漫画【シャンフロ】「シャングリラ・フロンティア (8)」感想・ネタバレ

漫画【シャンフロ】「シャングリラ・フロンティア (8)」感想・ネタバレ

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どんな本?

シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~』は、原作が硬梨菜 氏、漫画が不二涼介 氏の作品。
この作品は、「クソゲー」をこよなく愛する男・陽務楽郎が主人公。
彼が次に挑むゲームは、総プレイヤー数3000万人の「神ゲー」と呼ばれている『シャングリラ・フロンティア』。

物語は、仲間が集まり、世界が広がり、そして「宿敵」との出会いが、彼の、全てのプレイヤーの運命を変えていくという展開になっている。
この作品は、最強のクソゲーマーによる最高のゲーム冒険譚と評されている。

また、この作品は第47回講談社漫画賞「少年部門」を受賞し、週刊少年マガジン読者アンケートで史上初の四冠を達成している。
これらの事からも、その人気と評価の高さが伺える。

この作品は、【小説家になろう】で読んだ事があったのだが、当時はハマる事が出来ず読むのを止めていた。
アニメ化したことを知り、小説の書籍化せず漫画としていきなり商業デビューしていた事を知り全巻購入し、アニメを見ながら此方に書いてみる。

読んだ本のタイトル

シャングリラ・フロンティア () ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~
著者:不二涼介 氏
原作:硬梨菜  氏

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あらすじ・内容

第47回「講談社漫画賞」少年部門受賞!「小説家になろう」の超人気作が待望のコミカライズ!
“クソゲー”をこよなく愛する男・陽務楽郎。彼が次に挑んだのは、総プレイヤー数3000万人の“神ゲー”『シャングリラ・フロンティア』だった!
集う仲間、広がる世界。そして“宿敵”との出会いが、彼の、全てのプレイヤーの運命を変えていく!!
最強クソゲーマーによる最高のゲーム冒険譚、ここに開幕!!

黒狼、SF-Zoo、ライブラリとの4クラン会談を終えたサンラク。新武器製造のために再び訪れた水晶巣崖で、完全無欠の強敵「金晶独蠍」と激突する! さらにビィラックが「古匠」となり、ウェザエモンの遺産「遺機装」が遂に起動可能へ! たどり着いた成果に、サンラクが取った行動とは!?

シャングリラ・フロンティア(8) ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~

感想

今巻では、サンラクは黒狼、SF-Zoo、ライブラリとの会議に巻き込まれ、新たな挑戦に向かう。

サンラクは水晶巣崖で「金晶独蠍」という強敵に挑む。
運営のサイレント修正により、彼のこれまでの戦略が通用しなくなったため、彼は新たな方法を模索する。(コレ、運営の人の高笑いが聞こえて来そう)
考えた末、サンラクはゲームの物理エンジンを利用した「蠍落としスコーピオンフォール」という作戦を考案した。(マジでコイツ懲りないw)
さらに戦闘に特化した金晶独蠍との激しい戦いをなんとか制した。
戦いの後、彼は貴重な素材を手に入れ、それを受け取ったビィラック「古匠」となり、新たな武器の制作に意欲を燃やす。

そうして、ビィラックから入手したリアクターをパワードスーツに装備しようと試みたサンラクだったが、、
パワードスーツがリュカオーンの呪いの影響で、装備できないことに愕然とする。

あまりにもショッキングな事に心が折れた、サンラクはパワードスーツを着れなかった反動に「ネフィリム・ホロウ」というロボット物の別ゲームをプレイし始める。(ゲームの傷をゲームで癒す)
そこでの戦いでは、ランキング上位のプレイヤーとの対戦を通じて、彼のゲーマーとしての腕前をさらに磨いていく。
新たな機体「望潮(フィドラークラブ)」を作り上げ、ライバルであるルストとの戦いに挑む姿は、彼の探求心と挑戦心をよく表している。

本作は、架空のゲーム世界での冒険を描きながら、プレイヤーとしての成長や仲間との絆を深めていくサンラクの姿を通じて、ゲームの楽しさを存分に伝えている。
シャンフロでの冒険と並行して、異なるゲームでの経験と関係がどのように彼の成長につながるのか、今後の展開が楽しみである。
サンラクの柔軟な発想と行動力が光る一冊であった。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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フィクション(novel)あいうえお順

