読んだ本のタイトル
#“歪んだ法”に壊される日本 事件・事故の裏側にある「闇」
著者:#郷原信郎 氏
あらすじ・内容
“法意識”なき国民は権力にひれ伏す
日本は真の法治国家へ変われるか？
“歪んだ法”に壊される日本 事件・事故の裏側にある「闇」
宮台真司氏（社会学者）推薦
「専門家のゴマカシが蔓延する国で、私たちは「空気の支配」から真の公共へ脱却できるか。
痛快だが、とても痛い。必読の日本社会論！」
●突然逮捕！はなぜ起きるのか？ 日本で「普通の市民」が冤罪の犠牲になる理由。
●政治家への賄賂・ヤミ献金はどうすればなくなるのか？ 議員事務所の会計事務手続きを是正せよ！
●「益税」批判は筋違い！インボイス導入前に知るべき、メディアが垂れ流した“消費税の大誤解”。
YouTube・ウェブ記事で信頼を集める弁護士が、
いま知っておくべき５つのテーマを深く、わかり易く解説。
【目次】
第一章 刑事司法が「普通の市民」に牙をむくとき～日本の刑事司法制度で被告の訴えは届くか
第二章 「日本の政治」がダメな本当の理由～「公選法」「政治資金規正法」の限界と選挙買収の実態
第三章 東電旧経営陣への一三兆円賠償命令という「異常な判決」～「原子力損害賠償請求法」とガバナンスなき電力会社
第四章 「消費税は預り金」という“虚構”が日本経済を蝕んでいる～転嫁困難な中小企業が置かれた厳しい環境
第五章 交通事故の加害者が“つくり出される”とき～「自動車運転過失致死傷罪」による事故原因究明は正しいか
終章 ”歪んだ法”をなくしていくために～急がれる法教育の導入
感想
検察の人質司法
カルロス・ゴーンさんのが最近では騒がれていたかな？
でも、1番酷かったのは鈴木宗男さんだったらしい。
とにかく警察。
検察、裁判所、元検察の弁護士はだいたいグル。
本書では東日本大震災復興緊急保障制度による融資詐欺事件、美濃加茂市長の収賄事件を取り上げ。
そして、人質司法の具体的な例を網羅。
最悪。
何も悪いことをしていなくても、警察官が職質して仕事用のナイフを持ってたら逮捕して有罪に出来る。
取り調べの調書もよく読まないと警察に都合の良い捏造が沢山ある。
認めなかったから勾留が続いて、社会的に殺されてしまう。
それが俗に言う人質司法。
でも調書を認めても、前科者として扱われるので社会的に死ぬのは確か。
逮捕されたら最後。
再起の機会がほとんど無いこの国では破滅しかない。
ちょっとした軽犯罪はあくまでも警察官から見逃してもらっていると思った方が無難。
車の運転なんてまさに、、
そんな恐ろしい、警察官の温情で見逃されている国なんだと思い出した。
検察はさらにその上の組織なんだよな、、
オリンピック汚職、、
思ったほど上に行かなかったな。。
大阪地検は相変わらず捏造するイメージしかない、、
林検事総長が、頑張ったと聞いても実績がな、、
公選法、政治資金規正法
コレも基礎知識が無いせいで完全に理解出来てるとは思えないが、、
河井杏里さんの他の候補者の溝手顕正さんより10倍の選挙資金を自民党から受け取り。
県議、市議に金をばら撒いた話。
河井杏里さんのインタビュー本「おもちゃ」を後でもう一回読んでみよう。
何か新しい発見があるかもしれない。
だけど、政治資金規制法は本当にザル法なんだと心底思った。
県議のあの人も、市議のあの人も悪気も無くやってるんだろうな、、
維新の自分への寄付なんかも出来ちゃうわけだしな、、
だけど利益を受けている政治家が自身の利権を正すわけが無いからコレは余程の事がない限り変わらないのだろうな、、
本当に羨ましい、、じゃ無くて。
けしからん。
原子力損害賠償請求法
これは理解したか疑わしいが、、
大前提に原発は絶対に事故らない。
これが法を決める上での大前提になっていた結果。
経営者達に損害賠償として13兆円もの損害賠償が決まってしまった。
普通なら上限があるはずなのに、事故が起こらないとなっていたので青天井の損害賠償となってしまった。
国の方針とはいえ、この判決はあまりにも酷い。
そして、最悪の事態を想定せず。
震災になれば、津波が襲って来たら事故が起こると想定せず。
これだけの大損害を会社に与えた経営者達に13兆円もの、、、
聞けば22兆円もの損害だったのに、何で東電って潰れないの？？
普通なら潰れるだろ？
ゾンビになって神経や脳みそが腐ってるから無事に見えてるだけなのか？
それなら電気が来るわけないか、、
請求書はドンドン高くなって来てるし。。
22兆円だもんな、、
何処かおかしい。
そして、法の大前提が間違ったまま現状も続いている。
そして、岸田総理の原発の積極使用への路線変更。
そういう視点で見ると危険な国に住んでいると認識させられる。
逃げ場も無い、、
キリスト教のユダヤ人のような扱いになるのだろうか？
消費税は預かり税の嘘
この本で特に驚いたのがこの章。
消費税は預かり税じゃない？？
え？
他の本、税金格差では預かり税だと書いてあったぞ？
じゃあ価格に転換出来ない場合は事業者が呑まないといけないのか？
ってもう既にやってたわ。
同じ仕事なのに枠が決まっているから税金分強制的に割引させられてた、、
その分、利益を圧迫されていた。
そしてインボイスが始まったら、、
もしかしたら、1人親方が全員一斉に10％値上げして来るって事になるのか？
いや、10%を呑ませるのか？
それはしたく無いな、、
出来たら下請けには10%乗せた金額で支払いしたい。
そうなると発注者から取るしかない。
取らないといけない。
また、会社の経営者と揉めそう。
値下げとか無理だから！
下請けへの圧迫も無理だから！
やったら離れるぞ、、
知らんぞマジで。。
多分、他の現場だとやるんだろうな、、
そして、アイツだけ支払いが高いとか吊し上げを喰らうんだろうな、、
そして、今まで預かり税として赤字企業から税金を剥ぎ取っていた国税？県税？とにかく恨むぞ。
自動車運転過失致死罪による事故究明の疑問。
これは全く別の角度から見た意見だと思う。
でも、言われてみたらそうだよな。。
メーカーが自社の欠陥を認めるわけが無いよな。。
しかも、事故を起こした車両を調べるのが製造したメーカーというのも隠蔽しやすいし。
今までのデータ改竄の実績もあるから、色眼鏡で見るとそう思えて来てならない。
自動車も色々なリスクの割には、、
保険料金がバカ高いような気もするが、、
損害賠償の請求額が高額なのであの値段なのか、、
その辺がよくわからない。
でも、ガードレールや標識の値段って思った以上に高いよな、、
設置費は何と無く分かるけど、、
でも、撤去費と設置費を考えたら賠償額も妥当なのかもしれない。
でも、なんか納得いかないw←蛇足
最後までお読み頂きありがとうございます。
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