どんな本?
「俺だけレベルアップな件」は、原作・原案Chugong 氏、作画DUBU(REDICE STUDIO)氏による韓国の小説、漫画、ウェブトゥーン。
日本語版は韓国語版とはストーリーやキャラクター(主人公名:水篠旬(日本)、ソン・ジヌウ(성진우)韓国)に差異がある。
物語は、異次元と現世界を結ぶ通路「ゲート」が現れてから、ハンターと呼ばれる覚醒者たちが出現した世界を描いている。
ハンターはゲート内のダンジョンに潜むモンスターを倒し対価を得る人達。
主人公の「水篠旬」は、人類最弱兵器(S級ランク:最上真の二つ名”最上人類最強兵器”を捩った蔑称)と呼ばれるE級ハンターで、母親の病院代を稼ぐために嫌々ながらハンターを続けていた。
ある日、D級ダンジョンに隠された高難易度の二重ダンジョンに遭遇した水篠旬は、死の直前に特別な能力を授かる。
水篠旬にだけ見えるデイリークエストウィンドウがあり、毎日届くクエストをクリアし、モンスターを倒すことでレベルアップしていく。
読んだ本のタイトル
#俺だけレベルアップな件03巻
(ハングル語: 나 혼자만 레벨업、英語: Solo Leveling)
作画:#DUBU(REDICE STUDIO) 氏
原作:#Chugong 氏
脚色:#h-goon 氏
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
あらすじ・内容
「少しは強くなったみたいだな?」最弱ハンターが本格的にレベルアップ!
“史上最弱”ハンターの水篠旬は、自分にしか見えないクエストウィンドウからクエストをこなし、少しずつレベルアップを重ねていく。ピッコマの超絶大人気マンガ、3・4巻同時発売!
俺だけレベルアップな件 03
感想
日本のテンプレートなストーリーに飽きてる人こそ読んだら面白いかもしれない。
韓国の人たちからすれば、この作品がテンプレかもしれないけど。
日本のこの手の話を読みまくってる身からすれば、メチャクチャ鮮烈に感じる。
世界中にこんな風に感じるストーリーが転がっているのだろうか?
ともあれ、世界中からの支持を受け、総PV143億を記録する作品は伊達じゃない。
前巻では、カルテノン神殿での覚醒後、水篠旬がさらなる覚醒を遂げる。不思議なシステムから与えられたデイリークエストの報酬で得たインスタントダンジョンの鍵を使い、単独でそのダンジョンへ挑む。
最初に遭遇するモンスターは「鋼鉄牙ライカン」。戦いは始まったが、相手の名前の色は旬を上回るオレンジだった。それにもかかわらず、彼は素手で立ち向かう。
え?無謀じゃない?分かる、入院中だってことは。でも素手ってどうなの?
しかし、苦戦しながらも旬は、インベントリの中にあった真島の剣を思い出し、それを使って鋼鉄牙ライカンを一刀両断する。
その後、続々と現れる鋼鉄牙ライカンを次々と討伐し、レベルアップを重ねる。黒影のラザンや鋭爪のブリガも現れるが、彼らも旬の剣にはかなわない。
そして、レベルアップが進むにつれ、敵の名前表示が白色に変わる。どうやらこの色は、力の差を示しているようだ。ああ、オレンジ色はロールプレイゲームのトラウマを思い起こさせる。
順調にモンスターを討伐していた旬は、ついにダンジョンボス「沼の主、青毒牙カサカ」に立ち向かうことに。カサカの表示もオレンジ。旬より強大な存在だ。そんな中、初撃で真島の剣が折れるというアクシデントに見舞われる。
追い詰められながらも、カルテノン神殿での経験を活かし、青毒牙カサカを力で制圧し、見事倒す。インスタントダンジョンから解放され、彼はカサカの毒牙(短剣)や毒を手に入れる。
外に出ると、そこは厳戒態勢。別のダンジョンから現れたゴーレムとハンターたちが激戦を繰り広げていた。その中にはカルテノン神殿でのトラウマに苦しむ観月の姿も。
