どんな本?
「俺だけレベルアップな件」は、原作・原案Chugong 氏、作画DUBU(REDICE STUDIO)氏による韓国の小説、漫画、ウェブトゥーン。
日本語版は韓国語版とはストーリーやキャラクター(主人公名:水篠旬(日本)、ソン・ジヌウ(성진우)韓国)に差異がある。
物語は、異次元と現世界を結ぶ通路「ゲート」が現れてから、ハンターと呼ばれる覚醒者たちが出現した世界を描いている。
ハンターはゲート内のダンジョンに潜むモンスターを倒し対価を得る人達。
主人公の「水篠旬」は、人類最弱兵器(S級ランク:最上真の二つ名”最上人類最強兵器”を捩った蔑称)と呼ばれるE級ハンターで、母親の病院代を稼ぐために嫌々ながらハンターを続けていた。
ある日、D級ダンジョンに隠された高難易度の二重ダンジョンに遭遇した水篠旬は、死の直前に特別な能力を授かる。
水篠旬にだけ見えるデイリークエストウィンドウがあり、毎日届くクエストをクリアし、モンスターを倒すことでレベルアップしていく。
読んだ本のタイトル
#俺だけレベルアップな件 09 巻
(ハングル語: 나 혼자만 레벨업、英語: Solo Leveling)
作画:#DUBU(REDICE STUDIO) 氏
原作:#Chugong 氏
脚色:#h-goon 氏
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あらすじ・内容
限りなくS級に近いレベルのゲート!! 危機的状況を目の前に水篠は―!?
選ぶがいい…兵士に殺されるか、余に会いに来るか…。
俺だけレベルアップな件 09
ハンタース二軍の荷物持ちとして、A級ダンジョンへ潜った水篠。
不吉な予感は的中し、そこにはオークを操る大呪術師が――!?
なんとそこは、A級の中でも限りなくS級に近いレベルのゲートだった!
助けを呼ぶよう水篠に頼み、死を覚悟してボスの部屋へと向かう攻撃隊…。
危機に陥った攻撃隊を目の前に水篠は…!? 超人気クエストストーリー第9巻!!
感想
この巻で登場する、向坂がヒロインになるのか?
それとも、ボトムズみたいに”女はいらんのですよ”な話なんだろうか?
強さを隠さなくなった水篠旬は、高ランクダンジョンの攻略をハンタースギルドを視察。
その方法が、、
旬のファンになった後藤会長もビックリ!w
陰の軍団も旬と共に戦うシーンは胸熱と思ったら、次巻にお預け!
母の病気を治す見通しが立った水篠旬は、実力を隠す事を止めた。
ハンター協会で再審査した結果。
S級となった水篠旬は、ハンター協会会長の後藤から勧誘されるが断ってしまう。
ただ、水篠旬は金よりも高ランクダンジョンに入る事に拘っており。
それを聞いた後藤は少年心が疼いてしまった。
その後、旬のプロフィールを見ると最下位のE級ハンターで何度も怪我をしながら母の治療費を払い妹を養うために4年間ハンターを続けていたと知る。
そんな彼がS級だと発表される前に、ハンタースギルドのレイドに参加したと聞いた後藤は、巨額の金を稼ぐために参加したと思ったら。
裏方の採掘チームに参加したと聞いて、藤乃不思議に思ってしまう。
大手ギルドのダンジョン攻略を働きながら見ようと参加した旬は、まだE級ハンターである事を利用して採掘チームの一員としてダンジョン攻略に参加する。
多くの人が参加して、効率よくダンジョンの資源を採取するハンタースギルドの面々。
その採掘チームで旬は、重機を使って採掘したのと同じ量を採取した旬を現場作業員の責任者は、採取するために生まれて来た者だと言われてしまう始末。
そんな彼は昼休みにボス部屋を見学しようとしたら、ハンタースギルドのS級ランクの向坂からボス部屋に何用だと問われ。
迷って此処に来たと言い訳を言う。
元の場所に戻ろうとした時に、魔力をニオイいとして感じる向坂だったが、旬の魔力にはニオイを感じず、むしろいい匂いだと感じてしまう向坂は旬に興味を持つ。
そして、ハンタースギルドの調査する部署に水篠旬の調査をお願いすると。
ギルド長の最上も調査をお願いしていた事を知る。
一方、ニオイを嗅がれた旬は現場監督から向坂の特殊体質を聞いて、自身がプレイヤーなので彼女は不快なニオイを感じなかったのだろうと思う。
