッチに参加する予定であり、そのために特別なコスチュームを用意している。コスチュームには多くの特殊機能が備わっており、実際のゲームキャラクターを模倣したデザインがなされている。
展示マッチでは、全米トップクラスのプロゲーミングチームと対戦することが予定されており、メンバーはこれに向けて準備を進めている。彼らは試合の進行に合わせて戦略を練り、どのようにして時間を最大限に活用するかを計画している。しかし、試合の展開や相手チームの戦略によっては、予定が大幅に変更される可能性がある。このため、彼らは柔軟に対応できるように準備を進めている。
衣装はサイバーな印象を持っているが、本人の雰囲気がそれとは異なり、チグハグな印象を与えている女性が観客を盛り上げている。勝ち抜き戦というシンプルなルールで進行する新感覚格闘ゲーム「ギャラクシア・ヒーローズ:カオス」が紹介されている。このゲームは「喧騒ライブリー」というシティモードが特徴で、キューブ確保による勝利も可能である。
浅間 絢斗がプロゲーミングチーム「若野牛コルトバイソン」から解説者として参加しているが、彼自身は格闘ゲームのメインプレイヤーではないことを明かしている。そのため、彼の隣の女性が実際の解説を行うことになる。また、このイベントでは「バベル」というリアルタイム・トランスレート・システムが紹介されている。このシステムは、言語の壁なくプレイヤー同士がコミュニケーションを取れるようにするためのもので、日本とアメリカのチームが言語の障壁を感じることなく競技ができるようになっている。
試合開始前の段階で、一部のプレイヤーが不在であることが問題とされているが、試合は予定通り進行される。しかし、言語の問題を考慮していなかったために、夏目氏は戦略が不十分だったことに気づき、大いに困惑している。
第127話 因縁模倣、汝悪に忠実たれ
ルーカス・ガルシアは「スケコマシ」として知られるゲーマーであり、頭脳派の戦略家である。彼は研究が進むほど強くなるタイプで、スターレインのメンバーの中では比較的弱い部類に入るが、その実力は非常に高い。大会では僅差で負けるか圧勝するかのどちらかであり、女性パパラッチを口説いたという噂もある。
彼はゲーム「ギャラクシア・ヒーローズ:カオス」の中で、自身の持ちキャラである「Dr. サンダルフォン」を選択している。このキャラクターは、システムが大幅に変わっても、彼にとって適した選択であるとされる。
夏目氏とルーカスの対決では、夏目氏がユグドライアというキャラクターを選び、対抗している。これは原作のヒーローヴィラン対決を再現したもので、エキシビションマッチとしての戦略を利用している。しかし、実際には夏目氏はルーカスの実力には及ばないが、ペンシルゴンが策略を駆使して戦いを展開している。
夏目氏は、役割に徹することでロールプレイの基本を守っており、恥じらいを捨てることを心掛けている。彼の戦いは、ゲームのキャラクター像に基づき、植物の因子を植え付けられたヴィランとして行動している。
この戦いは、「ギャラクシア・ヒーローズ:カオス」においてモラルを問わず、ヒーローとヴィランの間で繰り広げられる。特にユグドライアは自己中心的なヴィランとして、自らの幸福のためならどんな行動も躊躇わないキャラクターである。
ユグドライアが老人と幼子を盾として利用し、Dr. サンダルフォンに対抗する様子が描かれている。このエキシビションマッチでは、ルーカスの台詞が日本向けのモードで大画面モニターにリアルタイム字幕付きで表示される。夏目氏の演技に対して、ペンシルゴンは行動を高く評価しているが、言葉による評価は辛口である。司会者がこの戦法について質問すると、ペンシルゴンはこのプレイングがゲーム「ギャラクシア・ヒーローズ:カオス」での正しい戦法であると主張している。この間、別の参加者はコスプレ用のヘルメットのギミックを操作して遊んでいる。この戦略は、ゲージが必殺技の使用につながり、相手に有利な状況を作り出すために、特にヴィラン的な行動を取ることでゲージが増加する。
第130話 足掻く先鋒、笑う外道、光る変態
夏目氏は全力を尽くし、合計で二十四分四秒の時間を稼いだが、最終的には敗北した。ルーカスの対応力が高く、夏目氏が意表を突く戦術を何度も試みたものの、ルーカスには効果がなかった。夏目氏は、最後のケイオースキューブを取る前にDr.サンダルフォンに鎮圧されてしまう。このエピソードから、夏目氏は相手の動きを看破され、突然の対応変更に対応できなかったことが明らかになる。また、ゲーム『ギャラクシア・ヒーローズ:カオス』の複雑さと情報量の多さに苦戦し、NPC間の情報伝達速度の速さにもついていけなかった。夏目氏は、ペンシルゴンに後を託すことになる。
第131話 悪辣は陰に潜み平穏を嗤う
第二試合でノーネームが選んだキャラクターはクロックファイアであり、Dr.サンダルフォンが引き続きルーカスのキャラクターとして登場する。
