どんな本?
「俺だけレベルアップな件」は、原作・原案Chugong 氏、作画DUBU(REDICE STUDIO)氏による韓国の小説、漫画、ウェブトゥーン。
日本語版は韓国語版とはストーリーやキャラクター(主人公名:水篠旬(日本)、ソン・ジヌウ(성진우)韓国)に差異がある。
物語は、異次元と現世界を結ぶ通路「ゲート」が現れてから、ハンターと呼ばれる覚醒者たちが出現した世界を描いている。
ハンターはゲート内のダンジョンに潜むモンスターを倒し対価を得る人達。
主人公の「水篠旬」は、人類最弱兵器(S級ランク:最上真の二つ名”最上人類最強兵器”を捩った蔑称)と呼ばれるE級ハンターで、母親の病院代を稼ぐために嫌々ながらハンターを続けていた。
ある日、D級ダンジョンに隠された高難易度の二重ダンジョンに遭遇した水篠旬は、死の直前に特別な能力を授かる。
水篠旬にだけ見えるデイリークエストウィンドウがあり、毎日届くクエストをクリアし、モンスターを倒すことでレベルアップしていく。
読んだ本のタイトル
#俺だけレベルアップな件 10 巻
(ハングル語: 나 혼자만 레벨업、英語: Solo Leveling)
作画:#DUBU(REDICE STUDIO) 氏
原作:#Chugong 氏
脚色:#h-goon 氏
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あらすじ・内容
彼は再覚醒ではなく、 持続的に成長可能なハンターなのでは…!?
お待ちしておりました
俺だけレベルアップな件 10
水篠ハンター。
ハンター協会会長・後藤をはじめ、S級ハンター白川 大虎、最上 真、向坂 雫…。
今や錚々たる顔ぶれから注目される存在となった水篠。
再測定を受け、更に注目を浴びる中、向かった先は「悪魔の城ダンジョン」
成長し続ける水篠に目が離せない――!! 超人気クエストストーリー第10巻!!
感想
遂に旬の強さが一般に知れ渡る時が来た!
元 E級ハンター別名。
世界最弱兵器と呼ばれていた旬が、S級ハンター水篠旬と世間に知れ渡る。
ハンタースギルドの採掘チームに参加していた水篠旬だったが、攻撃隊の荷物持ちとして攻略に参加出来た。
そしたらA級以上のカルガルガン率いるハイオークの軍団が現れてしまい。
攻撃隊は危機に陥ってしまった。
そこを旬が引き継いで、陰の軍団を召喚して君主の領域を展開して能力の底上げをさせ、ハイオーク軍団と戦闘を開始する。
悪魔城のヴォルカン、メトゥスより強く、メトゥスより防御力、呪術の威力も強いカルガルガン。
だが、相性は良く。
倒したハイオークを陰の軍団に入れて相手の戦力を減らしながら自身の戦力は増えて行く。
徐々に形勢は旬に傾いて行く。
闇の君主である旬をカルガルガンは畏れ多いと知ってるようだが、システムの妨害なのかニンゲンを殺せという命令に従ってしまう。
四天王の残りを一斉に投入して巻き返しを図るが、君主の領域でパワーアップしているアイアンとイングリットに返り討ちに遭ってしまう。
カルガルガンには旬が直接手を下して倒し、陰の軍団に入れてしまう。
名前は「キバ」と名付ける。
そうして、S級に近いA級ダンジョンをほぼ単独でクリアした旬。
援軍に現れた、ハンタースギルドの副ギルド長の向坂とハンター協会の監視課の犬飼達だったが、、
彼等が現場に到着した時は、事態がほぼ収束しており犬飼が旬を回収して連れ帰ってしまう。
全て、明日になれば判ると言って、、
Bチームリーダーの外園は、最上に報告していたら、、
ダンジョンを単独で攻略出来てしまう旬の強さに慄いてしまう。
そして、翌日。
ハンター協会では、多くのマスコミが陣取っており。
友谷というタレントがA級ハンターとなって、死神ギルドに加入する記者会見を行う事になっていた。
ただ、ハンター協会では2年ぶりに発見されたS級ハンターの登場に注目しており。
友谷というタレントなんて眼中になかったが、、
彼等の登録がバッティングしてしまった。
旬を自身のギルドに加入してもらおうとしていた白虎ギルドの白川と、ハンタースギルドの最上を発見しても友谷の勧誘に来たと勘違いされていた。