ハンターたちはゴーレムに苦戦していたが、旬は折れた真島の剣を投擲し、ゴーレムに致命的なダメージを与え、撃退する。
そして、退院した旬は、見違えるような細マッチョに変貌。背も高くなっていた。ステータスに引っ張られ、身体が変化したらしい。
家賃を催促されるなか、金を稼ぐため、E級でも参加できる攻撃隊に目を付ける。
S級ハンター右京将人の兄、右京隼人とそのパーティ、そして後に相棒となる諸菱賢太と共に、C級ダンジョンに潜入することになる。
このダンジョンは蟻系のダンジョンで、C級の右京隼人には全く問題の無いダンジョンだったのだが、、
この右京隼人が問題の多い人物だった。
最後までお読み頂きありがとうございます。
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
備忘録
13話(アニメ 4話)
インスタンスダンジョンでの孤独な戦い
鋼鉄牙のライカンとの初対決
旬が足を踏み入れたインスタンスダンジョンは、廃墟となった畑岡駅のような場所で、獣の匂いが漂っていた。突如、赤い獰猛な獣「鋼鉄牙のライカン」が襲いかかり、旬は間一髪でこれを避けた。恐怖で足が震え動けなくなるも、なんとか攻撃をかわし続けた。筋力能力値を上げたおかげで体が軽く、俊敏に動けるようになっていた旬は、意を決してライカンに拳を叩き込んだ。
インベントリから見つけた武器
ライカンの方が圧倒的に優勢で、普通の攻撃ではモンスターにダメージが通らないことを悟る旬。どうすれば良いのか思案する中、インベントリを確認すると、カルテノン神殿で真島が落としていった剣が入っているのに気づいた。この剣を使い、旬はライカンを真っ二つにすることに成功した。
次々に現れるライカンと成長
ライカンを倒したことで旬のレベルが上がったが、次に2頭のライカンが現れた。激闘の末、1頭を倒し、もう1頭は旬の強さに恐れをなして逃げ出した。石像に比べれば大したことがないと考え始めた旬は、初めてのダンジョンでレベル2に到達する成果を得たのだった。
14話(アニメ 4話)
ライカンとの戦いと成長の決意
レベルアップと能力の確認
旬はライカンを退けた隙にステータスを確認した。レベルアップにより各ステータスが1ポイントずつ上昇し、5ポイント分の能力が追加された。これによりデイリークエストの報酬より効率的な成長が可能だと気づき、基礎能力が高いほどその恩恵も大きいと予想した。この新たな力で自分が強くなれるのかもしれないという期待を胸に抱いていた。
ライカンの牙と初めての売却
倒したライカンからは魔法石が出ず、代わりに「ライカンの牙」が手に入った。このアイテムは20ゴールドで売却可能で、ウィンドウ内のストアで初めての取引を行った。だが、この金額では十分な装備を購入するには程遠く、旬はさらなる戦いに挑む覚悟を決めた。
再び襲いかかるライカンの群れ
突然、退却したライカンが仲間を引き連れて戻ってきた。旬は恐怖を振り払うように立ち上がり、「死ならもう経験した」と覚悟を固め、ライカンの群れに果敢に挑んだ。「生きている限り戦い抜く」と宣言しながら、次々とライカンを討伐した。妹の葵を思い浮かべ、守るべきもののために強くなる決意を固めた。
狼虐殺者の称号獲得
旬はライカンの群れを殲滅し、一息ついた後も再び現れた群れに対し冷静に立ち向かった。その戦いの結果、「狼虐殺者」の称号を獲得し、自身の成長を感じながらさらなる冒険への準備を整えたのだった。
15話(アニメ 4話)
進化する戦いと未知への挑戦
武器の限界と称号の恩恵
旬の剣は無数のライカンを倒した結果、ついにヒビが入り、限界を迎えていた。過去に5万円で購入した短剣が一瞬で壊れた経験から、武器購入を控えてきたが、真島の剣には感謝の意を述べた。この剣があったからこそ、ライカンの群れを一網打尽にできたのだ。また、新たに得た称号「狼虐殺者」は、獣タイプモンスターとの戦闘時に能力を40%向上させる優れた効果を持っていた。
