どんな本?
おバカで下ネタ全壊な除霊モノ。
サキュバスの性異物と呼ばれる腕に取り憑かれている古屋晴久は、人、霊どちらも絶頂させる事の出来る快楽媚孔が見え。
それを突くと相手を絶頂させる事が出来る絶頂除霊能力(本人は呪いと呼んでる)を持ってしまった。
そんな古屋晴久の将来の夢は除霊師になる事だったが、絶頂除霊を隠しているために彼の除霊師学校での成績は万年最下位。
それでも何とか除霊師になりたい古屋は、同じ性異物に取り憑かれてる宗谷美咲、同性愛者をサディスティックに緊縛するのが大好きな烏丸蒼とチームを組んで除霊依頼を解決して行く。
読んだ本のタイトル
出会ってひと突きで絶頂除霊! 9
著者:赤城大空 氏
イラスト:魔太郎 氏
あらすじ・内容
サキュバスにも穴はあるんだよな……。
サキュバス王――それはかつて性の理想郷を作り上げた魔族の名。大規模テロをなんとか鎮圧することに成功した晴久たちだったが、「国内に封印された最後のパーツが奪われる」という予言によって事態はなお好転しない状況にあった。退魔師サイドはそのパーツの護衛に、十二師天にも匹敵する実力を備えた晴久たち一向を派遣する。セックスアルカディア再建という目論見も明らかになったなか、サキュバスパーツ争奪戦は、もはや神族・魔族の問題にまで発展していた。いま日本が所有する最後のパーツを巡り、種族の壁を越えた争奪戦がはじまる――!
出会ってひと突きで絶頂除霊!9
感想
サキュバスの聖遺物ならぬ性異物のパーツに魅入られた古屋と宗谷。
本来なら童戸槐のように狂って暴れないとおかしいのに、2人は性情報を見れたり、絶頂させたりと変な能力に目覚めたが普通に生活出来ている。
この反応が異常だと葛葉楓の祖母の菊乃婆さんが言う。
そんな2人に協会は他のパーツの回収を命じる。
そして、もう一つ菊乃婆さんは古屋に頼み事をして来た。
それは、絶頂司法取引で情報の対価にアーネストに絶頂除霊をする。
協会は情報が入って嬉しい。
アーネストも絶頂出来て嬉しい。
古屋本人は全く嬉しくない状態。
ただただ、快楽媚孔を押すだけのマシーンと化す。
そうして分かった情報は、サキュバスの性異物パーツを集めてサキュバス王の復活を目論んでいるらしい、、
そして、パーツ持ちである古屋達を護衛するために本部から送られて来た朝風春美と名乗る黒ギャルが来たが。
彼女は悪ノリして古屋にちょっかいを出して宗谷、文鳥、葛葉を揶揄っていた処に国際霊能テロリストが襲って来たが、朝風ことゼパルがテロリストを瞬殺で倒してしまう。
そこで彼女は自身を”最年少魔王候補ゼパル”と名乗った。
だが、魔族が護衛をする事に信じられない。
実は神と悪魔は地上に不干渉協定を締結しており、現状は休戦講和状態だと言う。
そんな彼等は最近回収されたパーツを回収するために沖縄よりさらに南にある竜脈諸島と呼ばれる研究所と観光地へ赴く。
そこで回収したのはサキュバスの子宮。
いや、古屋は男だぞ?
何で古屋に回収させるの??
何で宗谷じゃ無いの??w
そうしてアッサリと回収に成功したが、、、
諸島全体で怪異が起こる。
島中の男達がショタになってしまった。
そのせいで諸島は大混乱。
無論、古屋もショタになってしまい宗谷、桜、楓が大暴走。
しかも、ショタになってるせいで古屋も自制か効かない状態で、楓や桜に過剰に反応してしまい、彼女達を悶えさせる。
特に楓が昔やってしまった婚姻届を再びするのが地味に怖いw
法律的にって言っても古屋くんはリアルの年齢的にもダメだろに、、
そんな混乱中にアンドロマリウスが、サキュバス王と名乗る美女に口の性異物を取り付けられて古屋達に襲い掛かる。
ショタになっている古屋はほぼ無力。
しかも、サキュバスの性異物パーツを持ってる者同士で絶頂させたら、性異物を奪えてしまう。
このままでは、腕、角、子宮が奪われてしまう。
護衛のゼパルはアンドロマリウスを抑えるために戦闘を開始する。
その間に怪異の原因を見付けて、鎮火しないといけないが、アンドロマリウスは周辺の女性達を眷属化させて古屋達を襲わせ来る。
そんな眷属から逃れるために戦闘をしながら古屋達は何とか怪異を特定する装置の置かれてる所まで辿り着くが、、
ゼパルを突破したアンドロマリウスが、装置を壊してしまうが、、
怪異の起点になってると古屋が予想した土御門を絶頂除霊を叩き込む。
予想が外れていたらどうしたんだろう。。。
それでも犯罪ぽっい、、
そこから始まる古屋の反撃。
アンドロマリウスを撃退したと思ったら、今度は自称サキュバス王と名乗る女が現れて、古屋を絶頂させてパーツを取り込まれた。
さらに宗谷も絶頂させようとしたら、何故か宗谷は快楽を感じ無い身体になっていた。
え?
不感症なの?
それでもその場にいた人間はサキュバス王の供物にされそうになってしまう。
そんな危機的状況のサキュバス王の精神世界の中では、、、
古屋とミホトがサキュバス王にセクハラして、、、
絶頂させてしまう。
まだ性異物と繋がりのあった古屋はサキュバス王から性異物を取り返えしてしまう。
そうしてサキュバス王の精神世界から自身の身体に帰還した古屋達は、サキュバス王を捕縛しようとするだが、、
サキュバス王の姿が、突然神の姿へと変貌する。
彼女は、天界から地上に降りて、行方不明になってると言われていたアザゼルだった。。
姿隠しを維持できなくなったアザゼルは、今回は体勢が悪いと古屋達の前から撤退して行った。
へ?
神なのにアザゼル??
アザゼルって悪魔だよな?
どう言う事?
謎が深まるばかり。
さらに神がサキュバスの性異物を体内に保管していて大丈夫なの??
まさか、、
淫界を創るとか云うのは、自堕落な生活をしていても神気を精製出来る環境を作りたいがためか??
最後までお読み頂きありがとうございます。
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赤城大空 氏の著作の別シリーズ
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淫魔追放
その他フィクション
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