クロックファイアは設置技をメインとするアタッカータイプのキャラクターで、ペンシルゴンにとって相性が良すぎるほどだ。
クロックファイアはゲーム中で人質を取り、爆発する爆弾を仕掛ける悪役としての役割を果たす。
その手際はゲームのコメンテーターや他のプレイヤーをも驚かせるほどであり、そのシナジーが高く評価される。
ゲーム『ギャラクシア・ヒーローズ:カオス』の設定とペンシルゴンの戦術が特に注目され、NPCを巧みに利用するその方法は、ゲームのダイナミクスを明示する。
第132話 外道劇場にて踊れや踊れ
NPCの存在がゲームの難易度を高め、ペンシルゴンがそのリアリティを悪用して悪役として振舞う。
彼女の笑い声が炸裂する爆弾と共に響く中、一般市民は爆発で恐怖に陥り、警察も助けを求め、破壊の対象となる。
ヒーローの行動は阻害され、ペンシルゴンの挑発に迷いが生じる。
NPC内蔵の爆弾が作動し、Dr.サンダルフォンが挑戦する中、悲鳴と混乱が続く。
ペンシルゴンはその状況を上空から冷静に観察し、爆発するヘリコプターから逃げ延びる。
彼女の策略はゲーム内の対戦相手だけでなく、NPCをも巧みに操る。
彼女の行動は劇的であり、その破壊活動はただの戦闘以上の計略を含む。
このゲームはシミュレーションの要素が強く、ペンシルゴンの戦術がその複雑さを示している。
第133話 裏の裏の裏の裏をかく
クロックファイアの「お人形」は視界内に爆弾が存在していなければ起爆できない。
移動がままならない開始直後の状況では、爆発は近くにいることを意味する。
したがって、対策は爆弾を無視して本体を捕捉することになる。
設置可能数を回復させるためには手持ちの爆弾を使い切るべきである。
Dr.サンダルフォンは超能力を操る近接格闘タイプで、拳に念動力を纏わせて攻撃する。
クロックファイアは左眼の義眼の力で犬の人形を生み出し、ペンシルゴンは拳と自身の間にそれを翳す。
犬人形がペンシルゴンとルーカスの拳で挟まれ、サイコフィストの衝撃により爆発する。
任意起爆は使えないため、ペンシルゴンは自身の体力を担保に距離を取る。
爆発させながら、視界に映るNPCを見つめ、三つの爆発を引き起こす。
設置可能数と既設置数を考慮しながら、ペンシルゴンは回収と逃走と時間稼ぎを行う。
笑顔は交渉の重要な道具であり、ペンシルゴンはそれを使って相手に対してデバフを仕掛ける戦法を採用する。
ペンシルゴンが状況を利用して敵に話術を用いることで、敵の動きを鈍らせる。
第134話 焚き火にガソリンをリットルで
ペンシルゴンは、個々の対戦での実力が低いため、外付けのバフやデバフを使用して「廃人殺しジャイアントキリング」と称されるスコアを「シャングリラ・フロンティア」で達成している。ペンシルゴンには二つの明確な天敵が存在する。一つ目はサンラクのような圧倒的スペックで突破を試みるタイプであり、このタイプは対人戦のセオリーを無視する。もう一つは経験則と予測に基づいて冷静に対処するタイプである。このタイプは手札を晒せば晒すほど不利になり、最終的には手札を温存する戦略が有効である。
ペンシルゴンはこの二つのタイプに対して異なる戦術を採用し、極端に遅延させる戦略を選択する。舞台は爆発とドミノ効果を利用した破壊であり、最終的には自己犠牲的な勝利を選ぶ。ビルが崩壊し、その結果は観客にもわかりやすく示される。ペンシルゴンはNPCを利用した戦術を展開し、戦闘地域のマップとNPCの動きを把握して戦略を立てる。最終的にはビルを破壊し、爆発を引き起こすことで戦場を支配する。
その戦いの結果、ペンシルゴンは様々な戦術を駆使して相手を制圧し、非公式の小技を利用してゲージを爆発的に増加させる。この戦略は観客や制作スタッフにも認識され、ゲームの修正が必要であると感じさせる劇的な結末を迎える。
第135話 外道劇場ヒートアップ
ペンシルゴンは、爆発事故によってヴィラニックゲージが上昇することを発見し、これを活用した戦術を考案した。
彼女が開発したのは、建物の崩壊や大規模な破壊を利用して、ゲージを効率的に増やす方法である。
この戦術により、彼女のキャラクターであるクロックファイアは、特異な「設置型超必殺技」を持っているため、連続して超必殺技を発動することが可能となる。
この狂気じみた戦術は、他のプレイヤーや観客を驚愕させた。
ペンシルゴンは自らの発見を活かし、他のキャラクターでは不可能なレベルのゲージの急速な充填と連続技の発動を実現した。
しかし、この戦術は非常に極端であり、ゲームの乱数に大きく依存しているため、再現性には限界がある。
ペンシルゴンのこの行動は、ゲーム内でのジェノサイドを引き起こし、戦術の倫理性について議論を呼んだ。
それにも関わらず、彼女の戦術は効果的であり、短時間で相手を圧倒する結果をもたらした。
これにより、ペンシルゴンはゲーム内で注目を浴びる存在となり、その独創的な戦術は他のプレイヤーにとっての脅威となっている。
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