どんな本?
本書は、異世界と現実世界を繋ぐ「ゲート」が出現し、ハンターと呼ばれる覚醒者たちがモンスターと戦う世界を舞台にしたアクションファンタジー。
第19巻では、主人公・水篠旬が影の兵士たちと共に、ゲートを守る巨人との総力戦に挑む。
巨人は魔力を鎧のように纏い、強力な防御力を誇るが、水篠はその弱点を見極め、打倒を目指す。
さらに、戦いの末にゲートの先で鎖に繋がれた君主と出会い、彼からある取引を持ち掛けられる展開が描かれる。
主要キャラクター
• 水篠 旬:E級ハンターから特別な能力を得て成長を続ける主人公。影の兵士を操り、強敵に立ち向かう。
• 君主:ゲートの先で鎖に繋がれている謎の存在。水篠に取引を持ち掛ける。
物語の特徴
本作は、主人公が唯一レベルアップできる能力を持つという独自の設定が魅力である。第19巻では、巨人との迫力ある戦闘シーンや、新たなキャラクターとの出会いを通じて、物語がさらに深まる展開となっている。
出版情報
• 出版社:KADOKAWA
• 発売日:2024年12月23日
• 判型:B6判
• ページ数:184ページ
• ISBN:9784046842763
俺だけレベルアップな件 19
(ハングル語: 나 혼자만 레벨업、英語: Solo Leveling)
作画:#DUBU(REDICE STUDIO) 氏
原作:#Chugong 氏
脚色:#h-goon 氏
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あらすじ・内容
巨人との闘い、決着! 水篠は影の兵士と迎え撃つ――!
ゲートを守る巨人に対し、影の兵士たちと共に総力戦を仕掛ける水篠。魔力を鎧のように身にまとう巨人を倒すために、弱点を見つけることはできるのか? そして、戦いの末にゲートの先で出会ったのは、鎖に繋がれた君主だった。水篠はその君主から、ある取引を持ち掛けられて──。超人気クエストストーリー第19巻!!
感想
136話
影の軍団がゲート前に鎮座する巨人に攻め掛かる。
だが、巨人の一振りで100体近い影の軍団が消滅してしまう。
攻撃をしても防御に自信があるらしく、攻撃を重視して力を振るっていた。
それでも旬は巨人の弱点を探るために攻める手を緩めずに居た。
そして弱点を発見し、カイセルを使い顔面を攻撃。
旬もスキル乱刀を使って巨人を攻撃し、目を損傷させベルを目に突入させる。
そして、乱刀を連発して巨人を倒す。
137話
ゲートの前に立つ巨人を倒した旬だったが、巨人はゲートのボスでは無かったらしく影の抽出が出来ずにいた。
そんな時にゲートから魔力が溢れ出して旬は傷を負う。
魔力で傷ができる事に驚きながらも原因究明のために、ゲートに入る。
そして、笑い声を聞き発信源へ行くと巨人の王、太初の君主「レギア」が鎖で雁字搦めにされて封印されていた。
レギアは自身を君主と呼び、支配者にこのようにされたと言う。
そして、支配者が何を企んでいるのか知っており、他の君主達に知らせないといけないと言う。
そして旬に封印を解いてくれと言うが、旬が知り合いの君主では無い事に訝しむ。
旬は情報収集のためレギアと会話を試みる。
レギアは旬に味方になってやるから封印を解けと言う。
旬がモンスターの言う事を信じられないと言うとスキル「真実の誓い」を発動して嘘を言えないフィールドを形成した。
そして旬はレギアに何で理性があるのかと問うと、モンスター(混沌の民)は支配者の敗残兵であり、永年囚われて自我が崩壊している状態だと教えてくれる。
レギアは囚われても理性を保ち耐え忍んでおり、いま旬が目の前に現れて解放を願っていた。
さらに旬は、支配者が何故にゲートを使ってモンスターを此方に送ってくるのかと問う。
138話
本当の戦争を始めるための下地となる魔力を此方の世界に送るためにゲートを使い。
魔力が満ちた時、君主と支配者の戦争をこの世界で行うと言う。
旬は君主、支配者双方の敵であり。
モンスターを倒せば倒すほど君主と支配者の戦争は凄惨になると言う。
そうなると世界は戦火に塗れて地獄と化す。
それを聞いた旬は、レギアの拘束を解いて行ったがレギアに人間の味方かと問うと。
レギアは答えられなかった、彼の首に埋まっている魔石から”人間を殺せ”と命じられてるのでは無いかと言うと、旬に攻撃をして来たので反撃してレギアを倒してしまう。
戦利品を得て、さらに経験値も得て旬のレベルは122となった。
139話
アメリカの国家権力級ハンター、クリストファー・リードは副局長とセルナ夫人の訪問を受けていた。
セルナ夫人はリードが人に殺される夢を見たと警告して来た。
だが、国家権力級ハンターであるリードは真面目に取り合わず、もし真実だとして自身を殺し、護れる人材がこの世界に居るのかと言って来た。
セルナ夫人は旬ならリードを護れるかもしれないと言う。
その旬は、S級ゲートから溢れた巨人を全て討伐し、影の抽出を行い配下にしていた。
さらに、世界では国家権力級ハンターの候補として認識されていったが、あくまでも候補であった。
そうして戦後処理を行なっていた旬達の下に、諸菱の父親が最後の睡眠に入ったと連絡が来た。
諸菱は急ぎ帰国して父親の病状を知り、父親が自身の記事をスクラップにしてコレクションしていた事を知った。
