どんな本?
「俺だけレベルアップな件」は、原作・原案Chugong 氏、作画DUBU(REDICE STUDIO)氏による韓国の小説、 漫画、ウェブトゥーン。
日本語版は韓国語版とはストーリーやキャラクター(主人公名:水篠旬(日本)、ソン・ジヌウ(성진우)韓国)に差異がある。
物語は、異次元と現世界を結ぶ通路「ゲート」が現れてから、ハンターと呼ばれる覚醒者たちが出現した世界を描いている。
ハンターはゲート内のダンジョンに潜むモンスターを倒し対価を得る人達。
主人公の「水篠旬」は、人類最弱兵器(S級ランク:最上真の二つ名”最上人類最強兵器”を捩った蔑称)と呼ばれるE級ハンターで、母親の病院代を稼ぐために嫌々ながらハンターを続けていた。
ある日、D級ダンジョンに隠された高難易度の二重ダンジョンに遭遇した水篠旬は、死の直前に特別な能力を授かる。
水篠旬にだけ見えるデイリークエストウィンドウがあり、毎日届くクエストをクリアし、モンスターを倒すことでレベルアップしていく。
読んだ本のタイトル
俺だけレベルアップな件17巻
(ハングル語: 나 혼자만 레벨업、英語: Solo Leveling)
作画:#DUBU(REDICE STUDIO) 氏
原作:#Chugong 氏
脚色:#h-goon 氏
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
あらすじ・内容
俺を呼んだのはお前か──?
DFNの首都で、巨大なS級ゲートが出現。ダンジョンブレイクまであとわずかに迫り、この危機を回避するため、DFN政府は世界中からハンターを招集していた。一方、システムからの招待状を受け取った水篠は、再び二重ダンジョンに足を踏み入れることを決意する。はたして、水篠を待ち受けるものとは──!?超人気クエストストーリー第17巻!!
感想
旬のカルテノン神殿再挑戦とDFNでのS級ゲート対策が同時進行している17巻。
自身をプレイヤーと称してる意味とは?
その答えを求めて旬は、かつて自身が死んだ場所、カルテノン神殿へ赴く。
その裏では、架南島で戦力が下がり、DFNがS級ゲート攻略に手間取っていた。
123話
DFNでS級ゲートが出現し、DFN内の全ての大型ギルドに招集がかかる。
その中には、架南島レイドでリューを筆頭にS級を7人も亡くした抜剣ギルドもいた。
S級ゲートには戦力が物足りない。
それでDFNは金を払えば来てくれる結界能力者ユーリ・オルロフを雇用しようと提案する。
一方、水篠旬はレベル101まで上昇しカルテノン神殿への鍵を手に入れ、次なる行動を考察していたら、挙動不審なハンタースのS級、向坂を見つけて彼女の前に影交換をして確保。
我進ギルドの事務所で彼女から話を聞くと、架南島で亡くなった後、影の軍団で活躍し、解放された美濃部ハンターから影の軍の正体を知らされたと聞く。
それを聞いた水篠は自身の力をより知る必要性を感じ、カルテノン神殿へ向かう決意をする。
ついでに葵を護衛してるベルの様子を見ていたら時代劇にハマっている事が発覚。
たまに変なセリフを吐くらしいw
それ以外にも母とハンタースの様子を見て探査を続ける。
124話
DFNではユーリ・オルロフを呼びS級ゲートのブレイクの対応の協力を願うと、1日1千万ドル【10億円(1ドル=100円で)】で協力すると言う。
会話はロシア語で交わしてるらしく、抜剣ギルドのレイジだけが会話し、他の2人は立ちんぼしていたが悪口を言われているのは感じてるらしく殺気立つとユーリ・オルロフに動きを封じられマウンティング終了し、政府と値段交渉に入る事となる。
旬はカルテノン神殿に入れるゲートの場所を掲示されたが、場所は葵が通っている高校の側であった。