そして、旬がハンター協会に入ろうとしていたら友谷達が入るなと言い出して、旬を追い出そうとしていたら会長の後藤が旬を出迎えて彼を協会の中に入れ、再審査を行うために審査場を一時的に閉鎖してしまった。
審査してもらおうとしていた友谷からしたら、面白くない状態。
閉鎖を告知した犬飼を脅迫した友谷だったが、犬飼が威圧するとスゴスゴと引いてしまう。
そして、協会内てまは旬が後藤の前で陰の軍団を披露し、同席していた白川、最上があまりな規格外な旬の力に驚いてしまう。
白川は、こんな力を持っていたら独自にギルドを設立してしまうと予想。
旬を勧誘する事を諦めてしまう。
そうしていた時に、外では旬がS級ハンターとして発表されてマスコミが旬の映像を撮ろうと出入り口に陣取っていたら、、
白川、最上の勧誘から逃げようとした旬が出入り口から出て来て、マスコミの陣取りにハマり生中継されてしまった。
そのマスコミのインタビューを受けず、逃げてしまった旬を追いかけて賃貸しているマンションの前にマスコミが陣取ってしまい。
旬は気軽に身動きが出来なくなってしまった。
そして色々な人々に旬がS級ハンターとして知れ渡っている時。
諸菱賢太は、諸菱家のギルドを任せてもらうために旬を勧誘したら、、
旬が自身のギルドを設立すると聞いて、賢太は旬のギルドに加入するため。
諸菱家のギルド長の座を蹴って、旬のギルドに加入しようとしたら、、
賢太は、諸菱家からも追い出されてしまったw
旬の家にご厄介になろうとしていた賢太だったが、旬の家には妹の葵がおり。
男を入れるわけにはいけない。
それなので、賢太は事務所が出来るまでホテル暮らしとなり。
事務所を決めたら、事務所に住む事になる。
そして、あまり外を出歩けなくなった旬は悪魔城の攻略を進めるため、悪魔城75階以上から攻略を再開。
陰の軍団を使って広域に悪魔を狩っていたら、アイアンが何者かにやられてしまった。
その後も他のチームにも被害が出たので、アイスベア達を囮にして、アイアン達を狩った者を確認したら、、
悪魔のナイト級が出て来ており。
陰の軍団の再生能力以上に破壊の力を持っている事がわかる。
そして、ナイト級の悪魔を旬が狩り、残り1人を捕らえようとしたら。
次巻へ続く。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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備忘録
73話
カルガルガンとの直接対決
カルガルガンは豪炎の魔法「火竜の唄」を放ち、旬の影の兵士を大幅に削った。しかし旬は、魔力がある限り兵士を無限に再生できると宣言し、カルガルガンに挑み続けた。カルガルガンは「守護の唄」で防御を固め、強力な魔法で反撃するが、旬はインベントリからマナポーションを取り出しながら回復を続けた。
影の軍団の進化
旬は倒されたハイオークの死体に「起きろ」と命じ、新たに影の軍団として蘇らせた。これにより、ハイオークの影が旬の軍勢に加わり、戦力がさらに拡大した。カルガルガンはこの状況に動揺し、兵士たちも恐怖に怯えだした。旬は「生きているお前たちもいずれ俺の影になる」と宣言し、ついにはカルガルガンをも影の軍団に加える意志を示した。
74話
カルガルガンとの死闘と巨人化の脅威
影の軍団と護衛との激戦
カルガルガンの護衛と影の軍団が激しくぶつかり合った。アイアンはその腕力で護衛を圧倒し、イグリットは大剣と短剣を駆使して2体の護衛を瞬時に撃破した。護衛を蹴散らした影の軍団の連携を見た旬は、自軍の優秀さを評価したが、マナ消費が激しくポーションでは追いつかないことに危機感を覚えていた。
カルガルガンの魔法と攻撃隊の苦戦
カルガルガンは強力な魔法「倒懸」「灼熱」「喪明」を放ち、攻撃隊に甚大なダメージを与えた。隊員たちは血を吐き苦しみ、カルガルガンは外野の干渉を断固として拒絶した。旬にも多重の異常状態をかける魔法を放ったが、大呪術師カンディアルの祝福により、すべて無効化された。カルガルガンはこの事態に驚愕し、旬の強大さを初めて認識した。
