後半開始15分からアディショナルタイムまでの26巻。
どんな漫画?
『アオアシ』は、小林有吾 氏による日本のサッカー漫画。
Jリーグの男子高校生の階層「Jユース」が舞台で、主人公は愛媛からきた、青井葦人。
彼は東京シティ・エスペリオンユースに入り、プロサッカー選手を目指してる。
この漫画は『ビッグコミックスピリッツ』での連載中で、今は第33巻が発売中。
2020年に第65回小学館漫画賞を受賞、2022年にはアニメも始まった。
アニメはProduction I.Gが制作し、NHK Eテレで放送。
『アオアシ』は、サッカーの技術や戦術だけでなく、人間ドラマや青春の葛藤も描き綴られてる。
登場人物たちはそれぞれに個性や背景があり、成長していく。
青井葦人は、自分の才能に甘えずに努力し、仲間やライバルと切磋琢磨しながら、夢に向かって突き進む。
「Jユース」では一歩前まで教えてくれるが、最後は自分で気が付かないといけない。
その理由は、、
26巻までのあらすじ
プレミアリーグ優勝を争う青森星蘭戦
陣形は、、
エスペリオン4-1-2-3
青森星蘭4-2-1-3
青森星蘭は、右サイドバックの山田にはゾーンで守り。
左サイドバックのアシトには、マンツーマンで守る。
手詰まりと思ったら、、
足元の上手いGK秋山がフィールドプレーヤーとして出てきて流れが変わる。
青森星蘭に攻め上がるエスペリオン、反対に青森星蘭のGK槇村は川口能活タイプでエスペリオンのユースの元チームメイトだった。
そんな槇村はシュートをファインセーブをする。(23巻)
青森星蘭のハイプレスを掻い潜って攻撃をしたいエスプリオンだったが、圧の強いハイプレスのせいで陣形が乱れていて練習通りのパスが出来ない。
そんな混乱を俯瞰の眼でセカンドボールを拾いまくってカバーするアシト。
ボールを最初に拾える事の優位さを活かして守備を安定させ、試合を落ち着かせようとしたが、、
青森星蘭の北野がボールを持つと崩れ出した。
アシトの予測を掻き乱して、安定していた守備陣も乱れて試合の流れを青森星蘭側に持って行ってしまう。
前半30分くらいからは、ほぼワンサイドゲーム。
それを撃ち破るのは、いつも控えだった馬場の北野へのマンマークと橘の最後の足掻きだった。(24巻)
後半開始と同時にメンバーを交代。
橘out 浅利in
馬場out 志村in
志村を中心に据えた守備に青森星蘭の攻めが止まる。
そして、福田監督の作戦が発動し攻めの陣形4-2-3-1にシフトして、冨樫がワントップに上がり、ポストプレーをするが、相手の堅守に手こずる・・
アシトが本木へと絶妙な縦パスを通す。(25巻)
読んだ本のタイトル
あらすじ・内容
22年春アニメ化。話題のJユース蹴球譚
アオアシ 26
プレミアリーグイーストの優勝がかかった、運命の青森星蘭戦。
スコアレスで折り返した後半、エスペリオンは冨樫をワントップに上げ攻勢に出る。
そしてついに、アシトの絶妙なアシストから先制点を奪うことに成功!!
「俺は、司令塔」
そう言い放ったアシトの進化は、そこからさらに加速していき!?
そして、対する青森は追い詰められた末に衝撃の戦術を採用し!?
果たして、激闘の行方は―――!?
感想
エスペリオンが先制点を取った。
アシトがポストプレーをする冨樫を下げさせ、冨樫に引っ張られたDFが空けたスペースに遊馬が走り込んで、そこにアシトがパスを入れての得点。
味方をスカウティングして、誰がどうしたいと想定しながらプレーを繋げる。
何かを掴みそうになり、どうしても前に行ってしまうアシト。
それに対して何も言わない阿久津。
そんな勢いに乗っていたエスペリオンだったが、、
星蘭の至宝と呼ばれる北野蓮が遂に牙を剥いた。
磐田がレアルを圧倒した戦術N-BOXを駆使する。
N-BOXとは、、
中盤の5人が絶妙な距離感で連動することで攻守両方を数的優位な印象を与えられ、選手間の距離が近いことからポジショニングを少し変えるだけで陣形を変える事が出来、状況に対応しやすいという利点があったが、、あまりにも難解かつ、隙が出来やすい陣形であり、従来の陣形に満足していた当時の磐田の選手からも不満が続出したと言われている。
アオアシ 26
映像にすると、こんな感じ、、、、、、
北野蓮を中心に中盤の羽田、薩長、小沼、木曽が囲み。
青森星蘭の10人が魚鱗の陣のように縦長で連動して動く。
このN-BOXにハマると、修正しても修正して来て、何をどうすれば良いのか全く分からなくなってしまうエスペリオンの選手達。
反対に全てを北野蓮を中心に考えている星蘭は全ての動き連動して着いて来る。
狭い範囲で連動して動く星蘭の波状攻撃でミスが出て失点してしまう。
後半終了ギリギリでの失点。
そのN-BOXを見て、阿久津が教えてくれた味方をスカウティングするのを続けていたアシトが遂に掴んだ。
福田監督に中に入らせてと言い。
福田監督も遂に待っていたと入れと指示する。
サイドバックでありながら中に入って相手陣形を崩すアラバロール、偽サイドバック。
北野蓮の俯瞰の目を崩すして、アシトは味方を動かす。
味方をスカウティングして味方に認識させ動かした。
そして時間はアディショナルタイム7分と表示される。
こんな世界は頭が痛くなりそうだ、、
マジで高度過ぎて怖いわ。
でも動きによるスペースなどを上から見ていても解らないのに、ピッチの中でやるのかよアシトの俯瞰の目ってマジでパンパない。
北野蓮もね。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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