ゲートに向かうと協会の職員がおり、彼女曰くゲートは3日前から発生してるC級で、別のギルドが攻略権を購入しており既に攻略組がゲートに入っている状態だった。
それに歯噛みしながら旬は職員に、このゲートは二重ゲートだと言ってゲートへ入り、中で攻略中のハンター達にも事情を説明して外に出るようにと言う。
しかし、権利を購入したハンター達は素直に下がらなかったが、カルテノン神殿の門番の攻撃にラク全く反応出来ない事を実感すると下がって行った。
そして旬は、カルテノン神殿に単独で侵入して魔力を辿ると、文字盤を持つ石像の前で話かけると、設計者が応答して来た。
125話
DFNではユーリ・オルロフの参戦が大々的に報じられていたが、本来主役であるはずの抜剣ギルドは消極的になってしまう。
カルテノン神殿で設計者と話す旬。
設計者は旬に最終テストを科して来た。
設計者は旬の影の軍団を封じ、更にポーションの利用、レベルアップによる回復も封じられてしまう。
そんな状況下で旬は単独で石像達を相手に大立ち回りを行い。
真打登場と神像が動き出す。
126話
抜剣ギルドが消極的になったのに困ったDFNのハンター協会会長が日本の協会長の後藤と対談し架南島で大活躍した旬を雇用するための協力を要請して来た。
それに対して後藤は架南島での悪巧みの証拠を見せながら、どのツラ下げて来たと言いつつ、今回は助けてやると言ってDFNへの協力を受諾。
一方、カルテノン神殿で最終試験を受けてる旬は神像の熱線を避けながら石像を倒し、素手で神像もノックダウンしてしまう。
最後に設計者が自身が最後の敵だと言うが、システムから10分以内に設計者を倒さないと心臓が止まると告知して来た。
127話
二重ゲート発生の報告を受けた犬飼はフル装備で、手が空いてた7人の精鋭を引き連れてゲートに行くと、彼の勘がこのゲートは危険だと判断して待機中のハンタースに救援を要請しろと部下に命じる。
そして、腕を6本増やした設計者との戦闘に入った旬は、設計者の手数の多さと速さに翻弄され一方的に攻撃を受けていた。
それでも何とか反撃して、何故自身をプレイヤーに選んだのか、いまこの世界で何が起きているのか設計者に質問する。
旬をプレイヤーに選んだのは設計者ではなく、彼が設計したプレイヤー育成システムが旬を選んだと答える。
全力で旬に攻撃する設計者だったが、旬の動きがドンドン良くなっており、旬に何かが混じっていると叫び。
なりふり構わず他の石像達をけしかけて旬を攻撃したが、旬は設計者に勝利し。
答えは旬の中にあると言って、保存されたメモリーの解放をシステムから呼び出す。
128話
保存されたメモリーを開いた旬は、保存された記録を追体験する。
大地に溢れるモンスター達を一方的に蹂躙する、天使の羽根のようなモノを生やした銀の兵士達がいた。
そして、影の君主が現れて影の君主は”起きろ”とモンスター達に声をかけた。
そして、モンスター達は影の軍団となったのだが、規模は旬の軍団とは桁違いに多かった。
影の軍団と銀の兵士達の戦いは再生する影の軍団の有利で推移していったが、ある存在が現れるまでだったらしい。
そして現実では、ハンタースがカルテノン神殿へ侵入し、旬を見守っていた設計者が王への生贄に丁度いいと言って彼等に襲いかかって来た。
最後までお読み頂きありがとうございます。
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
備忘録
123話
DFNの対策会議と抜剣ギルドの現状
DFN内の大型ギルドが招集され、抜剣ギルドのレイジや主要メンバーが出席した。リューの死後、抜剣ギルドの立場が弱まったことが囁かれていたが、レイジは他ギルドの挑発を無視した。対策会議ではS級ゲートへの対応策が議論され、国家権力級ハンターや外部支援の必要性が指摘された。
