ピーター・F・ドラッカーが生まれたのは、1909年産まれ。
結構最近の人かもしれない。
孔子は紀元前551年産まれ?
その2人の思想が似通ってるとこの本は言っている。
読んだ本のタイトル
著者: #安冨歩 氏
あらすじ・内容
長きにわたって読み継がれる
「経営者の二大経典」が一挙にわかる画期的書!孔子の『論語』とドラッカーの『マネジメント』。 両者が生きた時代はまったく異なるが、『論語』と『マネジメント』で語られる「組織」、そして人間の生き方という部分では、本質的な共鳴を見せている。
難解な『マネジメント』を読み解くため、『論語』をサブテキストとして用いる。一見すると奇をてらったような手法に見えるが、実はドラッカーを理解する「近道」だと私は考えている。
東西の2人の知の巨人が後世に生きる我々になにを伝えたかったのか。読者の皆様がそれを理解していく上で、本書がその一助になれば幸いである。(序章より)【主な内容】
はじめに ドラッカーと孔子の対話
序章 もしドラッカーが『もしドラ』を読んだら第1部 ドラッカー思想の本質
1章 マネジメント<徳治>
2章 マーケティング<知己>
3章 イノベーション<学習>第2部 ドラッカー思想の歴史的意義
4章 全体主義<組織の罠>第3部 ドラッカー思想の現代的意義
(以上、Amazonより引用)
5章 情報<コンピューターの衝撃>
6章 ポスト資本主義<組織解体の時代の組織>
終章 未来への道
感想
孔子↓
子曰、而不改、是謂矣。(衞霊公第十五、三〇)
子曰く。過ちを犯しながら、改めないのが、過ちである。
子夏曰、小人之也、必文。(子張第十九、八)
子夏曰く。小人は過ちを犯すと、必ず、取り繕う。
(本文より引用)
ドラッカー↓
決して間違いや、へまや、失敗をしない人だけは信用できない。そのような人は、食わせ者か、それとも無難なこと、既に試されたこと、とるに足りぬことに安住する者である(Management, p.457)
(本文より引用)
この言葉が今の日本を集約してる。
小人が多い事よ、、
そして、2人ともその小人に苦しめられた経験があるから出て来た言葉なのだろう。、
何とも切ない、、
そして、人類は愚かだと思ってしまう今日この頃です。
そして、資本主義の崩壊は近いとヒシヒシと感じる今日この頃。
その他ノンフィクション
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