そして、終業の際に明日もA級ダンジョンをBチームで攻略すると聞いて、採掘チームとして参加する事にする。
翌日、旬がゲート前に赴くと攻撃隊隊長の外園が荷物持ちとして誰か同行して欲しいと言う。
危険と手当が全く釣り合っていない仕事に難色を示す採掘チーム。
そんな中、攻撃隊の様子を近くで見れると思った旬が手を上げたのだが、周りの連中は旬を心配して止めに入る。
本当に、優しい人達なんだな、、
外園にも別の人にした方が良いと採掘チームの人が言うが、外園は旬を荷物持ちとして攻撃隊に入れた。
BチームはA級11名、B級6名。
そこにE級の旬が入ってA級ダンジョンへ潜るのだが、、
ハイオークが出て来て、タンク職の挑発スキルが効かず後衛陣を攻撃されて大苦戦。
ヒーラーの女性にまで攻撃が届きそうになり、荷物持ちの旬は周りにバレないように”支配者の手”でハイオークを倒し。
さらに隠密を使ってハイオーク達に手傷を負わせ隠密に気が付く奴は倒して、Bチームを優勢に導いて行く。
そうして、ハイオークを全て倒した後に。
ヒーラーを襲って来たハイオークを倒したのは誰だとなり、隠密で色々やって冷や汗をダラダラと流している旬に気がついていたマジックキャスターが庇って有耶無耶になる。
そして、想定外に強いハイオークが現れた事で自身の身に余るダンジョンだと判断したBチームは撤退を決定して出入り口へ向かったのだが、、
出入り口はハイオークの長、カルガルガンの呪術で封印されており。
解呪しようとした魔法使い達を呪ってダメージを与えてしまう。
そして、先ほど遭遇したハイオークの倍以上の50体のハイオークを迎えに寄越して、自身の前に来いと言って来た。
このままではBチームは全滅してしまう。
渋々ながらハイオーク達の後について行ったら、、
謁見場に1000体くらいのハイオーク達がおり、そこの王座にダンジョンボスのカルガルガンが待っていた。
彼が言うには、ダンジョンの外に出る前の戦意高揚のためハンターを1人づつ殺して行くと言う。
それにBチームリーダーの外園が抵抗しようとカルガルガンに斬りかかったのだが、、
他のメンバーの心が折れおり。
1人突出した外園は、カルガルガンの重力操作の魔法で重傷を負ってしまう。
そんな時に、旬が外園に”ここいるモンスターを全部もらってもいいですか?”と聞いて来て。
外園が”お願いします”と言い、旬が戦闘を引き継いで陰の軍団を召喚。
パッと見、1000体以上いるハイオークに100体くらいの旬の陰の軍団。
お互い強気に睨み合う。
そして、ゲートの外では旬に興味を持った向坂が攻撃隊に付いて行った知り、後を追いかけていたら、ハイオークを発見して攻撃隊の危機を知る。
武装がツルハシで大丈夫なんだろうか?
さらに、旬がハンタースギルドのダンジョン攻略に採掘チームにとして、2日も参加しているのを不審に思った犬飼が視察したら、、
A級ゲートのオーラがS級に近いA級だと判り、中に入ったハンターを救出するために突入した。
舞台に役者が揃って行く。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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備忘録
64話
後藤清臣との対話と協会の提案
後藤清臣は、旬にハンター協会が提供できる権力と地位について語った。協会はモンスターやハンターを管理するために必要であり、旬がどのギルドに加わるかで国全体のバランスが崩れる可能性があると説明した。後藤は旬に協会で重要な役割を果たすことを提案したが、旬は断り、戦いを続けたいと述べた。モンスターと戦い続けることで自らの成長を望む旬の姿に、後藤は彼の熱意を理解し感銘を受けた。
旬の告白と犬飼の疑念
旬は会話の最後に、二重ダンジョンのボスを倒したのは自分ではないと犬飼に告げてその場を去った。犬飼は誰がそのボスを討伐したのか疑問を抱き、後藤とともにその謎を考えるのだった。後藤は協会の存在意義について再考し、犬飼を酒に誘いながらも清々しい気持ちで日を終えた。
右京の敗北と執念