貪欲の玉による反撃
旬は影魔法兵に貪欲の玉を持たせ、巨大な火球でカルガルガンの盾を破壊した。この光景を目撃した雫は、その異常な召喚魔法の規模に驚嘆し、攻撃隊に駆け寄った。外園を治癒していたヒーラーも状況を把握できず混乱していた。
巨人化したカルガルガン
カルガルガンは怒り、強化、巨人化の魔法を自身にかけ、ヴォルカン並みの巨大な姿へと変貌した。その圧倒的な威圧感に、雫は早急な撤退を促したが、カルガルガンは「虫けらを踏みつぶす」と豪語し、影の兵士を蹴散らした。
旬の跳躍と反撃
旬は巨人化したカルガルガンの豪炎を跳躍して避け、その眼球に拳を叩き込んだ。「巨人化は的が大きくなるだけだ」と言い放ち、暗殺系スキルでカルガルガンの体を縦横無尽に斬りつけた。その無情な攻撃により、巨人化したカルガルガンを圧倒していった。
75話
カルガルガンとの決着と新たな影の獲得
旬の圧倒的な力と犬飼の到着
犬飼がボス部屋に到着し、戦闘を目撃して驚愕する。雫は、旬が召喚した影の軍団と説明した。旬は短剣では決定打を与えられないと判断し、素手でカルガルガンを殴り吹き飛ばした。犬飼は、目の前の戦士が水篠旬であると確認し、その実力に感嘆した。雫もまた、召喚術の規模や旬の戦闘力に驚き、彼の正体を犬飼に尋ねた。
カルガルガンの敗北と影の獲得
ボロボロになったカルガルガンは護衛を失い、かつての部下であった影たちに刺殺された。旬はこの戦いで複数レベルが上昇し、カルガルガンの死体から影を抽出することに成功した。この新たな影には「精鋭ナイト」という等級がつけられており、旬はその影に「キバ」と名付けた。さらにハイオークの影も回収し、大きな戦果を得た。
犬飼の迅速な対応
戦闘後、犬飼はハンタースの攻撃隊に対し、旬の身元が協会の最高機密事項であると説明した。攻撃隊にはここで見たことを口外しないよう厳命し、質問は協会を通すよう指示した。これにより、旬の身元が守られた。
外園の感謝と別れ
外園は旬に感謝の意を述べ、自分たちが生き残れたのは彼のおかげであるとして頭を下げた。旬は女性ヒーラーに遺書を返し、犬飼と共に出口へ向かった。雫は声をかけることをためらい、結局何も言えなかった。
雫の戸惑い
雫は、攻撃隊の仲間に「ツルハシを持ってきた理由」を指摘され、旬に奇妙に思われたのではないかと恥ずかしがった。その後も彼女は、旬の存在と自身の行動について思い悩む様子を見せていた。
76話
最上と外園の会話:旬の能力を巡る驚き
外園によるレイド報告
最上は、旬がハンタースのレイドに参加していたことに驚いていた。外園は、旬がレイドを助ける意図ではなく偶然の参加だったが、ボスの異常な強さにより攻撃隊が全滅寸前となり、彼が助けざるを得なかったと報告した。また、旬の戦闘能力や召喚術の詳細を伝え、その常識外の実力について言及した。
最上の評価と決意
外園からの質問で、最上は自身の火力だけではA級ダンジョンを単独クリアすることは不可能だと認めた。そして、旬をハンタースに迎え入れることを最優先課題とし、外園にその確保を命じた。
ハンター協会前の騒動
友谷稔の登場とギルド代表者たち
ハンター協会前には報道陣が詰めかけ、俳優・友谷稔が測定結果を待ちながら注目を集めていた。その場に現れた白虎ギルドの白川とハンタースの最上は、記者から友谷に関するコメントを求められるが、両者とも無関心を示した。
白川と最上の対立
白川と最上は、旬を巡る動きを巡って互いに意識し合う。白川は戦力補充を理由に旬を迎え入れる必要性を強調し、最上はそれに対抗して彼をハンタースに迎え入れる意思を示した。そこに死神ギルドの黒須が現れ、二人の行動を揶揄するが、二人は友谷に関心がないと一致して否定した。
友谷の誤解と登場
遠くからこのやり取りを見ていた友谷は、自分がギルド間で注目されていると勘違いし、満足げに記者会見の場へ登場した。
旬の到着
その直後、騒がしい場を訝しむ旬が、報道陣の後方に到着した。彼の表情には戸惑いが浮かんでいた。
77話
