どんな漫画？
『アオアシ』は、小林有吾による日本のサッカー漫画。
Jリーグの男子高校生の階層「Jユース」が舞台で、主人公は愛媛からきた、青井葦人。
彼は東京シティ・エスペリオンユースに入り、プロサッカー選手を目指してる。
この漫画は『ビッグコミックスピリッツ』での連載中で、今は第33巻が発売中。
2020年に第65回小学館漫画賞を受賞、2022年にはアニメも始まった。
アニメはProduction I.Gが制作し、NHK Eテレで放送。
『アオアシ』は、サッカーの技術や戦術だけでなく、人間ドラマや青春の葛藤も描き綴られてる。
登場人物たちはそれぞれに個性や背景があり、成長していく。
青井葦人は、自分の才能に甘えずに努力し、仲間やライバルと切磋琢磨しながら、夢に向かって突き進む。
「Jユース」では一歩前まで教えてくれるが、最後は自分で気が付かないといけない。
その理由は、、
読んだコミックのタイトル
あらすじ・内容
福田過去編、衝撃と感涙のクライマックス！
アオアシ ３３
スペインのクラブ・サバデルに移籍した若き日の福田。
言葉の問題に直面し初めこそ試合に出る機会に恵まれなかったものの、
福田ならではの方法でその苦境を突破。
試合で躍動し、チームの救世主となる！
そしてついに、世界的クラブ・バルセロナとの大一番の幕が上がる。
待ち望んでいたこの一戦が、彼にとって「運命の試合」となって！？
前巻からのあらすじ
代理監督の肝入りで入れた福田だったが、選手達は生活がかかっているので代理監督のギャンブルに付き合う義理は無い。
そのせいで前半中盤まで福田にボールは来ず。
ゲームで浮いた状態になってしまった。
それを観て観客は福田をゲームに参加出来ない給料泥棒と野次る。
それでもこぼれ球が福田の処に来たら、、
福田はスペイン語で指示を出してチームを動かす。
福田がヒエロに「¡Mira delante!」“前を向け！”と言って縦パスを入れるとヒエロの足下にピッタリとクサビのボールが入る。
それから試合の流れが良くなり同点に追いついて前半を終わる。
ハーフタイムに福田はパスを受けてくれるように動いてくれてるヒエロに、さらなる要求を言って来た。
福田を見ないで自身のタイミングで相手の裏に出ろと、、
アイコンタクトしてからじゃ遅い。
動きを感じてやるやら裏に出る事だけを考えて動けと、、
俯瞰の目を持つから出来ると福田は言う。
そして後半。
半信半疑だったヒエロは、福田に言われた通り相手DF陣のスキを見つけて裏に飛び出すと、、
福田が足下にドンピシャの縦パスを入れる。
そこから攻撃陣の選手は福田のパスを信じて走るようになり、DF陣も奪ったボールを福田に集めるようになった。
福田が言っていたチームを乗っ取る事に成功する。
それでもワンテンポ遅いと感じている福田に後半から投入されたガルージャが、シュートコースにいた福田にショートコーナーからドンピシャなパスを供給。
そして逆転に成功する。
この直前に福田はサッカーボールだけで会話をしたいと思っていたが、、
サバデルの選手にはサッカー感を共有出来、ボールで会話出来る選手が居なかった。
前半までは、、、
後半から入ったガルージャは福田とボールだけで会話出来る選手だった。
そこから2人で ボールで会話しながらゲームをコントロールして。
福田が ヒエロのように自分のタイミングで走ったら、、
ガルージャが完全なタイミングで パスを出して来て追加点を獲得。
ガルージャは18歳でバルサのトップチームに入ったが、23歳でバルサに切られてしまう。その後もバルサのボールで会話するサッカーが忘れられずに世界を転々として。
ボールで会話が出来る 福田と出会った。
感想
福田の過去編もクライマックス。
バルサとの試合はこれまでの話の流れなら詳細にやるのかと思ったらハイライトですら無いアッサリとした物だった。
試合前のカンプ・ノウ。
数万人の観客の圧力を感じる福田達。
試合開始直前のカンプ・ノウ。
ヒートアップしたスタジアムは圧力が全く違っていた。
そんな圧力の中でも、バルサと互角の試合を出来ている福田達。
そんな中で足の痛みを抱えながら感謝する福田。
同点弾のFKを蹴った福田の得点。試合結果は同点の引き分け。
そのプレーがバケモノを産んだ。
この試合をピークにして福田の脚の調子は落ち。
シーズン終盤のちょっとした拍子に大怪我となり。福田のサッカー選手時代は終わった。
この時に福田の側に居たのに何も出来なかったと後悔していた花は、スペインへ留学する。
ただ心残りはアシト、、
そして、サッカー選手として終わった福田は教えていた子供達に望まれてサッカーを教えるようになる。
その後の彼のサッカー人生はピッチの外の育成という世界へと変わって行く。
彼の教えを受けた子供が海外へと行き、その海外の経験を国内に持って帰って日本に活かす。
ついこの間までプロの選手になるのが目標で、その先の事を全くイメージ出来てなかったアシト。
遂に彼も、エスペリオンのトップへと昇格して結果を出し。
そして、海外へ移籍すると目標を持つ。
それを聞いた福田は、自身と思考が一致し始めたアシトの成長を喜び。
さらに、先を行ってる彼の理想、、
アシトの現役が終わったら日本に戻り。
福田監督の長期政権中のエスペリオンに戻って来て、次世代に繋げろとアシトに言う。
一生サッカー漬け。
勝負事の世界にずっと居られる。
ある意味幸せで、ある意味地獄。
そして、アシト達はアルカスカップに参加するためにカタールへと向かう。
約20時間の飛行機での移動に耐えないといけない。
身体を動かさない状態。
さらに時差が彼等を襲う。
だから、世界に通用する選手は図太く無いといけないらしいが、、
アシトは飛行機が何で空を飛んでるの理解できずに、ガクブル状態。
なんか、経験値が低すぎて図太いのか判断できない状況。
さらに、海外で活躍するには現地のモノを食べれないといけない。
ジュニアユースの選手が海外に行ったら、食事が合わずに5キロ痩せて帰って来る時とあるらしい。
この点ではアシトは大丈夫そうだな、、
ガツガツ食べてる。
むしろ、大友の方が心配かな？
そんな世界の距離の壁を突破して、カタールに到着したアシト達は、日本サッカーの評価レベルがまだ低いと実感する。
国内では最強と言われているエスペリオンも、バルセロナで文化となっているチームと比べると、まだまだ評価が低い。
でも、それはアルカスカップに集まって来た選手達を見たら、何となく判る。
此処に集まって来た奴等は規格外。
そして、エスペリオンの初戦の相手はバルセロナ。
栗林は、デミアンへのリベンジに燃える。
それを容認し、対バルセロナ戦を想定しての練習をユースの選手達に課して準備をして行く。
その結果は、、
その前にアシトがデミアンと因縁を持ちそう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
アニメ
PV
OP
第1クール オープニングテーマ 『無心拍数』/ [Alexandros]第2クール オープニングテーマ 『Presence』/ SuperflyED
第1クール エンディングテーマ 『Blue Diary』/Rin 音第2クール エンディングテーマ 『カラー・リリィの恋文』 / 神はサイコロを振らない同シリーズ
サッカー関連本
その他フィクション
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