右京は水篠父との戦闘で完全に敗北し、病院のベッドで目を覚ました。副局長は水篠父が人間なのかモンスターなのかを問うたが、右京はモンスターだと主張し、彼を激しく憎んでいた。副局長が去った後、右京は再び水篠父に挑む決意を固め、復讐心に燃えながら装備の準備を進める計画を立てていた。
65話
ハンターオークションと装備の重要性
ハンターオークションは、ハンターたちが装備やアイテムを売買するための市場であり、装備の質が戦闘のリスクを大きく軽減することを示していた。旬は悪魔城での火炎攻撃対策として防具を購入しようとしたが、高額で手が出ず、代わりに貪欲の玉を売却する案を考えていた。しかし、アイテムの背景説明が必要であることから、S級資格証の入手が遅れることを懸念していた。
旬の採掘チーム参加と後藤の驚き
後藤会長は旬の過去の記録を確認し、彼が母と妹を支えるためにハンターを続けていたことを知り感心した。その一方で、旬がハンタースの採掘チームに参加したという報告を受け驚愕した。S級ハンターである旬が鉱員として活動する姿勢に、後藤はその掴みどころのなさを感じた。
採掘チームの活動と攻撃隊の奮闘
採掘チームで待機する旬は、A級ダンジョンの大規模さに圧倒されつつも、自分の目で現場を確認しようとしていた。一方、ダンジョン内部ではハンタースの攻撃隊が敵を次々と撃破していた。最上真は強力な火炎魔法を駆使し、タンクに防壁を指示するなど統率力を発揮していた。
ハンタースの二人目のS級ハンターの登場
攻撃隊がダンジョンから戻ると、国内唯一の女性S級ハンターである向坂雫が現れた。その威容に周囲の注目が集まる中、旬は目立たないようヘルメットを深く被り、静かに状況を見守っていた。
66話
採掘チームへの参加とダンジョン内の状況
向坂雫は最上真と同等かそれ以上のオーラを放っており、採掘チームにもその気配が届いたが、すぐに消えたため雫は勘違いかと思い直した。採掘チームがダンジョンに入ると、A級ゲート特有の強い魔力が旬にも感じられた。採掘チームの他のメンバーは旬をE級の新人と嘲笑していたが、彼の冷たい眼光に怯む者もいた。
ダンジョン攻略の流れ
ダンジョン攻略は、攻撃隊がモンスターを掃討した後、回収チームが死骸を運び出し、採掘チームが鉱石を掘り出すという効率的な工程で進められた。旬はこの流れやA級ダンジョンの規模に感心し、特にハンタースの攻撃隊の知識と経験がもたらす安全性に驚いていた。
採掘中の実力を見せる旬
採掘中の旬はどんどんと鉱石を掘り進め、その実力にチーム長らは驚きを隠せなかった。昼食の休憩時間に旬は他のメンバーの誘いを断り、一人ダンジョンの奥へと向かった。
ボスエリアでの遭遇
旬はダンジョンのボスエリアに到達し、巨人型のボスがメトゥスよりも強いことを察知した。自分の実力なら倒せるかもしれないと考えたものの、今はボスを倒してはいけない状況に戸惑った。その時、背後から声をかけられる出来事が起こった。
67話
雫との遭遇と匂いの謎
旬がボスエリアに侵入していたところ、S級ハンター向坂雫に声をかけられた。彼女の指摘で冷静になった旬は短刀を消し、迷子になったと説明した。雫は採掘チームの一員である旬を咎めることなく戻るよう促したが、彼が発する匂いが他のハンターとは異なっていることに驚き、興味を抱いていた。
採掘チームでの評価
採掘チームに戻った旬は、向坂ハンターと話せた幸運を茶化されるが、彼女が休憩時間も惜しまずパトロールを続けていることを知り、その責任感に感心した。作業においては驚異的な成果を上げ、チーム長から高く評価されるが、彼はこの仕事を継続するつもりはなかった。翌日も採掘に参加するか迷う中、BチームがA級ゲート攻略を行うと聞き、興味を持って参加を決めた。
諸菱と明菜の会話
諸菱賢太は従姉の諸菱明菜と店で会話していた。彼が旬との連絡が取れないことに苛立つ一方、明菜は彼を宥めつつその状況を面白がっていた。テレビで覚醒者判定が話題の俳優友谷稔の映像が流れる中、明菜が賢太のスマホを使って旬に連絡を取ると、すぐに繋がった。翌日の夜に会う約束をした賢太は喜び、明菜はその様子を微笑ましく眺めていた。
雫の関心と調査依頼
一方、向坂雫は水篠旬について調べるため、知人に連絡を取った。彼の匂いや動きに対する違和感から、さらなる詳細を求めていた。
68話
ハンタースと水篠旬の秘密
