どんな本?
本書では、元国連専門機関職員の谷本真由美さんが、
激安ニッポン(マガジンハウス新書)
「物価も給料も日本はいまだに激安」であること、
そしてその安さゆえに「海外から買われている」ことを
“忖度抜き”で明かしています。
日本人はなかなか気づけない、
世界から見た「ニッポンの真実」がわかる一冊です。
読んだ本のタイトル
あらすじ・内容
元・国連専門機関職員の著者が明かす――
日本人だけが知らない、
海外との「驚愕の価格差」
・東大卒より海外の介護士のほうが稼げる?
激安ニッポン(マガジンハウス新書)
・中国人が無制限で不動産買い放題!
・日本の福祉にたかる外国人たち
・アメリカは野球場のハンバーガーが「2000円超」
・光熱費が「2倍」になったイギリス
・欧米では年収1000万円で「低所得」
・「中古品」しか買えない日本の若者
・「100円ショップ」大好きな日本人
感想
失われた30年で日本の価値がドンドン弱くなっている。
日本の価値は良くも悪くも変わっていない。
だが、他の国の価値は30年で倍以上に価値を上げていた。
アメリカは実感として、30年前は映画は5ドルくらいだったのに今は20ドルくらいまで値上がりしている。
本では、日本では500円以内で食べれる牛丼が、アメリカではチキン丼が2700円してると書いてある。
それだけ他国の値段はここ30年上がっていた。
それなのに、日本の物価は据え置き。
止まって沈みかけている船ニッポン。
行政は観光客を受け入れて経済的に発展とか言ってるが、全産業の数%しかない事で全てが上手く行くように言っている。
そんな事は無いのに、、
著者さん曰く、ギリシャのようになるらしい。
公務員天国だったギリシャか、、
土地も安くなっており、外国人でも土地所有が出来る日本では外国の人たちが投機目的で日本の安い土地を買っているらしい。
さらに農業法人にも外国資本が流入して農業も侵食して来ている。
成り手不足の農業を安く買い叩かれて取られてしまう。
昔のインドみたいにイギリスの植民地のようになってしまうのだろうか?
食糧生産は自国の物にしておきたかったのに、、
アメリカの高い兵器を買うよりも食糧は重要だと思うのに、、
農業がドンドン衰退して、外国資本に侵されてるのはかなり深刻に感じている。
あと、文化的に日本人は激安ショップに対して、地域の方が下がるとか感じないらしい。
あぁ、、そう感じていた俺って、、
いや、近所にドン●が出来た時に変な連中が店に入っていたし。
店の雰囲気も好きになれなかった。
100円ショップも雰囲気が好きになれなかった。
さらに、自身がコレクションしていた本を中古で売るのも嫌だったのを“頭おかしい”と言われてたのも、、
その感性を他の国の人が持ってた事に安心した。
実際に自身がコレクションしてたヤツを、、
家のスペースの都合で手放さないといけない物を他人の手に譲るくらいならゴミにして捨てる。
著者の版権収入にならない中古として、自身のコレクションを流す事への罪悪感もあった。
最後までお読み頂きありがとうございます。
同シリーズ
世界のニュースを日本人は何も知らない
世界のニュースを日本人は何も知らない2
世界のニュースを日本人は何も知らない 4
その他ノンフィクション
Share this content:
コメントを残す