簡単な感想
イギリスの裕福じゃ無い多種多様な家族たち。
色々な問題を抱えながら生活している。
逞しいようで繊細。
考えさせられる。
読んだ本のタイトル
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2
著者:ブレイディみかこ 氏
あらすじ・内容
13歳になった「ぼく」の日常も、前作同様、まるで世界の縮図のようです。中学生がスタートアップについて学ぶ授業、レインボーカラーのストラップを首から下げた校長とノンバイナリーの教員たち、音楽部のクリスマス・コンサートで持ち上がったポリコレ騒動。時代が、社会が、人が大きく変わっていく中で、「ぼく」はさまざまな事件を経験しながら、パンクな母ちゃん、そして父ちゃんとともに悩み考え、大人へのらせん階段を昇っていきます。そしてついに親離れのときが――。「一生モノの課題図書」、本作でついに完結です。
(以上、Amazonより引用)
感想
息子くんが大人になってると思ったら、日本の爺さんと別れる時に号泣するのが可愛い。
どうやら毎回抱き合って号泣しているらしい。
言葉はお互い通じてないけど、何故かコミュニケーションが取れている。
そんな祖父と孫が別れたく無いと抱き合って号泣。
良いなぁ、、
ルーマニア人の貧困層の人達に不用品を譲ったりするアイルランド系の移民で貧困を知っている旦那さん。
トラックドライバーで人情のあるガテン系の人だけど良い人だと思う。
ルーマニア人の彼等に不用品を渡すのは失礼じゃないかと気にする息子くんが優しくて素敵だ。
その2人といつも一緒にいて差別に敏感なお母さんも、、
イギリスって本当に多様性の国なんだな。
貧困で悩んで、ウツになる人も多いみたいだ。
特にシングルマザーに多いように見える。
その辺りは国の違いって無いんだな。
そんなシングルマザーな隣のオバサンは、娘と息子が家を買うための頭金にすると家を売った。
でも、長年住み慣れた家を手放して別の土地に行くのは辛かったようだ。
不審な車がズーート止まってると警戒してたら、お隣のオバサンだった。。
お隣の家を売った彼女はどうなってしまうのだろうか?
息子も心配してる、、
そんなイギリスの貧困層からチョット上の人達の生活。
なかなかハードで多種多様。
色々と問題も多いな、、
政治って重要だとしみじみ思う。
本当に考えさせられる。
その他ノンフィクション
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