向坂雫は、採掘チームにいる水篠旬について疑念を抱いていた。彼が他のギルドのスパイではないかと考え、調査を進めるためスカウト担当部長に連絡を取った。部長は旬についての情報が協会によってロックされていると告げ、それが一般のハンターでは異例の対応であると語った。通話を終えた雫は、旬に何か重大な秘密が隠されていると確信した。
採掘チームでの新たな出会い
翌日、採掘チームのメンバーと再び顔を合わせた旬は、過去の仲間との日々を思い出し、心地よい空気に安堵していた。昼休み中、攻撃隊の外園文章が荷物持ちの助っ人を求めて現れる。危険手当の話にも関わらず誰も名乗り出ない中、旬は自ら志願した。彼の決断に驚く採掘チームの面々だったが、旬はA級レイドを直接見学できる機会を得たことを喜んでいた。
A級攻撃隊への同行
旬は攻撃隊の大きなリュックを背負い、ゲート内部に足を踏み入れた。攻撃隊はA級11人、B級6人という精鋭ぞろいであり、他のギルドでは2軍扱いされることは考えられない編成だった。中に入ると、女性ハンターから隊列の安全性について説明を受けた。旬は攻撃隊の戦力と組織力の高さに感心しつつ、不吉な予感を抱えていた。
予想外の敵との遭遇
攻撃隊の先頭を歩く外園は今回のリーダー役に初挑戦していた。成功すれば正式にBチームのリーダーに任命される状況で、意気込んでいた。しかし、洞窟内で突如現れた敵の足音に、隊員たちは即座に攻撃態勢に入った。猛スピードで近づいてくる何者かに、外園は驚き、緊迫した空気が漂った。旬もその対応力に感嘆しつつ、迫りくる脅威を前に身構えたのだった。
69話
ハイオークとの激戦
ジャッカルの襲来と違和感
ダンジョンの奥からダンジョンジャッカルが襲いかかってきた。C級モンスターである彼らがA級ダンジョンに現れるのは異例であり、攻撃隊は困惑した。ジャッカルの首には首輪の跡があり、誰かに飼われていた形跡があることを旬が指摘した。外園は、猟犬として利用されたのではないかと推測し、背後に知能を持つモンスターの存在を感じた。
ハイオークの登場
本命のモンスターとして現れたのは、屈強なハイオーク戦士たちであった。その数は20体以上に上り、全員が武装していた。外園は襲いかかる槍を盾で防ぐも、威力に圧倒された。タンクが挑発スキルを使うが、ハイオークには効果がなく、攻撃隊の陣形は崩され始めた。魔法使いが豪炎や拘束魔法で対抗するも、ハイオークの耐性と数の多さに追いつかなかった。
召喚獣の投入と苦戦
ランタンを持つ魔法使いがA級召喚獣を召喚し、一時的にハイオークを足止めした。しかし、この魔法は持続的な魔力消費が大きく、他の魔法が使えなくなる制約があった。攻撃隊は次第に追い詰められ、負傷者が増えていった。ヒーラーは切り落とされた剣士の腕を治癒するも、その直後にハイオークの再襲撃を受ける。
隠密スキルでの逆転
ヒーラーが絶望する中、隠密スキルを使った旬が姿を消してハイオークを奇襲した。宙に浮いたハイオークは、首を引き裂かれた形で地に落ちた。突然の状況に混乱するヒーラーをよそに、旬は静かにハイオークを仕留めていた。攻撃隊の面々はその行動に気づかないまま、戦況は徐々に変わりつつあった。
70話
隠密スキルでの支援と攻撃隊の混乱
ハイオーク戦の勝利と疑念
外園の指揮のもと、攻撃隊はハイオークを撃退した。戦闘が突然楽になった理由を不思議に思う中、旬は隠密状態でハイオークを弱体化させ、気づかれた個体を即座に始末していた。これにより攻撃隊の負担が軽減し、大きな犠牲を出さずに勝利を収めることができた。攻撃隊のメンバーは死者が出なかったことに安堵するが、眼鏡をかけた魔法使いは、旬の行動に疑念を抱き、彼を怪しんだ。
戦況の整理と撤退の提案
ヒーラーが報告したハイオークの不自然な動きに対し、攻撃隊は呪い系や暗殺系の能力者がいないことを確認したが、詳細な原因はわからなかった。外園は、さらなる進行の危険性を感じ、撤退を提案する声を受け入れることにした。攻撃隊のメンバーは次の戦闘に備え、撤退の準備を進めた。
出口の結界とボスの魔力
しかし、出口には高度な魔法の結界がかけられており、外へ出ることが不可能であった。眼鏡の魔法使いが解除を試みる中、一同は結界をかけた者の魔力の強大さに驚愕した。さらに、ボスと推測される存在から恐るべき魔力の波動が放たれ、周囲は緊張感に包まれた。