次々と狩り続ける旬
手に入れた帰還石を使用するか迷った末、旬は進むことを選んだ。帰還してしまえばこのダンジョンが消える可能性があるため、強くなるチャンスを逃したくなかったのだ。その後もモンスターを狩り続け、戦闘の感覚に慣れながらレベルを上げた。現れるモンスターは種類が増えたが、動作は決まったパターンを繰り返すだけであり、次第に戦闘が楽になっていった。ライカンを一撃で倒せるほど成長した旬は、モンスターの名前の色で強さを判別できることに気づいた。今やオレンジ色のライカンも白文字に変わり、自身の成長を実感していた。
ボスへの恐怖と挑戦
レベル15まで成長した旬だったが、階下にいるボスの存在には恐怖を感じていた。感覚能力値の向上により、相手の強さを直感で察知できるようになり、その圧倒的な威圧感に鳥肌が立った。それでも足はボスの元へ進み続けた。ボスエリアに近づくにつれ、蔦や木の根が絡み合い、現実の畑岡駅の面影は完全に消えていた。
折れた剣と新たな試練
ついにボスのエリアに到着した旬は、水浸しの床に潜む「沼の主/青毒牙カサカ」に襲われた。ものすごい速度で水を駆け抜けてきたカサカの攻撃を剣で防ぐも、壁に叩きつけられ、真島の剣が折れてしまう。目の前に立ちはだかるカサカは牙を剥き、威嚇を続ける。その姿を前に、旬は剣をナイフのように握り直し、次の戦闘に備えるのだった。
16話(アニメ 4話)
青毒牙カサカとの死闘
圧倒的な壁に挑む旬
旬は全身がウロコで覆われたカサカと対峙していた。折れた剣では攻撃が通らず、素手では歯が立たない状況で、カサカは猛スピードで体重を乗せた攻撃を仕掛けてきた。分厚いウロコをどうにかしなければならないが、体格差により剣を振るうたびに弾き飛ばされてしまう。部屋中を縦横無尽に動き回るカサカを前に、旬はレベルアップしてもまだ足りないと痛感した。
過去の屈辱と決意
回想の中で、馬淵が「人類最弱兵器」と呼ばれていることを教えた場面を思い出した旬。弱さ故に見下され、偽りの優しさや知識が強者の前では無力であることを痛感した経験から、彼は圧倒的な強さを求めて戦い続けてきた。体力は限界に近づいていたが、心は折れず、打開策を模索する目は青く光っていた。
決死の戦法での逆転
旬はカサカの口端に剣を差し込み、突進の勢いを利用して切りつける戦法を取った。カサカが向きを変えて襲いかかる中、旬は素早く顔の下にしがみつき、筋力を活かして首を締め上げた。カサカは暴れながら壁に旬を叩きつけたが、彼は手を離さず、渾身の力で締め続けた結果、ウロコにヒビが入り血が噴き出した。
勝利の余韻と新たな武器
死闘の末、旬はカサカを倒し、大幅にレベルアップした。彼はカサカの死骸を背もたれにして笑みを浮かべ、「少しは強くなったみたいだな」と自分の成長を実感していた。戦利品としては、入手困難なカサカの毒と「カサカの毒牙」という短剣を手に入れることに成功したのだった。
17話(アニメ 4話)
巨大モンスターとの遭遇と成長する旬
戦闘後の達成感とアイテム入手
旬はついにカサカを倒し、疲労と達成感を感じながらボス戦を振り返った。手に入れたアイテムには「カサカの毒牙」と「カサカの毒」があり、特に短剣は攻撃力が高く追加効果も強力だった。一方で秘薬は使用を躊躇させるもので、旬は一旦保管することを決めた。ダンジョンが実際の畑岡駅へと戻る中、彼は現実に立ち返った。
自衛隊との遭遇とモンスターの脅威
旬が地下構内から出ると、自衛隊に遭遇した。彼は誘導され現場に向かうと、モンスターの死骸や被害の跡を目にした。まだ残る巨大なモンスターを目撃し、青く光る眼でその存在を感知した。周囲の野次馬や戦うハンターたちの様子を見た旬は、連携の取れていないチームと彼らの低いレベルを指摘した。
観月との再会と克服への決意