雫からの伝言
旬は駐車場で雫と出会い、事務所で話を聞くことになった。雫は美濃部ハンターから託された言葉を伝えた。美濃部は、召喚獣となった後の自分の変化を語り、旬の力の危険性を警告していた。この言葉に旬は力の本質を見極める必要性を感じた。
影の保管の新たな機能
専用スキルのレベルアップにより、旬は影の保管で感覚共有が可能になった。妹の葵の様子を確認すると、護衛のベルがテレビを視聴していたことが判明し、ベルの変な口調の理由を理解した。さらに他の影も確認し、雫の入浴シーンを見てしまい、動揺する場面があった。
DFNのS級ゲートとカルテノン神殿への準備
賢太からDFNのS級ゲートの話を聞いた旬は、カルテノン神殿への準備を優先していると答えた。残り時間が限られている中、真実を調べる必要性を感じていた。一方、DFNではロシアのS級ハンター、ユーリ・オルロフがゲート封鎖の契約に応じ、莫大な報酬を要求していた。
124話
ユーリ・オルロフの交渉と実力
DFNでのS級ゲート対策会議において、ロシアのS級ハンター、ユーリ・オルロフが提案を受けた。年間36億ドルの報酬を提示したオルロフは、自身の能力の優位性を強調し、レイジの部下ルノーとカナを糸のような力で動けなくした。この圧倒的な力にレイジは驚き、政府への報告を決意した。
カルテノン神殿への再訪
旬はカルテノン神殿の鍵が示す場所に向かうと、それは以前事件が発生した葵の学校であった。現場に到着した旬は、既にC級と判定されたゲートにハンターが入っていると知らされるが、緊急性を感じレイドの停止を主張した。
二重ダンジョンの発覚
ハンター達が扉を開けられず立ち往生している中、旬は罠であることを指摘し、カルテノン神殿の鍵で開錠した。しかし、鍵が一致しない者が侵入しようとした瞬間、石像が剣を振り下ろした。旬はハンター達に撤退を指示し、扉を閉じて一人で中へ進んだ。
カルテノン神殿の謎と再会
内部に入った旬は、部屋の支配者である石板を持つ存在が石像を操っていると察した。沈黙を破るよう促すと、その者はニヤリと笑いながら、遂にここまで来たなと語りかけた。
125話
ユーリ・オルロフの到着と結界の説明
DFNの空港に到着したユーリ・オルロフは、多くの記者に囲まれた。ゲートを抑える方法について、巨大な結界魔法陣を用いると説明し、その結界が周囲の魔力を吸収して維持される仕組みを解説した。自信たっぷりの態度で、結界の発動後はさらに強固になると語った。その中継を見ていた後藤会長は、彼の成功を確信できないと懸念を示した。さらに、我進ギルドが申請したゲートのリストが他ギルドと重なることに関しても、後藤会長は慎重に対応を進めた。
二重ダンジョンの発覚
犬飼が後藤会長の部屋を出て受けた電話では、以前オークが発生した学校に再びゲートが現れたとの報告があった。それが二重ダンジョンであり、水篠旬が内部に入ったことが明らかにされた。
天使像との対話と最終試験の開始
カルテノン神殿で旬を迎えた石版を持つ天使像は、6枚の翼を広げ石版を割った。天使像は掟の意味が既に失われたことを告げ、自らが旬を呼び出した存在であると明かした。試験として石像兵士をけしかけ、旬の職業専用スキルや状態回復を封じた。準備が無に帰したものの、旬は自身の力のみで戦い抜くことを決意した。
最終試験の進展と神像の登場
旬は次々と石像兵士を打ち破り、天使像からその成長を讃えられた。かつて見えなかった石像の動きが見えるようになり、突破の確信を得た旬であったが、天使像は試験をさらに厳しくするため神像を動かし、新たな試練を与えた。
126話
ゲオ会長との交渉と後藤会長の指摘
