「煤まみれの騎士 II巻」やっと鬱展開が終わる 感想文・ネタバレ

「煤まみれの騎士 II巻」やっと鬱展開が終わる 感想文・ネタバレ

どんな本

『煤まみれの騎士 II』は、ファンタジー小説である。本作は、魔力を持たない主人公が、差別や偏見に立ち向かいながら、自らの信念を貫く物語である。

物語の概要

冤罪により第五騎士団を追放されたロルフは、魔族領に隣接する辺境へと派遣される。そこで彼は、”煤まみれ”と蔑まれる魔族の奴隷少女ミアと出会う。彼女との交流を通じて、ロルフは人間と魔族の関係性や、自身の使命について深く考えるようになる。やがて、ロルフは人間と魔族の終わりなき抗争に終止符を打つべく立ち上がる。

主要キャラクター

  • ロルフ・バックマン:魔力を持たない騎士。冤罪により辺境へ派遣されるが、信念を持ち続ける。
  • ミア:魔族の奴隷少女。”煤まみれ”と蔑まれながらも純粋さを失わない。

物語の特徴

本作は、魔力を持たない主人公が、差別や偏見に立ち向かいながら成長していく姿を描いている。人間と魔族の複雑な関係性や、戦争の悲惨さをリアルに描写しており、読者に深い感慨を与える。

出版情報

  • 著者:美浜ヨシヒコ
  • イラスト:fame
  • 出版社:KADOKAWA
  • レーベル:電撃の新文芸
  • 発売日:2022年6月17日
  • ISBN:9784049143539
  • 判型:B6判
  • ページ数:404ページ
  • 定価:1,430円(本体1,300円+税)

読んだ本のタイトル

煤まみれの騎士  II
著者:美浜 ヨシヒコ 氏
イラスト:fame  氏

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あらすじ・内容

あらぬ冤罪で第五騎士団を追放され、魔族領に隣接する辺境へと派遣されたロルフ。
しかし辺境で待っていたのもやはり、神に棄てられた者へ対する差別の日々だった。
その中で彼は、自分と同じ“煤まみれ”と蔑まれる魔族の奴隷少女、ミアと出会う。

何故この罪なき子供が悲しみを強いられているのか。魔族は本当に滅ぼすべき邪悪なのか。
ミアと過ごす毎日は、ロルフの心の中に、ある決意をもたらす。
そして赴いた魔族領で彼が見たものとは。至った覚悟とは。

「俺に約束を守らせないつもりか? そうはさせるか。そうはさせるものかよ」

人間と魔族の終わりなき抗争。謂れなく流される血。正しき人たちの零す涙。
非情な運命を許せぬロルフが手を伸ばした時、その手に握られていたものは──。

「さあ──決着をつけよう」

神に棄てられ、蔑まれ続けた“煤まみれ”の、世界への叛逆がついに動き出す──!

煤まみれの騎士 II

前巻からのあらすじ

知識、剣術に秀でており将来を有望視されていた少年が15歳で神から魔力を授かるはずが、魔力を授かれなかった。

それでも騎士になる事を願い冷遇されながらも騎士団に所属していた。

でも実力は魔力が無いため銀の武装をしている隊長級には全く相手にならず、剣術が秀でていても魔力を使われると平の隊員にも敵わない状態。

遂には噛ませ犬のような扱いにされ毎日嬲られるような日々。

実戦の際には行軍の工程などに意見して煩がられて無視されるが、注意した通りになり。

改善案を出して何とか工程を守れたりするのだが、、
周りからは弱いくせに生意気だと全く評価されない。

そして戦場では、敵の動きを察知して味方の被害を抑えて行く。
そして、手柄を立て女将軍に気に入られてしまう。

また、それを面白く思わない同僚の騎士達。
そして彼はハメられた。

しかも幼馴染の婚約相手の後ろ暗い噂を解決するために暗躍していた時に、非常ににも重なってしまった。
そして、彼は吊し上げを受けて冤罪を謝れと言われるが本人には身に覚えのない窃盗事件。

それなのにアリバイは言えない。

感想

元婚約者の不幸な結婚を未然に防ぎ、その時に発生した馬の盗難の責任を取らされて辺境の砦の司令官代理に左遷されてしまう。

そこでも加護無しとして馬鹿にされ。

部下は勝手に魔族の村に侵略して掠奪をして帰って来る始末。

そんな掠奪され奴隷にされた少女を購入して共に住み。

少しずつお互いの事を話していたら、彼女の居た村に休暇を取って行くと生き残りが居た。

その中に少女の姉がおり彼女に少女を預けて魔族の部族長のいる都に行って。

王国軍が都に攻めて来ると知らせる。

そして、戦闘に巻き込まれてしまい味方だった連中に殺されそうになり、、

そこから始まる反撃の時間。

それにしても。
攻めて来る連中が神の名の下に魔族を残酷に扱うのが当たり前だという悪意のない差別が凄い。

やってる事がテロリスト達と同じだわ、、

最後までお読み頂きありがとうございます。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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