（⚠️ネタバレあり）「俺だけレベルアップな件」最新刊（19巻）までの あらすじ

「俺だけレベルアップな件 01巻」

水篠旬はE級のハンターであり、母の治療費を稼ぐため危険なダンジョン攻略に参加していた。ある日、彼はD級ダンジョンの攻略中に「二重ダンジョン」を発見し、仲間と共に奥へ進む。しかし、そこは「カルテノン神殿」と呼ばれる未知の領域であり、石像の神々による死の試練が待ち受けていた。ハンターたちは次々と犠牲になり、旬は仲間を守るため奮闘するが、強大な敵に抗う術がなかった。神殿の「掟」を解読しながら生き残る道を模索する中、絶望的な状況が旬の運命を大きく変えることとなる。

「俺だけレベルアップな件 02巻」

水篠旬はD級ダンジョン攻略中、偶然発見された「二重ダンジョン」に進む。しかしそこは「カルテノン神殿」と呼ばれる死の試練の場であり、神像による無慈悲な攻撃が仲間を次々と葬っていった。生存の鍵となる「掟」を解読しながらも、多くの仲間が恐怖から逃げ出し、最終的に旬、馬渕、観月の三人だけが取り残される。

絶望の中、旬は自らを犠牲にする覚悟を決め、血を祭壇に捧げた。その瞬間、特別なクエスト「無力な者の勇気」を達成し、「プレイヤー」としての力を得る。病院で目覚めた旬は、新たなシステムの存在を知り、自身の成長と生存のために孤独な挑戦を開始する。

「俺だけレベルアップな件 03巻」

旬はインスタンスダンジョンで「鋼鉄牙のライカン」と対峙し、インベントリから発見した剣で撃破する。成長を実感しながらも、新たな群れとの戦いが続き、「狼虐殺者」の称号を獲得。さらに、ボス「青毒牙カサカ」との死闘を制し、強力な短剣を手に入れた。

退院後、生活費を稼ぐためC級ゲート攻略に参加。そこでD級ハンターの諸菱と出会い、隊の編成に不安を抱く。ゲート内で赤蟻と遭遇し、戦闘は順調に進むが、右京の態度に不穏な空気が漂い始める。やがて、蟻の死骸からボスの存在が示唆され、攻撃隊の本当の狙いが浮かび上がる。

「俺だけレベルアップな件 04巻」

右京率いる攻撃隊と共にC級ダンジョンに挑んだ旬と諸菱は、マナ石を発見するが、右京の策略によりボス部屋に閉じ込められる。巨大蜘蛛との戦闘を強いられる中、旬は急成長し圧倒的な実力で撃破する。

裏切りを知った旬は、右京達を排除する緊急クエストを発動し、圧倒的な力で制圧。唯一の生存者となった諸菱は、旬に協力を求め、ギルド設立のための20回のレイド参加を提案する。報酬は30億円の建物であり、旬は興味を抱く。

その後、S級ダンジョン「悪魔城」の鍵を入手した旬は、実力試しのため挑戦を決意。アメリカでは右京の兄・将人が動き出し、旬との対決が迫る中、物語は新たな局面へと進む。

「俺だけレベルアップな件 05」

旬はS級ダンジョンで地獄の門番ケルベロスと死闘を繰り広げ、称号やスキルを駆使して討伐に成功した。しかし、さらなる強化が必要だと判断し、城門の突破を保留することを決めた。

一方、ハンター協会の監視課に所属する道門は、依頼を受け囚人服役者たちを惨殺。ダンジョン攻略に同行した旬や馬渕とも対峙し、暗殺者としての本性を露わにした。激しい戦闘の末、旬は再覚醒者としての力を発揮し、道門を討ち取る。

その後、観月はハンターを引退し、旬は諸菱と共に新たな攻撃隊を結成。C級ダンジョンの連続攻略を開始するが、白虎ギルドはこの異常事態に疑念を抱き、調査を開始した。旬の急成長と新たな脅威が交錯する中、物語は次の展開へ進む。

「俺だけレベルアップな件 06巻」

白虎ギルドの宍戸課長は、旬の再覚醒を確信し、彼の動向を探るべく調査を開始した。一方、旬はC級ダンジョンを次々と攻略し、新たなスキルを習得。ギルドからの勧誘を受けるも、圧倒的な条件を要求し交渉を決裂させた。その後、転職クエストに挑み、紅血のイグリットとの死闘を制するが、さらなる試練が待ち受けていた。

クエストの後半では、騎士モンスターと魔法使いを相手に激戦を繰り広げ、新たなスキルと装備を獲得。転職クエストをクリアした彼に提示された職業は、暗殺者や戦士ではなく、予想を超えたものであった。その驚愕の結果を前に、旬の物語は新たな局面を迎えた。

