どんな本
2025年、NASAは日本人宇宙飛行士・南波ヒビトを含む、第1次月面長期滞在クルーのメンバーを発表。
宇宙兄弟(1)
時を同じくして日本では、自動車の設計をしていた南波ムッタが会社をクビに。
大きく異なった運命を歩んでいたふたりの兄弟。
しかしそれぞれの未来が、幼少時代に交したある約束によって、動き出そうとしていた。
読んだ本のタイトル
#宇宙兄弟 (3)
著者: #小山宙哉 氏
あらすじ・内容
羨ましい。どこまでも羨ましい。弟が、弟だけが先に月へと行ってしまう。兄はいまだ宇宙飛行士選抜試験、第3次審査。完全閉鎖環境での2週間。宇宙への夢は諦めることができない。覚悟を決めた兄、ウジウジしながらも試験に挑む。
宇宙兄弟(3)
感想
AXAの宇宙飛行士選抜試験。
いきなりバスに乗せられて試験会場へ向かう。
その中で10分間全員と話をしてコミュニケーションを取る事にする。
その後に、宇宙飛行士に相応しいと思った人の順位付けしろとJAXAの人は言う。
そんな移動があった後に、第3次審査の完全閉鎖環境の試験が始まる。
新田、やっさん、福田さん、セリカさん、ムッタの5人が同じ班で受ける。
セリカさんと同じ班だと喜ぶムッタが、、
心拍数上がってJAXAの人達にバレちゃうかもよ?w
この5人が後々にも関係して来るんだよな、、
新田は感情を表に出さないタイプで、沈黙は金だと思ってるタイプかもしれない。
だけど、ムッタにはマウンティングしてくるのがな、、
まぁ、ヒビトの兄というだけで残ったと思ってるからかもしれない。
やっさんは京都出身で思った事を全て口に出してしまうタイプのようだ。
かなり喧しいし、ムッタに何故か絡むw
福田さんは、最年長の人で皆んなの調整役って感じだけど宇宙飛行士になりたいと心は熱い人。
そんな5人での閉鎖環境で共同生活をしながら、JAXAからの課題をこなす。
最初は今何時だという課題。
皆んな色々と計算したりして、根拠を出しながら議論をしているのにムッタは、、
バスの時計を見ていたせいで、だいたいの時間を把握していた。
そして、誰が宇宙飛行士に相応しいか決める方針は福田さんから別に今じゃ無くても良いだろと言って先伸ばす。
それ以外にも色々な課題を与えられるが、、
その中で、JAXAが無用の長物だと言うコメンテーターに、抗議文を考える課題。
野淵さんの二次元アリ、三次元アリの話は面白かった。
それを踏まえてムッタが、2次元しか見えない人には三次元に連れて行くしかない。
そうしないと理解してもらえない。
近々ヒビトが月に行って日本人は宇宙を身近に感じて、こんなコメンテーターの言う事なんて吹き飛んでしまうと言う。
金言だわ、、
結局はセリカさんが書いた文章を提出したが、、
抗議文を出しますかという職員に茄子田理事長は「僕らにそんな暇はない」と言う。
あと、やっさんが福田さんのメガネを壊しまった話も。
この話では、底意地が悪い人が一切居ないのが凄く良い。
でも、やっさんはアクが強いww
そういう人だと気が付けたら気軽に付き合えそう。
でも、ムッタにやっさんと呼ばせるのは面白かった。
手首を伸ばした方が保つのか、、、
あと、新田はムッタをお兄ちゃんっていつから言わなくなったのかな?
揶揄わなくなったよな?
新田は分かりずれぇぇww
ムッタが宇宙飛行士へ一歩進む。
最後までお読み頂きありがとうございます。
同シリーズ
宇宙兄弟
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