簡単な感想
早く読めば良かった。。。
読んだ本のタイトル
原発難民 放射能雲の下で何が起きたのか
著者:#烏賀陽弘道 氏
あらすじ・内容
被曝は「人災」だった。誤解、偏見、差別、対立、いじめ……絆を引き裂かれた苦しみは続いている。「地元に帰らず、ホテルに住めていいねえ」「東電からいっぱいもらっているんでしょう?」「放射能が移るから近寄るな!」――何気ないひと言や所作に原発被災者たちは疑心暗鬼となり、神経をすり減らす。誤解や偏見は差別やいじめへと発展する。そのストレスは計り知れない。「避難すべき人が避難できずに被曝した」「必要のない人に避難を強制した」。福島第一原発事故で、政府は二重の誤りを犯した。ある人は「被曝」というかたちで犠牲になり、ある人は「避難」というかたちで家や仕事を奪われた。「真実を知ってほしい」。絆を引き裂かれた住民の心は、いまだに苦しみの渦中で喘いでいる。「3・11」以後、南相馬市、飯舘村、双葉町など原発事故被災地はもとより、山形県、埼玉県、群馬県といった避難先を取材しつづけたジャーナリストが緊急報告。
(以上、Amazonより引用)
感想
原発事故から1年半くらい経った時の著者が直接現地に行って見てきたルポ。
テレビ、新聞では報道されなかった市井の人々の現実。
一時帰宅する方と同行した時の話。
野生動物の天国になってしまっていた、、
水素爆発した時にまだ近くに居た人の話。
白いフワフワした物が頭上に降り注ぐ、、
その後、その方は倒れたらしい。
自主避難し、他の地域で福島県から来たからと忌避されるストレスを感じながら生活をしている人の話。
4人家族が六畳間の部屋で暮らす。
補助金を貰って良い身分だと言われる、、
放射能が感染ると差別される。
近隣の建設業者の話等。
会社の維持は無理たと悩む、、
機械も処分できない。
その時、その人がそう感じた一次情報がてんこ盛り。
こういう本は大切にしたい。
その他ノンフィクション
現地取材
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