「俺だけレベルアップな件 07巻」

旬は転職クエストの報酬として「影の君主」としての力を得た。ネクロマンサーの特性を活かし、影の兵士を召喚し、紅血のイグリットを部下として復活させた。影の軍勢を従えた彼は、B級以上のダンジョンも独力で攻略できる力を得ることとなった。

一方、日常生活に戻った旬は、葵の保護者懇談に出席し、過去に出会った朝比奈りんと再会する。彼女がE級ハンターとして生計を立てようとしていることを知り、その危険性を伝えつつ、成長を手助けすることを決意した。

その後、白虎ギルドの訓練を視察する中、突如C級ゲートがレッドゲートへと変異し、旬とハンターたちは異世界に閉じ込められる。極寒の環境と凶暴な白鬼の脅威に晒されながら、旬は影の軍勢を駆使して戦いを繰り広げる。さらに、白鬼のボス・バルカとの戦闘が始まり、激闘の中で旬は影の力を最大限に活用し、形勢逆転を図るのだった。

「俺だけレベルアップな件 08巻」

旬はバルカとの戦いで影の力を駆使し、イグリットや新たに召喚したアイアンと共に激闘を繰り広げた。戦闘の末、バルカを討伐し、ダンジョンからの脱出を果たす。しかし、バルカの影の抽出には失敗し、代わりに彼の短刀を入手した。

その後、諸菱とのレイドを重ねながら影の軍団を強化し、旬のレベルは61に到達。だが、アメリカでは人型モンスターがA級ハンターを壊滅させる事件が発生し、世界情勢は不穏さを増していた。

一方、旬は「悪魔城」のクエストに挑み、悪魔の魂を1万集める試練に立ち向かう。激戦の末、ヴォルカンを討伐し、貴重なアイテムを獲得。さらに「命の神水」の材料を揃えるため、悪魔城の最上階を目指すことを決意する。

その頃、日本では旬の再測定が行われるが、測定不能の結果によりS級ハンターの誕生が確定する。ギルドや協会が彼を巡って動き始める中、旬は母を救うための戦いを続けるのだった。

「俺だけレベルアップな件 09巻」

後藤清臣は旬にハンター協会への加入を勧めるが、旬は断り、さらなる戦いを望む姿勢を貫いた。その後、二重ダンジョンのボスを倒したのは自分ではないと犬飼に告げ、彼らに新たな疑念を抱かせた。一方、右京は水篠父との戦闘で敗北し、復讐を誓う。

旬は採掘チームに参加し、A級ダンジョンの実態を観察する中、S級ハンター向坂雫と遭遇。彼女は旬に違和感を覚え、調査を開始する。やがて旬はハンタースのA級攻撃隊に同行し、ハイオークの待ち伏せを受ける。戦闘の裏で隠密スキルを駆使し、敵を排除していたが、その行動に気づく者もいた。

攻撃隊はハイオークの首領・カルガルガンの宮殿へ連行され、絶体絶命の状況に陥る。外園の抵抗も虚しく敗北するが、そこに旬が介入。影の軍団を召喚し、圧倒的な力で反撃を開始する。戦況を覆す中、旬はスキル「君主の領域」を発動し、決戦の幕を開けるのだった。

「俺だけレベルアップな件 10巻」

カルガルガンは「火竜の唄」によって影の兵士を消滅させるが、旬は無限に再生できると豪語し、戦いを続行。ハイオークの影を加えて軍勢を強化し、ついにはカルガルガンをも討伐し、その影を「キバ」として軍団に迎え入れた。犬飼は旬の能力を極秘事項とし、攻撃隊には沈黙を厳命。雫は旬の正体に疑問を抱き続けた。

その後、ハンタースの最上は旬の実力を評価し、勧誘を決意。旬はハンター協会でS級ハンターに認定され、全国にその名が広まる。諸菱父は旬のギルド設立の可能性を察し、賢太の決意を試すが、直後に溺睡症で倒れる。一方、DFN島では蟻の上陸が確認され、新たな脅威が迫っていた。

旬は悪魔城の攻略を再開し、影の軍団を編成。順調に進軍するも、80階で未知の強敵に遭遇し、軍勢が次々と倒される。敵が知性を持ち、戦いやすい相手を選別していることを察知した旬は、隠密を解除し、悪魔の貴族と対峙するのだった。遇

「俺だけレベルアップな件 11巻」

旬はS級悪魔貴族エシルと対峙し、彼女の降伏を受け入れた。彼女は「この場所を守れ」という声に従っていたが、過去の記憶には曖昧な部分があった。一方、蟻の襲撃が拡大し、後藤会長は架南島の攻略を決意。国家権力級ハンターとの交渉を進めつつ、支援要請の選択を迫られていた。