それを見て号泣する諸菱。
諸菱の護衛に付けていた影と入れ替わって帰国していた旬は、密かに秘薬を使い諸菱の父親の病を治してしまう。
140話
リードの家に侵入者が現れた。
音のしない空間に閉じ込められ、そんな彼の前に突如階段の下に現れた金髪の男とその背後の二人の影がリードを囲む。
彼らが語る謎めいた言葉はさらなる謎を深める。
そんな彼等の言語は、モンスターの言語だった。
金髪の男に挑発されたリードが霊体化し、激しい戦闘を開始した。
その体からは炎が立ち上り、国家権力級の力を振るう。
彼の攻撃に対し、背後の二人が冷静に状況を観察していたが、彼らの真意は不明。
帰国する飛行機のファーストクラスの座席で、旬は以前出会ったアダム・ホワイトと再会。
彼の突然の訪問に戸惑いを見せつつも、旬は冷静に応対。
アダムが提示した情報によれば、国家権力級ハンターであるクリストファー・リードが殺害された。
その容疑者は旬の父だった。
それを知った旬は支配者の力を発揮し、アダムを強烈に威圧。
冷静になった旬にアダムは解放されたが、彼が語った内容により、旬は新たな疑念と不安を抱え込むこととなった。
141話
アダム・ホワイトは旬に対し、アメリカ政府が事件の犯人を捕まえるため、あらゆる手段を講じる意思を示していた。
さらに、国際ギルドカンファレンスで父の写真が公開される前に知らせる配慮として、この場が設けられたと説明した。
旬は写真を見て動揺し、10年前に行方不明になった父が魔物となった事に困惑していた。
アメリカハンター管理局は、国際ギルドカンファレンスに日本から我進ギルドを招待した。
我進ギルドの参加は国内外で話題となり、その中心には水篠旬がいた。
最上ハンターは記者会見で、旬の実力を称賛し、ギルドの戦力が世界のどのギルドにも劣らないと公言した。
中国の七星級ハンター、劉志康が水篠旬に興味を示し、レイド記録や公式資料開示の要請がハンター協会に来た。
ハンター協会会長の後藤は個人情報の開示を拒否し、表面的な資料のみを提供する判断を下した。
スカベンジャーギルドのトーマス・アンドレは、右京将人に対し、カンファレンス期間中に水篠旬と接触しないよう厳命した。
トーマスの威圧的な態度により、右京は指示に従うことを約束したが、内心では屈辱と怒りを抱いていた。
トーマスは右京が指示を受け入れる気がない事を察して、彼が水篠に接触しないよう徹底的に監視するよう部下に命じた。
右京は屈辱を感じながら、憤怒の表情を浮かべていた。
142話
米国で開催されたギルドカンファレンス会場に旬が到着した。
ドイツ代表リヒターギルドのレナートは旬を見かけ、挨拶に向かおうとしたが、彼の影に潜む無数の影兵に圧倒され動けなくなった。
旬は視線を感じたものの、それを気にする様子はなく、同行者の賢太と会話を続けていた。
会場でアダムホワイトが旬を出迎えた。
彼は以前はアジア担当だったが、現在は水篠旬専属となっていた。
アダムは旬をリムジンに誘い、ハンター管理局本部に案内すると告げた。
その目的は、失われたリードの代となる戦力として、旬を迎え入れるためであった。
リムジン内で提示されたルーン石とドラゴン・カミッシュの遺体に関する情報に対し、旬は強い関心を示した。
彼はカミッシュの遺体を直ちに見せるよう要求し、アダムは上層部への報告を条件にそれを了承した。
旬は局長と共に地下施設へ向かい、保存されたカミッシュの遺体を目の当たりにした。
魔力を帯びた空間に興奮を抑えきれず、旬は「影の抽出」を試みた。
最初の試行では失敗に終わったが、二度目の挑戦でカミッシュの影を呼び覚ますことに成功した。
カミッシュが雄叫びをあげると、管理局の職員たちはその圧倒的な力に驚愕した。
143話
カミッシュの復活により、室内は魔力の影響で破壊され、現場作業員たちは混乱に陥った。
カミッシュは目にした人間たちを殺そうとし、ガラスを破壊し始めたが、旬の一声でその暴走が止まった。
旬はカミッシュに対し、支配者たちの命令に従う必要がないことを伝えた。
カミッシュはこれを理解し、旬に忠誠を誓った。
カミッシュはかつて「破滅の君主」ヨグムントに仕えていたことを告げた。
しかし、影の君主である旬の力でも長年の経過を超えて完全な復活を遂げることはできなかった。
カミッシュは旬への忠誠を誓いつつも、自らの体が崩壊していくことを悟り、最終的に塵となって消え去った。
旬が影兵の抽出に失敗し地下施設を後にした後、諸菱がハンター管理局を訪れていたとの情報がアダムから伝えられた。
しかし、その訪問はスカベンジャーギルドの人物に連れて行かれたとされ、真相が不明だった。
旬は不安を覚え、自ら調査を進めることを決意した。
一方、スカベンジャーギルドでは、右京将人が関与するトラブルが発生していた。
破壊された部屋と倒れたスーツ姿の男たちを目の当たりにしたトーマス・アンドレは、旬が右京を見つける前に必ず右京を確保するよう命じた。
緊迫した状況の中で、ギルド全体が右京の行方を追い始めた。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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