後藤会長と旬の再測定
協会前の混乱と友谷稔の苛立ち
協会前には多くの記者が集まり、旬が混雑をかき分けて進んだ際に友谷のマネージャーから怒鳴られた。そこへ後藤会長が現れ、旬を中に迎え入れた。友谷は自分の舞台が台無しにされたと苛立ち、協会に入るため犬飼に懇願するも拒否された。友谷が犬飼を脅すが、彼の冷静な対応に青ざめて黙り込むことになった。
再測定前の迎え入れ
後藤会長と旬が通路を進むと、白川と最上が頭を下げて待っていた。後藤会長は、旬が2年ぶりに現れたS級ハンターであり、ハンタースが彼の加入を熱望していると説明した。旬は広い検査場に案内され、測定員から能力の確認を求められる。
影の兵士の召喚
旬は影の兵士1体を召喚し、測定員が驚く中でさらにイグリット、アイアン、ボスベア、ハイオークの護衛を召喚した。異様なオーラが場を包み、後藤会長や部屋の外にいた白川と最上もその能力に驚愕した。旬が100体程の召喚が可能だと説明すると、白川はその魔力の圧倒的さに驚きを隠せなかった。
S級ライセンスの取得と報道
旬がS級ライセンスを受け取り会場を後にすると、白川が話を持ちかけるも、旬は時間がないと断った。協会を出ようとした瞬間、記者たちのフラッシュに驚いた旬の表情が中継され、全国に放送された。その様子を見た白川は呆れた表情を浮かべていた。
78話
S級ハンターの発表と周囲の反応
協会前の混乱と友谷の計算違い
旬のニュースが流れる中、協会前では友谷が引退を宣言しつつ記者たちの注目を集めていた。彼はA級ハンターとしての活動を利用し、自身の地位をさらに固める計画を抱いていた。しかし、突然「10人目のS級ハンター」が発表され、報道陣は友谷を無視して協会へ殺到した。呆然と立ち尽くす友谷は、旬に舞台を奪われたことを痛感した。
旬の注目と関係者たちの動揺
記者会見場から出てきた旬は激しいフラッシュに驚き、彼の写真がニュースに映る。採掘チームのメンバーや観月たちもその報道を目にし、旬がS級ハンターであることに驚愕した。諸菱父もその知らせを知り、賢太に彼の動向を問う。賢太は旬がギルドを設立する予定であると伝え、諸菱建設のギルド運営の意義について父から教えを受ける。そして賢太は自分が旬のギルドに参加する意思を宣言した。
報道陣と旬の攻防
記者たちは旬を取り囲み、次々と質問を浴びせるが、犬飼らがそれを必死に抑え込む。白川は旬を助けるため車で送る提案をするが、旬は一瞬で駐車場まで移動し断った。記者たちは旬が消えたことに戸惑い、白川もその能力に驚愕した。最上は白川に旬を捕まえるのは無理だと告げ、白川は旬の魔力の増大に気づき、継続的な成長が可能なハンターではないかと推測した。
諸菱父の信頼とギルドの未来
諸菱父は賢太にギルド運営を任せると伝え、信頼できるハンターを集める重要性を説いた。賢太は感謝を述べつつも、旬のギルドに加わる意思を表明した。諸菱父はその決断を静かに見守った。
79話
S級ハンター旬の注目と新たな問題
右京と旬のニュース
S級ハンターとなった旬のニュースは、入院中の右京の耳にも届いていた。彼は「生意気な野郎だ」と画面を睨みつけ、旬への敵意を募らせていた。
貪欲の玉の鑑定と防具選び
旬はハンターオークションで貪欲の玉を鑑定してもらった。魔法威力を100%増加させる効果に鑑定士は驚き、これをオークションに出品する提案をする。しかし旬は悪魔城攻略に必要な装備の購入を優先し、火属性の防御アーティファクトを探した。防具の展示室では魔力強化されたガラスケースの堅牢さを試そうとするが、冗談だと鑑定士に止められる。職員に案内され武器を見た旬は、購入するには性能が劣ると感じ、自身の短剣ナイトキラーを鑑定したところ、一千万以上の価値があると判明した。
白川の決断と諸菱の考え
白虎ギルドの白川は、旬の成長が止まらないことに気づき、彼がギルドを作る未来を予感した。国内一位や二位のギルドでさえ、旬の成長には太刀打ちできないと痛感し、彼をスカウトする努力が無駄であったと悟った。一方、諸菱父はハンターの力が国家権力に匹敵する現状に危機感を覚え、ギルドを通じて信頼できるハンターを集める重要性を語っていた。