備忘録

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66話 万物は真下へと落ちる、万象は攻略法を秘める

サンラクは水晶巣崖で採掘を試みるが、ゲームの修正によって水晶群蠍の行動パターンが変わり、失敗に終わる。修正されたことにより、この方法での金稼ぎが不可能になったことを受けて、新たな戦略を考えることにした。

サンラクは、再び水晶群蠍に挑戦するための方法を模索しつつ、レベルアップの必要性を感じる。ゲーム内で効率よく経験値を稼ぐための策を練るが、水晶群蠍の存在が彼の頭から離れない。サンラクは、水晶群蠍の素材を使ったアイテムを諦めきれず、新たな金策とレベリングを考えながら、採掘を進める計画を立てる。

その後、サンラクは仲間のエムルと共に工房を訪れ、ビィラックに遺機装レガシーウェポンの制作を依頼する。ビィラックは水晶群蠍の素材を使って武器を作りたいと申し出、サンラクはそれを快く受け入れる。彼は双剣ではなく、他の武器種を試みることを考え、ビィラックに新たな武器の制作を任せることにした。

67話 人は不可能に夢を見る、いざ空を歩く時

サンラクは新たな作戦を実行するために水晶巣崖の下にある奥古来魂の渓谷を訪れる。彼は、経験値効率を考え、比較的倒しやすい敵を狙うことにした。サンラクは新たに覚えさせた魔法で仲間のエムルと共に、アンデッドワイバーンを倒す。

エムルは【マジックチェーン】でワイバーンを拘束し、サンラクは焔軍将の斬首剣で攻撃を繰り出す。戦闘を繰り返し、サンラクは自身のスキルを活用してレベルアップを目指す。彼は、再び水晶群蠍を利用する方法を考案し、物理エンジンを利用した「蠍落としスコーピオンフォール」という作戦を計画する。

この作戦は、敵を崖から落下させることで自滅させるというものである。サンラクは水晶群蠍をおびき寄せ、渓谷に落とすことで一掃を試みる。物理エンジンを利用して、敵を倒すこの作戦によって、彼はゲーム内での効率的なレベルアップとアイテム収集を目指すのであった。

68話 水晶の滝、孤高を通じてのシンパシー

水晶巣崖の作戦を遂行中、レベルアップが起こらないことに気づく。落下死では経験値が入らない可能性や戦闘状態が続いていることが原因と考える。目の前に現れたのは鋼色の骨格に金色の水晶を持つレアエネミー、金色の水晶群蠍である。通常の水晶群蠍とは異なるこのモンスターは強い殺意を感じさせる。

サンラクは戦う決意を固め、レアエネミーとの戦いに挑むことにした。金色の蠍は一匹狼であり、増援の気配もないため、サンラクはこの機会を逃すまいと決意する。彼は過去のユニークモンスターとの戦いを思い出し、増えた手札を活かしてこの強敵に立ち向かう決意を固める。経験値、アイテム、採掘権を賭けた戦いが始まる。

69話 その衝動は、飢餓

金色の水晶群蠍。このモンスターは通常種よりも攻撃的で、自己再生能力を持つため、戦闘が長引いていた。サンラクは戦闘中に金蠍の特徴を分析し、隙間の多い外殻や毒液攻撃のパターンを把握した。特に、金蠍が自己再生することを確認した。

サンラクは戦闘を続ける中で、自身のスキルや装備を駆使して戦いを優位に進め、ついに金蠍の尻尾を切り落とし、その針を回収することに成功する。針を手に入れたことで彼は満足するが、金蠍が怒りモードに移行し、戦闘がさらに激化する。サンラクは勝算が低いことを認識しつつも、この戦いの経験を活かし、次の作戦に備えることを決意する。

サンラクは勝ち筋を見出したことを確認しながら、戦闘を継続する。

70話 その執念は、渇望

金蠍は他の水晶群蠍と敵対関係にあり、自らが満身創痍でありながらも、多くの水晶群蠍を撃退するほどの戦闘能力を見せた。最終的に、サンラクは金蠍の再生能力を封じ込め、反撃のチャンスを見出して決着をつけた。