ゲオ会長は後藤会長を訪ね、水篠旬との交渉の場を求めた。後藤会長は、抜剣ギルドがDFNハンター協会から距離を置いている現状や、ゲオ会長がリューを失った影響で統制力を失ったことを指摘した。さらに、ゲオ会長の過去の悪巧みに関する証拠を提示し、その責任を追及した。後藤会長は水篠旬の存在に感謝するよう告げ、厳しい態度で交渉を締めくくった。
神像との戦闘とスキルの進化
旬は絶え間なく襲い来る石像を相手に戦い続けていた。神像が放つ光線を避けるため、支配者の手を盾として利用した結果、スキルが最終形態である「支配者の権能」に進化した。旬はこのスキルを駆使して神像に近づき、顔面への攻撃を試みたものの、短剣では完全には破壊できなかった。亀裂を見つけた旬は渾身の力で攻撃し、ついに神像を地面に叩きつけた。
天使像の新たな試練
神像を倒した旬に対し、天使像は満足げに拍手を送った。しかし、試験はまだ終わらないと言われ、新たな緊急クエストが発生した。天使像を10分以内に倒さなければ旬の心臓が停止するという過酷な条件が課された。旬が天使像の正体を問いかけると、ウィンドウと天使像が「私はシステムの設計者だ」と答えた。そして天使像の表面が割れ、その中の正体が明らかになった。
127話
緊急事態への対応と犬飼の決断
犬飼は旬が二重ダンジョンに入ったとの報告を受け、協会の精鋭7人を連れて現場に急行した。ゲート前で死を連想させるほどの強大な魔力を感じ、足を止めた犬飼は、ハンタースに緊急協力を依頼するよう指示した。
天使像との激闘の始まり
カルテノン神殿で、天使像が6本の腕を繰り出し、瞬時に旬へ強烈なパンチを浴びせた。旬は攻撃を避けつつ応戦し、互いに激しい殴り合いを繰り広げた。天使像は、自分を上回る旬の成長に歓喜しながらも、さらなる攻撃を仕掛けた。
天使像の正体と設計の意図
旬は天使像にシステム設計の目的や世界に起きている現象の真相を問うた。天使像は、設計に反対だった自身の立場を明かしつつ、育成システムとしての役割を説明した。だが、答えを得るには天使像を倒すしかないと判断した旬は、全力で戦い続けた。
決戦の行方と最終試験の終焉
8本の腕から繰り出される攻撃を見切った旬は、次々と天使像の腕を切り落とし、その猛攻で偽物の体にも苦痛を与えた。天使像はシステムに旬が選ばれた理由を察しながらも、再び石像や神像を動かしたが、旬の支配者の力に圧倒された。最終的に、旬は天使像の首に短剣を突きつけ、残り時間2分11秒で最終試験を終えたのだった。
128話
天使像との対話と未知の視界
天使像は、答えは旬自身の中にあるとして、選択を任せると言った。旬は緊張しながらウィンドウに「イエス」と答えた途端、光に飲み込まれた。精神状態となった旬は、多種多様なモンスターが巨大なゲートを見上げている光景を目にした。そのゲートから現れたのは銀色の鎧をまとった天空の兵士たちであり、彼らとモンスターとの戦争が繰り広げられた。不死の軍隊を持つ影君主が登場し、戦況は一変した。影君主のスキルによってモンスターたちは蘇生され、天空の兵士を次々と倒していった。
協力要請を受けた雫と最上の到着
一方、犬飼に案内された雫と最上が二重ダンジョンの扉前に到着した。扉の奥から尋常ではない魔力を感じたが、それが旬のものではないため雫は困惑した。扉を開けると、破壊された石像と神像が現れ、その異様な光景に犬飼たちは驚愕した。
天使像の警告と攻撃
突然、天使像が立ち上がり、「人間を招いた覚えはない」と笑みを浮かべた。その後、ハンタースのハンターたちに対し、「王の睡眠を邪魔するな」と告げた。王と呼ばれた旬は意識を失い、立ち尽くしていた。A級ハンターの呟きに反応した天使像は、一瞬で3人のハンターを殺害し、強い人間を王の供物にするのにふさわしいと言い放った。
アニメ
PV
OP
ED
同シリーズ
俺だけレベルアップな件
その他フィクション
Share this content:
コメントを残す