自宅マンションへの報道陣と賢太の訪問
旬のマンションには多くの記者が集まり、妹の葵もその様子に驚いていた。葵は記者を無視するよう旬に提案し、二人は部屋に籠もった。そこへノック音が響き、賢太が訪問した。涙ながらに父に追い出されたと訴え、しばらく旬の家に住まわせてほしいと頼んだが、旬は即座にドアを閉めた。葵に「知らない人だ」と説明する旬の態度に困惑する賢太はドアを叩き続けた。
諸菱父の倒れる危機
その頃、諸菱父は妻に「賢太に厳しすぎたのでは」と指摘されるが、独り立ちの必要性を強調した。しかし突如具合が悪化し、視界がぼやけ、そのまま倒れてしまった。
80話
悪魔城への再挑戦と新たな危機
妹を守る護衛と治安対策
葵の眠りを確認した旬は、護衛のためハイオークの影を召喚した。召喚した影は3体で、1体は抽出を忘れていたことに気づく。1体を残して妹の影に同化させ、護衛を命じた。その後、屋上に影の歩兵を召喚し、自警団として街のパトロールを指示した。これにより、治安の改善に寄与できると考えた。
賢太との別れと悪魔城への再挑戦
翌朝、賢太の運転でDSタワーへ向かった旬は、途中でギルドのオフィスが整うまでホテルで過ごすよう指示した。賢太が諸菱建設のギルドマスターを蹴った覚悟を尊重し、旬は彼を受け入れる決意を固めていた。その後、悪魔城に再入場し、フィールド対策用の装備を整えた旬は、クエスト「悪魔の魂を集める(2)」を開始した。最上階の悪魔の君主バランを倒し、報酬である最上級ルーン石の獲得を目指した。
悪魔の殲滅と貪欲の玉の威力
悪魔城76階に到達した旬は、激しいオーラに包まれながら大小の悪魔に立ち向かった。キバが貪欲の玉を使い、豪炎で悪魔を焼き払う。その圧倒的な威力を目の当たりにし、貪欲の玉はキバに持たせておくべきだと旬は判断した。
諸菱父の溺睡症発症
諸菱父は倒れてから2日後に目覚め、医師から溺睡症について説明を受けた。この病は覚醒者の近親者に発症しやすく、魔力に耐性のない者が長期間魔力にさらされることで発症するという。生命力の急速な消耗を伴い、魔法石や覚醒者との接触が原因となることがある。家族に覚醒者がいないかと問われた諸菱父は、賢太がその可能性に該当すると考え、魔力への耐性のなさが淘汰につながる現実に打ちのめされた。
DFN島への蟻の上陸
一方、DFNのある島では、生きた蟻が上陸することに成功していた。この出来事が新たな脅威となる兆候であった。
81話
悪魔城の試練と未知の脅威
孤島でのパトロールと蟻の上陸
平和だと思われていた孤島で、若いハンターたちがパトロールを行っていた。簡易魔力測定器を使い、ゲートを早期に察知し増援を呼ぶ必要があった。新人ハンターは前方に風変わりな物体が近づいてくることに気づいたが、それが蟻であることを理解していなかった。
悪魔城での影軍団の組織化
悪魔城に挑む旬は、影の保存数が限られているため、影軍団を6つのチームに分けた。キバ率いるハイオークチーム、イグリットチーム、アイアンチームなどに任務を与え、敵の殲滅と層間侵入許可証の報告を命じた。それぞれが分散して狩ることで効率的に経験値を稼ぐことに成功した。
80階での強敵との遭遇
影たちが順調に進む中、80階で予期せぬ強敵に直面した。アイアンのチームが攻撃され、兵士たちが次々と倒された。その後もハイオークBチームやイグリットチームが同様の被害を受けたが、キバのチームは無事であった。敵が知性を持ち、戦いやすい相手を選別している可能性が浮上した。
悪魔の貴族との対決
予想通り、次はタンクチームが狙われ、武装した騎士たちが襲撃してきた。タンクは奮闘するも首を切り落とされ、モンスター兵たちに勝ち目はなかった。旬は隠密状態を解除し、敵の前に立ちふさがった。騎士たちを次々と瞬殺し、最後に残った貴族らしき悪魔は恐怖に震えていた。旬はその恐怖を疑問に感じつつも、目を光らせてその悪魔に近づいたのだった。
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