魔法使いへの呪いと迫りくる脅威
結界解除を試みる魔法使いたちは突然苦しみ出し、呪いの魔法によって血を吐く事態に陥った。その背後には無数の赤く光る眼が迫っており、攻撃隊は絶望的な状況に追い込まれた。旬は、これほどのスケールの魔力を持つボスに対し、意図的に魔力を隠していた可能性を考慮し、警戒を強めるのだった。
71話
ハイオークとの交渉と選択
カルガルガンの登場と提案
ハイオークの群れの先頭に立つ大呪術師カルガルガンが現れ、一行に話しかけた。カルガルガンは、人間どもに選択肢を与えると言い、自分のもとに来るか、兵士たちに殺されるかを迫った。外園は交渉の余地を探るべく、カルガルガンの案内に従うことを決断した。
外園の覚悟と計画
外園は、カルガルガンの部屋に向かう途中で旬に密かに話しかけ、ボスの部屋で急襲する計画を告げた。成功すれば結界が解ける可能性があるため、その隙に旬が脱出して主力部隊に連絡するよう頼んだ。攻撃隊のメンバーも、旬に対し、自分たちの使命はゲートを閉じることであり、自分だけは生きて帰るようにと強く訴えた。
雫の現場到着と行動
その頃、雫がゲート外に到着した。彼女は旬がA級ゲートに入ったと聞き驚き、状況を確認するために中に入る決意をした。非番で武器を持っていなかった彼女は、採掘チームのチーム長からツルハシを借りようとするも、ためらいを見せた末に受け取った。
カルガルガンの宮殿への到着
攻撃隊はハイオークの宮殿に案内され、無数のハイオークが並ぶ中を進んだ。宮殿の中央には玉座に座るカルガルガンと、異様なオーラを放つ4体の護衛が控えていた。カルガルガンは堂々と「人間どもよ、よく来た」と一行に語りかけるのだった。
72話
ハイオークとの戦いとカルガルガンへの挑戦
カルガルガンの圧倒的な威圧感
ハイオークの群れに囲まれ、外園たちは圧倒的な魔力に打ちのめされていた。カルガルガンの挑発的な態度と魔力の放出により、外園を含めた攻撃隊の戦意は著しく低下した。カルガルガンは「余興」として一人ずつ殺し、部下を奮い立たせる目的で彼らを招いたと告げた。
外園の奮闘と敗北
外園は自分たちの命が玩具扱いされていることに怒りを覚え、仲間が動けない中で単身カルガルガンに突進した。だが、カルガルガンの魔法「守護の歌」による防御に阻まれ、さらに反重力と重力加速の魔法で何度も地面に叩きつけられた。外園は満身創痍となり地面に倒れ込んだ。
旬の介入と覚醒
外園が致命的な状況に陥った瞬間、旬が彼をキャッチし、助け出した。外園を安全な場所に寝かせた旬は、攻撃隊全滅の危機を前にカルガルガンに立ち向かう意思を示した。カルガルガンは護衛を差し向けたが、旬は「支配者の手」を使い、護衛を空中に浮かせて叩きつけ、無力化した。
影の軍団の召喚
旬は外園に向かって「このモンスターをすべて倒してもいいか」と再度確認した。外園が涙ながらに承諾すると、旬は冷静に護衛を排除し、カルガルガンを挑発した。カルガルガンが不敵な笑みを浮かべる中、旬は「影よ、出てこい」と命じ、自身の影の軍団を召喚するのだった。
73話
カルガルガンとの戦いと影の軍団の進化
犬飼の疑念と雫の決意
犬飼は旬が2日連続でハンタースのレイドに参加していることを疑問視し、ゲート前で調査を進めていた。採掘チームのメンバーからの情報で、旬が荷物持ちとしてダンジョンに入ったことを知ると、彼の奇妙な行動にさらに関心を抱く。一方、雫はツルハシを手にゲート内部へ進み、外園チームが大量のハイオークを倒したことに驚きながらも、カルガルガンの強力な魔力を感じ、急ぎ奥へと向かった。
君主の領域の発動
旬はカルガルガンに向き合い、スキル「君主の領域」を発動させた。一帯が薄暗くなる中、影の軍団の能力が50%上昇し、ハイオークの群れとの激闘が繰り広げられた。旬と影の軍団は圧倒的な戦力で敵を蹴散らし、ハンタースの魔法使いたちはその力に驚きを隠せなかった。
アニメ
PV
OP
ED
同シリーズ
俺だけレベルアップな件
その他フィクション
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