戦場には観月の姿もあった。彼女はカルテノン神殿での経験により精神的に追い詰められており、震えながら回復を行っていた。旬は彼女を心の中でかばいつつ、自らも克服しなければならないと決意した。防御が固いD級のボスに対し、旬は折れた真島の剣を全力で投げつけた。
防御を崩し戦況を変える一撃
ボスの防御が崩れた瞬間、ハンターたちは攻撃を集中し、ついにボスを倒した。しかし、何が防御を崩したのか誰も分からず、剣を見つけたタンクはその持ち主を探したが、旬の姿はすでになかった。彼は町を歩きながら、自分が成長しレベル18に到達したことを実感していた。
観月の感づき
観月は戦場を振り返り、どこかで旬の存在を感じ取っていた。彼がまた目の前に現れる日が来るのではと、胸の中に思いが湧き上がっていた。
18話(アニメ 5話)
退院後の生活と新たな挑戦
筋トレで変わる身体と日常生活
旬は病室で筋トレを続け、その鍛え抜かれた身体にナースが驚き赤面する場面があった。退院後、自宅に戻ると妹の葵に身体の変化を指摘されるが、彼女を見送りながらデイリークエストを確認し、ステータスに基づく身体の成長を実感した。筋力偏重のステータスを見直し、速度や感覚にもポイントを振り分けることで、バランスの取れた成長を目指した。
家賃問題とハンターとしての課題
大家からの家賃未払いの連絡を受け、旬はすぐに振り込むと約束した。低級ハンターの現状や競争率の高さを振り返り、収入の限界を感じつつも、再覚醒を確信するまでは周囲に知らせるべきでないと判断した。審査を受け直す選択肢も頭をよぎったが、慎重に行動することを決意した。
数合わせとしての攻撃隊参加
旬はスマホで仕事を探し、C級ゲート攻略の数合わせとして雇われることになった。リーダーの右京隼人から契約書へのサインを求められ、戦利品の分配はないが現金20万円が支払われると説明を受ける。攻撃隊にはC級5人、D級以下が4人おり、最低限の条件を満たす編成であることが分かった。
諸菱賢太との出会いとチームの問題点
攻撃隊に参加する際、D級の諸菱賢太が声をかけてきた。装備が豪華な諸菱の姿に旬は彼が裕福なお坊ちゃんであると察した。右京からは荷物運びを頼まれる一方で、ヒーラー不在の状況に驚く旬は、チームの編成が無理のあるものだと感じた。契約書にはダンジョン内での事故に責任を負わない条項があり、不安を抱きつつもゲートへの突入を決めた。諸菱から「守る」と言われた旬は乾いた笑いを浮かべながら、その状況に挑む覚悟を決めた。
19話(アニメ 5話)
C級ゲート探索の開始と不安の影
ゲートへの準備と諸菱の存在感
旬と右京の攻撃隊は工事現場に現れたゲートへ向かった。諸菱は旬に工事中断の背景を話し続け、彼のボンボンぶりに旬はイライラしていた。ゲートに到着すると、その大きさに諸菱は不安を漏らした。旬はゲートのランクはサイズではなく魔力波動の数値で決まると説明し、不安を和らげようとしたが、実は旬もC級は初体験であった。
ダンジョン内の異変と赤蟻の襲撃
右京を先頭にダンジョンに突入した攻撃隊は、夜光石がなく暗闇に包まれた環境に驚いた。旬は夜光石の不在から昆虫タイプのモンスターを予測し、赤蟻の大群が襲来すると警告した。右京やコージを中心とした攻撃隊は連携を駆使して敵を撃退し、旬も蹴りで蟻を切断するなど自身の成長を実感した。
ボスの存在と右京の不穏な態度
赤蟻を殲滅した後、魔法石の分配を進める中で右京が旬に勘の鋭さを評価しつつも、意味深な発言をした。さらに、コージが蟻の死骸からより強力なボスの存在を示唆したことで、右京達の態度が変化し金銭への執着が露わになった。旬は彼らの邪悪な変化を察し、諸菱に気をつけるよう忠告する一方で、攻撃隊全体に不吉なものを感じていた。
アニメ
PV
OP
ED
同シリーズ
俺だけレベルアップな件
その他フィクション
Share this content:
コメントを残す