旬はエシルを案内役にし、悪魔城を進軍。悪魔貴族を討伐し、影兵士を強化しながら、最終的に悪魔王バランと対決。影の軍団を駆使しながら熾烈な戦いを繰り広げ、バランを討伐し「命の神水」の材料を獲得した。クエスト完了後、飛竜カイセルを影に加え、新スキル「影の交換」を取得。エシルを残し、現代へ戻った。

帰還後、旬は母の病室へ直行し、「命の神水」を飲ませた。しかしすぐには反応がなく、失望しながらも回復を祈る。やがて時間が経ち、母はついに目を覚ました。

「俺だけレベルアップな件 12巻」

水篠旬の母が奇跡的に回復し、葵と共に再会を喜んだ。旬は自身の努力が報われたことを実感しつつも、今後の戦いへの覚悟を新たにした。その後、ハンター協会から架南島奪還作戦への参加を要請されるが、DFNから来たS級ハンターたちとの鍛錬により、新たな戦いの予感を感じ取る。

DFNと日本のS級ハンターたちの親善試合が行われ、白川、黒須、雫、町田が参加。DFNのアーシーが暴走し、旬が介入して試合を中断させた。その実力を目の当たりにしたリューは旬に挑戦を申し出る。激しい戦いの末、白川と雫が旬を制止し、リューも仲間に止められたことで対決は終了した。旬は影の兵士を使ってDFNのハンターたちを密かに監視し、架南島レイドへの参加を決意した。

架南島ではDFNと日本の連合チームが討伐戦を開始。女王蟻討伐を目指し、日本チームは洞窟へ進入。異様な蟻の卵を発見するが、女王蟻討伐を優先する方針が取られる。一方、DFNチームは突如として何者かに襲撃され、多くのS級ハンターが命を落とす。

日本チームは兵隊蟻を短時間で制圧し、女王蟻のいる最深部へ突入。最上が炎の龍を放ち、白川は魔獣化し、圧倒的な力で戦場を支配した。討伐作戦が本格的に動き出し、最終決戦の幕が上がった。

「俺だけレベルアップな件 13巻」

日本チームは女王蟻討伐を目前とするも、突如として現れた新種の蟻に圧倒される。雫、町田、白川、最上が次々と倒され、美濃部も命を落とした。最強蟻は捕食による能力吸収を示し、日本チームを壊滅寸前に追い込んだ。

同時に、DFN側では会長の陰謀が明らかになり、日本のS級ハンター全滅が策略の一部であると判明する。リューが最強蟻と対峙するも敗北し、戦況は絶望的となった。その時、旬の影兵士が出現し、日本チームを救援。影の交換を使用した旬が戦場に降り立つ。

旬の登場により戦局は一変。影の軍団が蟻を殲滅し、日本チームを回復させる。最強蟻との激闘が始まり、旬は圧倒的な力で追い詰めるも、蟻は咆哮と共に無数の蟻を召喚。しかし、旬は冷静に影の軍団を召喚し、さらなる戦いに備えるのだった。

「俺だけレベルアップな件 14巻」

最強蟻との激闘の末、旬は乱刀で蟻の王を討ち取り、レベルを上昇させた。雫の危機に直面した旬は、美濃部の影を抽出し、彼の治癒能力で雫を救った。美濃部の影は一時的に現れ、役目を終えると消滅した。日本チームはヘリで撤退するも、旬は残留し、影の軍団を率いて蟻の残党を掃討した。

DFNのルノーは蟻の王の脅威を警告するが、すでに討伐されたと報告される。しかし、世界は旬の戦闘映像に衝撃を受け、アメリカは彼を引き抜く計画を進めた。旬は蟻の王の影抽出に成功し、彼を「ベル」と名付けた。ベルの圧倒的な力により、本土へ向かう蟻の大群は一掃された。

その後、アメリカは旬の能力を調査し、ノーマ・セルナ夫人を通じて彼の限界を測ろうとする。しかし、夫人は彼を「王」と評し、常識外の存在であると断言した。旬は彼らの誘いを退け、帰国する。直後、日本でB級ゲートがレッドゲートへと変異し、新たな戦いの幕が上がった。

「俺だけレベルアップな件 15巻」

アメリカのハンター管理局は、謎の老人ヨグムントと酷寒が「光の破片」について語る場面を目撃する。日本を指す可能性が示唆されるが、二人の前に別の勢力が現れ、衝突が起こる。一方、旬はレッドゲート内でボスを討伐し、カルテノン神殿の鍵を手に入れる。

ギルド設立の準備を進める旬のもとに向坂雫が訪れ、加入を申し出る。彼女はテストとしてイグリットと戦い、見事に勝利を収めた。さらにベルとの試練に挑み、圧倒的な実力差を見せつけられるも果敢に立ち向かう。戦闘後、雫はついに自身の想いを告白し、二人の関係に新たな変化が生まれる。

