どんな本?
世に絶望して死にたい人に死ぬなと言うのは簡単だが、全く相手には伝わっていない。
相手と一緒に苦しみを負う覚悟が無いから伝わらない。
精神科医は薬を渡すだけ。
そんな人達と共に苦しんだ今一生さんのルポ。
読んだ本のタイトル
#「死ぬ自由」という名の救い
著者:#今一生 氏
あらすじ・内容
死にたい人に「生きろ」と言う以上は、相手と一緒に生き直しの苦しみを負う覚悟と体力が必要だ。なのに日本の精神科医は、目の前の人間の基礎体力や人間関係、生活習慣の改善に十分な関心を払わず、高みの見物を決め込んで「オマエ一人だけがんばれ!」と言わんばかりに大量にクスリを買わせ、支配した患者たちを続々と薬物依存やネット心中へと導いている。「脱社会」化した若者たちと10年も付き合ってきた著者は「死ぬな」とは言わず、リストカット&オーバードーズ依存症の果てに死んでしまった友だちの言葉を無駄にしたくない思いから、彼らの生きていた証として本書を書き、「頭でっかちのココロ系から全身が気持ちよくなるカラダ系へ」と祈りを込めて呼びかける。年間の自殺者3万人超の今日、マスメディアも精神科医も伝えなかった現実をえぐり出した自殺本の決定版、ここに誕生。巻末に、「脱医療」を提唱するカウンセラー・信田さよ子氏との対談も収録。
(以上、Amazonより引用)
感想
今さんの文書が粗いと言ったら良いのだろうか?
最近YouTubeで聞いてる話方より言葉遣いが粗い印象の文書だった。
そして、2000年代のチャットがでお互いに連絡を取り合って知らない人同士で一緒に自殺するサイトがあり。
それで本当に死ぬ人が居るとは、、、
いや、ニュースで死んでる人が居る事は知っていたが、その人達を一人の人間として認識していなかった。
ただの数字。
遠い世界の話だと思っていたのに気が付かされた。
そして、煉炭自殺のやり方とかこの本を読むまで知らんかった、、
それに手首ってそんなに何回も切れるもんなんだ。。。
習慣化しちゃうくらいに、、
血は大量に出るけど死ぬほどの量が出るには時間が掛かるとかも、この本を読むまで知らなかった。
結局人は死ぬのだから早く死ぬ必要が無い。
そうこの本に書いてあったのを読んで、ハッとさせられた。
そうだ自殺しなくてもどの道、老いて死ぬんだよな。。
自殺するの勿体ないな・・・
最後までお読み頂きありがとうございます。
noteにも投稿しております
同著者の作品
その他ノンフィクション
Share this content:
コメントを残す