小説「令和の化学者・鷹司耀子の帝都転生」感想文・ネタバレ

小説「令和の化学者・鷹司耀子の帝都転生」感想文・ネタバレ

読んだ本のタイトル

#令和の化学者・鷹司耀子の帝都転生  プラスチック素材で日本を救う
著者:#雨堤俊次 氏

あらすじ・内容

令和から明治に来たこの少女、化学の天才!?
ナイロンストッキング、防弾チョッキ、GFRP製飛行機……。
現代知識を持って転生した少女がもたらす化学知識が、日本の“ものづくり”を激動させる!
明治後期から大正へ移り変わる日本が“プラスチック素材”で世界を圧倒する!
明治34年、鷹司家に生まれた公爵令嬢・耀子は、わずか4歳にして合成繊維である「66ナイロン」を作り出すことに成功する。実はこの鷹司耀子、令和の時代を生きていた化学技術者が時代を遡って転生した姿なのだ。彼女は現代の知識を用い“プラスチック素材”を普及させ、明治時代を激動させる。人々の生活も、戦争の行く末をも変えるのだ。化学技術が日本を救う、ものづくり浪漫譚!

令和の化学者・鷹司耀子の帝都転生

感想

主役の耀子が2歳から20歳までの話。
この時代の婚約は絶対だから耀子も婚約者が出来ている。
耀子の家は鷹司家というかなり高位の家のようで耀子の婚約者は皇族だったりする。

そんな耀子の子供時代に日露戦争、第一次世界大戦が入っていた。

化学繊維を発明してストッキングを開発して爆売れ状態にして資金を稼ぐ。

一応、生糸の産業を圧迫しないように気を付けて開発してるのが何気に、、

そして、父親とは全てを打ち明けており2人っきりで悪知恵を働かせる。

そんな中で日露戦争の203高知で多くの将兵が機関銃で亡くなるのを避けるために砲兵を重用した戦術を開発させ。

バルティック艦隊が日本海に到着する前に戦争を終わらせてしまう。

おかげで海軍の力が削がれてしまい、超弩級戦艦の開発に齟齬が、、

お陰で陸軍が多大な力を持ってしまい、それに悩む父娘。
これ以上陸軍が発言力を持つと暴走してしまう。

でも、成人しておらず、女性である耀子にはなんとかする力は無い。
変わりに父が頑張るが、、

そんな時に、第一次世界大戦の原因となるオーストリアの王子の暗殺は失敗させたが戦争は起こってしまった。

世界情勢的に、ヨーロッパに援軍に赴く日本軍に戦車、飛行機が配備される。
その両方の開発に耀子が関わっており、実験では常に人命が危険に晒されており、基本的に専門外だった耀子にはかなりストレスフルな開発だった。

それでも日本軍の活躍で第一次世界大戦は比較的早く終わる。

そして、明治天皇が崩御して大正時代へと突入。

日本は前の歴史と比べると非常に良い状態ではあるが、、
第二次世界大戦に巻き込まれないように出来るのだろうか?

そこまで話は続くのだろうか?

最後までお読み頂きありがとうございます。

Twitter
ホームページ

Share this content:

こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

コメントを残す

CAPTCHA