アメリカでは、旬の能力の異常性が確認され、彼を引き抜く計画が進行。日本では、騎士団ギルドがゲート攻略のため旬に協力を求める。一方、学校で突如ゲートが崩壊し、生徒たちの前にモンスターが現れ、新たな危機が迫る。

「俺だけレベルアップな件 16巻」

学校に現れたオークの群れが生徒を襲い、校内は恐怖に包まれた。葵も標的となるが、影の兵士たちが出現し彼女を守る。一方、騎士団ギルドはダンジョン攻略を進めるが、異変が続き困惑する。葵の危機を察知した旬は急ぎ駆けつけ、圧倒的な力でオークの族長グロクタールを制圧した。

同時に、騎士団ギルドではベルがアークリッチを討伐し、ダンジョンの敵を一掃する。坂東はギルド提携を提案するが、旬の意向は不明瞭であった。学校襲撃の被害は大きく、各国が旬との接触を求め始める。

ギルド設立に向け、A級ハンターの諸菱明菜が参加を決意。影の兵士がハンター人員にカウントされる特例も議論される中、巨大ゲート攻略に挑んだ旬は影の軍団を駆使し圧倒的勝利を収める。しかし、DFN上空には未知の黒いゲートが出現し、新たな脅威が迫っていた。

「俺だけレベルアップな件 17巻」

DFNの対策会議では、S級ゲートの対応が議論され、ロシアのユーリ・オルロフが莫大な報酬を要求しながら結界による封鎖を提案した。一方、旬はカルテノン神殿への鍵を手にし、向かった先は以前オークが出現した学校であった。C級ゲートとされたが、二重ダンジョンであることが判明し、旬は単独で内部へ進む。

神殿内では、天使像が試験を課し、旬は圧倒的な戦闘能力で次々と石像や神像を撃破する。最終試験では、システムの設計者を名乗る天使像と対峙し、限界を超えた戦闘を繰り広げた末、ついに試験を突破する。

その直後、旬は光に包まれ、遠い過去の戦争の幻影を目撃する。同時に、二重ダンジョンに向かった雫と最上は、破壊された神像を発見し驚愕した。しかし、天使像が突如立ち上がり、「王の睡眠を邪魔するな」と宣告。瞬時にハンターたちを殺害し、新たな危機が迫るのだった。

「俺だけレベルアップな件 18巻」

DFNではS級ゲートのダンジョンブレイクが発生し、巨人族が街を蹂躙していた。ユーリ・オルロフの結界も破られ、軍やハンターたちが奮闘するも劣勢を強いられていた。一方、旬はカルテノン神殿の試練を終え、天使像との戦いを経て、新たな力と知識を得る。その後、DFNの危機を知り、賢太とともに現地へ向かう決意を固めた。

DFNに到着した旬は、影の兵士たちと共に巨人討伐を開始し、圧倒的な戦闘力で次々と巨人を撃破した。影の抽出によって新たな兵士を加え、戦線を拡大する中、他国のS級ハンターたちとも連携し、巨人族の残党を殲滅していった。

最終決戦の舞台はDFNの首都DFC。街が廃墟と化す中、旬はウィングらと状況を確認し、最後に残るボス級巨人討伐を決意する。影の軍団が集結し、旬の号令のもと、決戦が幕を開けるのだった。

「俺だけレベルアップな件 19巻」

DFNの戦場で旬は影の軍団を率い、ゲートを守る巨人を討伐する。しかし、巨人はボスではなく、ゲートから溢れ出す魔力により傷を負う。ゲート内部に進入した旬は、鎖で封印された巨人の王「レギア」と対峙。彼から支配者と君主の戦争がこの世界で始まると聞かされる。レギアを解放するも、彼は人間を襲おうとし、旬は即座に討伐するのだった。

一方、アメリカでは国家権力級ハンター・クリストファー・リードが謎の男たちに襲撃される。彼の死後、アメリカ政府は犯人を旬の父と断定。旬は国際ギルドカンファレンスの場でその事実を知らされ、動揺する。

カンファレンスに出席した旬は、アメリカ政府の意向で国家権力級ハンターとして迎えられる可能性を提示される。ハンター管理局の地下施設では、かつての災厄・ドラゴン「カミッシュ」の遺体と対面。影の抽出を試み、一度は失敗するも、二度目で成功しカミッシュを蘇らせる。しかし、完全な復活は叶わず、カミッシュは旬に忠誠を誓いながら塵となるのだった。

その頃、スカベンジャーギルドでは右京将人を巡る騒動が発生。トーマス・アンドレは彼を確保するよう部下に指示し、ギルド全体が右京の行方を追う緊迫した状況へと発展していった。

俺だけレベルアップな件〜ラグナロク〜

俺だけレベルアップな件〜ラグナロク〜 1話～5話

その他フィクション