戦闘の過程でサンラクは多くのスキルを駆使し、戦闘の終盤には自身の限界を超えた戦いを見せた。この戦いの後、彼は達成感と共に疲労を感じながらも、ゲームの醍醐味を再確認する。金蠍との戦いは、シャングリラ・フロンティアの魅力を存分に体感できた。

71話 激闘の果てに、絶望

サンラクは金蠍との激闘を終え、ドロップアイテムを収集しながら達成感を味わっていた。特に目を引いたのは、大きな黄金色の水晶などのレアアイテムである。帰還する道のりが面倒だったが、彼は意地で生きて帰ろうと決意する。水晶群蠍の巨大ボスとの遭遇を避けつつ、何とかエイドルトに戻り、仲間のエムルと再会した。

その後、ビィラックの工房に向かい、金蠍から得た素材を披露した。ビィラックは驚愕のあまり気絶するほどで、これらの素材で新たな武器を作る計画を考え直すことになった。

サンラクは、その後自室に戻り、新たに入手したリアクターをパワードスーツに装備しようと試みた。しかし、パワードスーツがリュカオーンの呪いの影響を受け、装備できないことに気づいた。さらに、装備の多くが強化装甲を前提としており、自身の状況に不利であることが分かり、ゲームを続ける気力を失っていた。

自宅で妹の瑠美との会話を通じて、失敗を乗り越えるために気分転換の必要性を感じた彼は、一旦ゲームから離れようとする。しかし、結局は再びゲームに戻ることになる。

72話 米の代わりにライスを食べる的な

サンラクは【シャングリラ・フロンティア】のゲームから一時的に離れ、新たにロボットアクションゲーム【ネフィリム・ホロウ】をプレイし始める。このゲームは操作が非常に複雑で、プレイヤーはロボットと一体化して動かすことが求められる。サンラクは自身の機体「キングフィッシャー」で対人戦に挑み、数ヶ月ぶりのプレイで感覚が鈍っていることを感じながらも、ランキング2位のスーパー玉男と対戦して辛勝する。
そこに、ランキング1位のルストが現れた。

73話 双翼相打つ

サンラクは【ネフィリム・ホロウ】でランキング一位のルストとの対戦に挑むが、惜しくも敗北する。リスポーンした彼は、他のプレイヤーたちの注目を浴びながら、ルストから再戦を求められる。サンラクは新しい機体を構築したいという理由でその場での再戦を断るが、翌朝の再戦を約束する。ルストの情熱的な姿勢に少し圧倒されながらも、サンラクはゲームに対する情熱を持つプレイヤーたちとの交流を楽しみ、新たな機体の構築を考え始める。

74話 新たな潮を招く者

サンラクは【ネフィリム・ホロウ】において新しい機衣人ネフィリムを作ることにした。まず、瞑目個体のネフィリムを捕獲し、次に装甲や武装を揃えてネフィリムに着せ、最後に名前をつけることで新たな機体を完成させる。その過程で、「望潮フィドラークラブ」と名付けた新しい機体を作成。
そして、サンラクはキングフィッシャーでの敗北を振り払い、再びルストに挑戦する意欲を燃やす。

75話 これは戦いではない、捕食者が非捕食者を捕らう狩りである

サンラクは、最強プレイヤー、ルストの「緋翼連理ヒヨクレンリ」に対抗するため、新たな機体「望潮フィドラークラブ」を用意した。ルストの機体は、アシンメトリーなブースターによる不規則機動で強力であるが、その真の力はプレイヤースキルに依存している。サンラクは、ルストの機体の特徴を研究しつつ、他のプレイヤーからの情報を元に対策を講じる。

バトルが始まり、サンラクの「フィドラークラブ」は光学迷彩を使い、一撃必殺の【ブックメーカー】を駆使して不死鳥を攻撃し片腕を損傷させる。

フィドラークラブは、エフェクトを抑える新たなネフィリムタイプ「偽装双脚」を用いて不可視の移動を可能にし、相手の油断を誘ったのであった。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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